My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2014/07/14

週末の釜山日帰り旅行






ドンちゃんと、週末日帰り旅行。今回は釜山に行ってきました。

釜山はヨスからバスで2時間から2時間半の距離。チケットの値段も一人片道1800円ぐらいなので、日帰り旅行にはぴったりの場所。高速道路の都合上、光州に行くよりも近かったりするので、夫婦で良く遊びに行きます。去年の記事→

(全羅南道の高速道路や高速鉄道は整備が進んでなく、また地理的にヨスから光州に行くにはぐるりと回らなくちゃいけないのです、これもパクチョンヒ政権の名残り)

釜山は独特なカルチャーと色があります。訛りもあるし、キムチの味もおかずの味も違うし、地元愛も韓国で一番強い地域。釜山の人は釜山へのプライドがあるから絶対に訛りを直さないって言われるぐらい…。ゆえに、好き嫌いが分かれる街ですよね。韓国人でも「釜山が嫌い」という人はいるし、皮肉を込めて釜山出身の人たちを「釜山男っぽい、釜山女っぽい」とかいうのを良く聞きます。もちろん好きな人はものすごく好き。

私は好きか嫌いかは別にして、釜山は一番「半島である韓国」らしさが出ている街だなと感じます。半島という地理的条件の特徴を一番備えている地域というか。朝鮮戦争の時に最後まで守り切った地域だし、外から色々なものを受け取った港街でもあるので。なので俗にいう「釜山人」ってのが一番韓国人らしいのではないかと思います。あくまでも個人的な意見だけど。

ちなみに私は釜山という地域は好きではないけれど、釜山の人たちは好きです。釜山の優秀な学生たちに社会科を教えていた時、彼らのシャイだけど熱い人情溢れる心にいつも励まされていました。

と、私、実際に釜山に住んでいたので釜山を語ると長くなりがちだ…





さて、お昼前に釜山に到着し、2号線に乗って向かった先は「広安」駅。歩いて5分、広安里ビーチに到着です。

ここは目の前に広安大橋が架かるビーチ。海雲台ビーチよりも人が少なく、ファミリーも多く、平和な雰囲気なので私たちのお気に入りです。




生憎の天気なのでビキニは持ってきませんでした。なので今回はぶらぶらと散歩。ヨスの家の近くのビーチに比べて広く大きいので私たちにとってはかなりの解放感でした。



ドンちゃんはバシャバシャと足だけ水浴び。もちろん、足を洗う水道も完備されているので、タオルさえあれば気軽に遊べます。「スズシイ デス ネエ」とドンちゃんご満悦でした。



ランチは、ここにきたら必ず行くメキシカン料理のお店。ビーチ沿いにあって、雰囲気もいいし料理もお酒も美味しいので、2年前からお気に入りのお店です。

タコスやらブリート、サルサソースをたっぷりつけたナチョス、ポテトに豆のソースとチーズがのっかたもの、と色んなものを心行くままにオーダーし、メキシカンを堪能しました。

퍼지네이블 민락점

수영구 민락동178-13
051-754-6349





と、お腹いっぱいになった後は、コーヒータイム。ヨスにはないカフェを探して、広安里ビーチ沿いをぶらぶら散歩。ペンギン好きにはたまらない、かわいいカフェに入りました。




この白と黒の単純さがたまらなく好き。調べてみたら、ピンスが有名なお店らしいですね。ソウルナビさんに載ってました→

カフェ自体は二階にあって、室内はもちろん外の席も禁煙なので、ビーチを見ながらコーヒータイムがお勧めです。

Bing Bing Bing

수영구 광안해변로 179
051-757-7191


コーヒータイムを終えた後は、ロッテ百貨店と新世界百貨店がある2号線センタムシティ駅でショッピング。その後は…



また2号線に乗り、海雲台に来ました。夏の釜山と言ったらやはりここ。

海雲台ビーチ、広安里ビーチと比べ物にならないぐらいの人の多さでした。若者もカップルもそして外国人たちも多い。ナンパ目的の男の子たちもたくさんいて、若さ爆発!って感じ。いいですね~

海雲台もぶらぶら散歩して、そろそろデザートタイムだよねえ~ということで…


こちらのカフェに来ました。eenie meenie minie moe、韓国人のブログで見てから行ってみたかったカフェの一つでした。


そして、頼んだのがこちらのミルクグリンティーのビンス。氷が高く盛られていて、一見「これ全部食べるのきつくない?」と思ったのですが、口の中でじゅわーっとすぐに溶けるふわっふわの氷なのでペロリと食べてしまいました。練乳と抹茶の組み合わせも甘すぎないでとても美味しかった。海雲台に来たら是非、ここのビンスを食べてください~!

調べてみたら、ここのお店、釜山ナビさんに載ってました→
日本でも有名なのかな?


パッピンスを食べた後もドンちゃんとお散歩。そして夕ご飯。

海雲台に来た理由はこの夕ご飯のため。地元も人に有名なホルモン焼きのお店があるのです。




じゃじゃん。ここのお店です。見かけはとっても寂れているのですが、地元の人にすごく人気なお店。5時半開店なのですが、私たちは30分前に並ぼうと5時にお店に来たところ…すでに長蛇の列。

よって開店してから1時間待ちました。写真は食べ終わった後に撮ったもの。7時ぐらいかな?人が途切れずに並んでいます。みんな釜山の人たち。



このお店を知ったのは2年前。その日もドンちゃんと雨の中かなり待ちました。そしてやっと念願のホルモンたちを食べた時、あまりの美味しさに感動したのを覚えています。雨の中びしょぬれで待った甲斐があったと本気で思ったのです。

久しぶりに食べたここのホルモン、やっぱり美味しかった~!



私たちは대창と막창を2人前づつ頼みました。愛想がないおばちゃんがちゃちゃちゃーっと切ってくれます。匂いも最高。


そし、もちろん、ホルモンといえばビール。ドンちゃんと乾杯しました。ああ、また食べたい。口の中でとろけるホルモンたちが忘れられません。値段も二人で3000円しませんでした。とても安い。

釜山は観光客にとっては海鮮やテジクッパ、ミルミョンなんかを食べるべきなんでしょうが、ここのお店のホルモンも食べるべきだと思います。日本人、というか他の地域の韓国人たちも行かないような地元の小さなお店ですが、ものすごくオススメ。釜山リピーターの方、是非行ってみてください。

해성막창집
부산 해운대구 우1동



と、釜山日帰り旅行はここまで。

二人でいると楽しくてあっという間に時間が過ぎます。

普段、時間が流れるのを感じることはないのですが、二人でいるとびっくりするぐらい「時間」に対して敏感になります。時間が経過することを意識せざるをえないというか、私たちが時間と競争しているというか。人生は短くて、人間はかならず死ぬ、私たちもどんなにお互いが好きでいてもいつか別れが来る、だからこそ二人で過ごす時間はとてつもなく大事なんだなと最近思う。いつか人生が終わるときに、「もっと二人で過ごしたかったね」という後悔はしないように、残された時間をできるだけたくさん二人で過ごしたい。時間に挑戦していくからこそ、時間の経過に敏感になる。大事な人と過ごすからこそ、時間が過ぎるのが惜しい。そんなことをドンちゃんと釜山を散歩しながら話しました。そういえば、新婚旅行先でも話したな。


ドンちゃんのおかげで今週末の充実してました、ありがとう。




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