My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2018/05/28

回復



1ヶ月以上滞在した日本からヨスに戻って来ました。

荷造り、朝早くに空港ヘ移動、飛行機、国内線乗換え、飛行機、夜遅く自宅ヘ移動、荷解き、この一連のプロセスに日本であまり進まなかった離乳食の準備が入り、帰国後数日は精神的に疲労困憊。

が、週末思いきってお出掛けしたところ、気分がすっきり回復。美味しい韓国料理を久しぶりに食べ大満足でした。

食べたものはおかずを葉っぱで巻いて食べるサンパッ、でも目的はそこで出てくるカンテンジャン。カンテンジャンとはお肉と味噌とヤンニョンなんかを煮詰めたもので、日本でいう肉味噌みたいなもの。これをご飯に混ぜて、サンチュにくるみ食べるのが大好き。週に1回、夕飯でお弁当を頼む時必ずカンテンジャン弁当を頼むぐらい。



どんちゃんが調べてくれたこのお店は、우렁カンテンジャンが食べれるところ。우렁とはなんと、タニシ。

割りとこっちではタニシを良く食べます。テンジャンチゲに入れたり、カンテンジャンといえばタニシだし。私も初めはびっくりしたけど、食べてみるとコリコリして美味しいです。

息子が途中でぐずったので、どんちゃんにあやしてもらいながら、私は爆食いしてました。ごめんよ、どんちゃん。

疲れには美味しいもの、これ鉄則。ヨスでの生活のんびりやってこー!


にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へにほんブログ村

人気ブログランキングへ


2018/05/13

韓国文学



実家にいると有難いことに、晩ごはんを作らなくて良いので、自由な時間が増える。さらに息子の就寝時間が早まったこともあり、ヨスにいるときよりも読書に時間を割くことができた。すごく嬉しい。

色々と読んだ。湯川さんと星野さんのインタビュー、高くて買えなかったクレーの日記は図書館で借りた。

海外文学作品が好きな割に、韓国に関心がある割に、全く読んでなかった韓国文学。ハンガンの作品が母の本棚に揃っていたので拝借、あっという間に読んでしまった。

三冊読んだうち、特に考えさせられたのが、菜食主義者。ハンガンはこの本でブッカーを取ったはず。韓国でもニュースになって、通ってた大学院では、作品や著者よりも英語訳者が話題になった。韓国語を学習してすぐに翻訳した言語の天才ってことで。

菜食主義者は人間が持つ残虐性、暴力性が、自己に及ぶ時、それは他者に向けられるもの以上に、異質で狂気じみることが分かる。同時にハンガンが光州出身で光州事件に影響を受けたことが分かる作品でもある。親切心と残虐性の境界線をひょいっと渡る人間の無邪気な怖さ。

ハンガンは、あの時代の韓国が生んだ天才だとおもう。だとしたら、これから彼女の作品を追っていくことが現代韓国の底を探ることに繋がるのかも。おすすめです。

追記
光州事件をモチーフにした少年が来る、もおすすめです。ハンガンの世界観を割りとわかり易く読み解ける作品。


にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へにほんブログ村

人気ブログランキングへ


2018/05/10

風薫る



風薫る5月、1年で一番好きな季節です。

息子は木々の柔らかい芽吹きが風に揺られる様子がお気に入り。なので晴れた日は、買い物がてら散歩に出かけ、ファミマでコーヒーをテイクアウト、公園のベンチに座り、息子と一緒に上を見上げ、みずみずしいグリーンの葉が風に揺れるのを眺めています。この日は連休中だったので、母も一緒に。


ベビーカーに乗った息子とこんな風に空を見上げて過ごす5月はこの先訪れない。私の人生でこれっきりなんだなぁ。


この歳の、この瞬間の、息子と過ごす時間は二度と得られない。なんて貴重で、なんて儚いものなんだろうと思う。



にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へにほんブログ村

人気ブログランキングへ


2018/05/02

緊急来日


息子に会いに緊急来日したどんちゃん。

息子が誕生してから、毎日朝早く起き、掃除し、6時前に出社し、定時で上がれるように休憩なく仕事し、定時であがり、帰ったら育児をし、いつもお疲れだったはず。別れ際、私たちがいない間は、夜に映画を見たりビール飲んでのんびりしてね、と言ったら、ヨスでひとりぼっちは生きている意味がないと、1週間後にはチケット予約して、その1週間後に来日してた。

どんちゃんらしい行動。自分の人生で何が一番大切なのかを、自分が一番良く知っている人だなと思った。

実家は楽だけど、やはりどんちゃんがいてこそ育児は楽しいことがよく分かった。二人で、息子の一挙手一投足をじいっと見つめるこの時間こそが幸せであり、それが今の全てな気がする。

息子が生まれたから幸せ、ということではない。もちろん息子はたまらなく大切でたまらなく愛しく、私の喜びであるけれど。どんちゃんと結婚して、二人で息子の親として息子に出会えたから幸せなんだと思う。

次は二週間後に会いましょう。


にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へにほんブログ村

人気ブログランキングへ