My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2015/04/26

ドイツに到着しました


かわいいフィンランド航空に乗って、ヘルシンキヘ。
そこから更に乗り換えて、飛行機で2時間。



ドイツはフランクフルトに無事到着。



これからドンちゃんと9泊11日、東ドイツを周り最後はパリへ向かいます。

ブログは更新できませんが、instagramはちょこちょこ更新するつもりなので、是非覗きに来てください。


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2015/04/24

結婚パーティー




私もドンちゃんもヨスに来て丸二年が過ぎました。私はともかく、ドンちゃんにとってもヨスは縁も所縁もない土地。彼は高校まで光州で過ごし、大学はソウル、新卒で入社しヨスに赴任したから。

最初は私もヨスでの生活が大変だったけれども、きっとドンちゃんの方が何十倍も大変だったのではないかと、今なら思えます。新卒で就職してすぐに結婚し、社会人としての始まりとヨスでの生活の始まりと新婚生活が三重に重なったドンちゃん。しかも新婦は外国人。「就職したらすぐに僕と結婚してね」と言ったのはドンちゃんだったので、結婚できたことをものすごく喜んでいたのだけれども、それでもかなり大変だったんじゃないかなと思う。しかしながら、彼はいつもポジティブで底抜けに優しくて、仕事も新婚生活も楽しんでいるのが伝わってきます。

そして今日は、そんなドンちゃんと私の結婚パーティー。ヨスにて、ヨスで出会った人を招待して。結婚生活が始まった、いわばもう一つの人生がスタートしたヨスは、やはりとても特別な場所。「支えてもらっていることに感謝」とかそうゆうの好きではないけれども、でもこうやって笑って生活できているのはヨスで出会って、私たち夫婦を応援してくれている人たちのおかげでもある。

といってもほぼ、彼の会社の人たち。招待状は会社で一人ひとり手渡しして100枚配ってたらしい(爆)プラス、ソウルの本社や他の地域の研究所、中国やインドに駐在している方たちにも。なのでヨスの人というより、彼の会社の人たちという方が正しいかも(苦笑)てか、100枚手渡しって。チラシか!彼の会社の人でヨスに勤務している人は2000人ぐらい。100人だからおよそ5パーセントに配ったってことになる。しかも配ったの、三日前(爆)相手のスケジュール無視。華金なめてるよね。


とりあえず、無難にやり遂げればいいな。


写真は最近ハマっているマンゴーのアイス。
とても美味しいです。
これ食べて緊張を解こうと思う。



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ヨスでの人付き合い


難しいね、人付き合いって。


という議題で、昨日はドンちゃんと話し合い。美味しい国産牛が食べられるお店で、ジュージューとお肉を焼きながら。平日は外食を控えている我が家だけど、昨日は特別。だってものすごくストレスが溜まったから。そうゆうときは二人で美味しいものを食べに行く。これ、二人の鉄則。




話は唐突に変わるけど、私は小学校3年生の時に「星野道夫」の写真集と文章に出会い、強烈に惹かれ、6年生になるころには彼の作品をすべて読破。もちろんアラスカにも連れて行ってもらいました。私が小学校5年の夏に彼は亡くなってしまったのだけれども、今の今まで星野さんの作品のファン。彼の写真や文章を通しての影響は私の骨や血、肉となっています。

彼は写真家だけれども、その真髄は文章。彼が綴る文章は重厚で柔らかく、そしてみずみずしい。いつでも読めるようにと、書籍はすべて日本からヨスに持ってきて私の側に置いています。

この前、久々に星野さんの本を取り出し、ページをめくりました。大好きな、そして読み慣れた文章。しかし、そこではいつもとは違うものを感じたのです。

いつもは自然の悠久な時に対しての人間の小ささ、アラスカの野生動物、ネイションを通してみるアジアと太平洋と北米の繋がり、こんなことを感じるんです。しかし、今回は違いました。ページをめくりながら胸に訴えてくるのは、フェアバンクスに住む住民たちを見つめる星野さんの温かいまなざし。

星野さんはアラスカ第二の都市フェアバンクスで暮らしていました。そこでは自分の家を持ち、住民として生活していて、いくつかの著作の中にもフェアバンクスの人々の話があったりします。それを読むたびに、いかに星野さんが異国であるしかし自分の街であるフェアバンクスを愛し、そして同じようにフェアバンクスで出会った人々を尊敬して愛しているのがものすごく伝わってくるのです。

それはきっと自分もそうでありたいと思うからなんだろうな。私もヨスに住み、ヨスの人々と付き合い、星野さんとフェアバンクスのように関係でいたいなって思うから。




で、話は元に戻ります。そんな関係でいたいなと思う反面、それがとても難しいことにも気づき始めている最近。人付き合いって本当に難しい。自分が地域ぐるみの付き合いをするとは思っても見なかったし、この付き合いが楽しい一方、ものすごく大変だなんて思っても見なかった。

言い訳を言わせてもらえば、ヨスはソウルとは全然違う。人と人の距離もものすごく近く、親でもないのに安否電話(韓国で義理母が嫁に対して、一日の報告を要求する電話、ドンママはそんなことしないけど)も要求してくる。食堂に入れば隣の人が知りあいってぐらい、ここではみんなが顔見知りで、それゆえ結束力も強い。

このような環境で私とドンちゃんは、これ以上踏み込むのか、もしくはほどほどに付き合うのか、でものすごく悩んでいます。郷に入れば郷に従え、その通り。そして夫婦二人きりじゃ生きていけないのも確か。人と人のつながりは大事。でも自分がストレスを感じてまで、そうする必要はあるのかな。その狭間で揺れているのです。

ストレスを感じず、なおかつ楽しみながら付き合って行ける方法はないのかな。まずは自分なのかな。自分が変わるしかないのかな。星野さんとフェアバンクスの人々のようになりたいと思う前に、自分が星野さんみたいな人になれるようにまずは努力しなければならないのかしら。


ああ、難しいね、人付き合いって。って結局振り出しに戻る。


写真はストレス解消のために食べに行った牛肉が美味しいお店で頂いた牛の四骨のスープとお肉。お得意様だからと、会計の時に「持ってて!」とおばさんが持たせてくれました。つまりそれだけ私たちが通っているということだけど(苦笑)


店と客、こんなさっぱりとした人付き合いが好きだ、思う。




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2015/04/21

おうちで韓国ごはん―さっぱり食べたい時―




最近ずっと雨だったけれど今日は爽やかに晴れ上がった。太陽が見えない日が続いたので分からなかったけれど、木の下は日影が多くなっていた。見上げれば新芽たちがグングンと成長していた。この季節の晴れっていいな。でも窓側に座ったバスの中では日差しが強くて、少し体が火照ってしまった。気を付けないとあっという間に夏だよな、と春をもっと自覚しようって気を引き締めた。

さて、冬が終わり春になる時期にぴったりの韓国ごはん。さっぱりと食べたい時におすすめなのが、ビビンミョン。비빔명。




これ大好きなんです。インスタントだけど、すごく美味しい。日本に帰省するときは家族やお友達経のお土産にしています。辛いけれど後を引く美味しさ。冬の夜食といえば熱々のラーメンだったけれど、最近の夜食はこれ。




しかし、夜食ではなくて夕飯として食べる時もあります。そんな時は野菜たっぷり、冷やし中華感覚で食べます。サンチュにトマトにカイワレ大根、そこにゆで卵とシーチキンも。キュウリは入れません。私が唯一食べれないものがキュウリなんです。って誰徳情報。あ、具の中でもシーチキンは必須です。野菜がない時でも必ずシーチキンはいれます。辛いソースと良く合う。

この日はランチに揚げ物を食べて胃が重かったので、さっぱりとビビンミョンにしたのでした。おいしかった。これからの時期オススメです。

美味しいし、何より簡単だし。今日の夜食で食べたいぐらい。


我慢しよう



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2015/04/18

お気に入りの日焼け止め



前回、ここのポスト(→)で紹介したCNP Laboratoryの化粧品たち。韓国のドクターズコスメを代表するブランドです。使ったら最後、使い心地が良すぎてリピートしています。

今回は同ブランドの日焼け止めも購入。サンプルを使ったところ、しっとりするのに塗った後の圧迫感がゼロ。敏感肌のドンちゃんが使っても大丈夫なぐらい優しい使い心地。さっそく買い足しました。

以前はずっとキュレルのを使っていたのですが、韓国では買えないので。日本で買ってくればいいのですが、日焼け止めは一年中毎日塗る消耗品なので、なるべく現地調達したいなと考えていました。

写真右のクリームも最高。ふっくらと柔らかい肌になるので手放せません。


ぴったりなものが見つかってすごく嬉しい。



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鉄道オタクに救われる私



今学期は学部の授業も受けているので中間考査がある。たかが学部なので、講師の言葉や教科書に羅列されている用語を使って、頭で再構築し、自分の考えを生み出して答案用紙を作ればいいだけ。これといった問題提起を示す必要もなく、するどく突っ込んだ独自の考え方とその論理を披露する必要もないので、楽といえば楽。が、やはり大学院生だから一番いい点数を取りたいという欲望が渦巻き、それがかえってプレッシャーになり、自分の首を絞めている状況。

それに加え、来週の金曜日までに準備しなくてはいけない大学院のプレゼンたち。生徒が二人なので二週に一度回ってくる。毎回渡される論文は高度になり、読むだけでも精一杯。

陶芸は来月の展示会のために作品を作っているのですが、なかなか進まない。グループ展なので迷惑をかけることができない、が時間がない。

そんな状況の中、仕事の話が入ってきた。ここではフリーランスだった私。自分でポートフォリオを作り営業して仕事をもらうのがほとんどの中、こうやって声をかけてくれるのはものすごく有難い話。しかし、状況が状況のためにこの話を受けるのか悩んでいる。大学院と陶芸でいっぱいいっぱいなのに、すべて両立できるのかなって。

そしてそんな風に悩む自分が、なんだか甘い感じがして失望している。


そんな只今マイナス絶不調の私を慰めてくれたのがタモリ倶楽部。


タモリ倶楽部の鉄道オタクの企画もの。ちょっと昔の、京急久里浜工場に行くやつ。タモリさんと原田さんと岸田さんと南田さんたちのディープすぎる鉄道世界が垣間見れるのですが、彼らの姿勢にものすごく励まされました。

好きなものに対してまっすぐに一途なところ、好きなものに対して絶対に裏切らない純粋さ、そしてそんな自分を受け入れている姿。

放送を見ながら涙が出てきました。なんで自分のこの状況がこんなに苦しいんだろうと考えた時、自分の損得勘定が陰で働いているからだと気付きました。いや、とっても大事なことなんだけど、陶芸も勉強も仕事も、すべて出産後の自分のために生かしてやるんだという(妊娠計画ないけど)未来の自分にとって利益になるようなことだけを考えすぎて、今の自分をものすごく雁字搦めにしていたのかなと。

そんな風に据えたので、彼らの姿がまぶしくなったのでした。


どんなことにも困難は伴うけれど、そうだな、これからは、損得勘定とは別の本質的な困難のために時間をかけて悩んでいきたいと思う。そして自分の好きなことに対してまっすぐに正直にいようと思う。


ゴールド会員の中では
南田さんが好きです


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2015/04/14

ここでの暮らしを楽しむ





が勉強をしていたら、いつも温かいお茶を持ってきてくれるドンちゃん。最近は「オ マ タ テ チマ シ タ~」と机にコップを置いてたら「ハーイ ドーゾ ゴユクリ」という言葉を添えてくれます。「ありがとう~」と言うと「ヨカタネ~」と微笑みながら下がっていきます。ドンちゃんいわく、日本式のおもてなしらしい。

全然和まないけど(爆)でも、お茶は美味しいので有難く頂いてます。





て、昨日はヨスにいたので、久しぶりにバスに乗って市場に行ってきました。春のものを買いたいな~と漠然としながら、いつものおばさんの所へ。

先日、天ぷらにした春ウドを発見。今度は韓国式に食べようと思って再び購入。おばさん曰く、軽く湯がいてチョジャンで食べると美味しいよ、とのこと。チョジャンはお酢とコチュジャンのソース。

他に何か春の食べるべきものある?と聞くとニンニクの芽を勧めてくれました。おばさんオススメの食べ方は煮干しと一緒に炒めたもの。




ニンニクの芽と煮干しもいいけど、雑魚と一緒に炒めたいなと思い、隣のお店で雑魚を購入。升いっぱいに入れてもらいました。スーパーで買うより安かったです。でもミョルチは水産市場の方で買う方がいいかな。



道端ではトマト農家のおばさんを見つけました。小粒で形がいびつなものを安く売ってもらいました。でもものすごくみずみずしくて甘くておいしい。一日3個4個ずつ消費してます。

この日は、雑魚とニンニクの芽を砂糖、水あめ、お酒、お醤油で炒めたもの、トマトと新玉ねぎと雑魚のサラダ、春ウドは結局和風に酢味噌を作って和えました。


場で買い物することって本当に面白い。この土地で暮らしているということをものすごく意識することができるし、同時にこの土地での暮らしを楽しめている気もするから。

どこにいても、そこで楽しく暮らせるコツは、そこにある食材で日々楽しく美味しく料理することができるかどうか、だったりするのかも。


最後に、一番上の写真はヨスにある一番好きなパン屋さんで売られているマフィン。マフィンというより柔らかい卵パンみたいな感じ。素朴で美味しいです。


お気に入りのお店を増やすことも
そこで楽しく暮らせるコツかも


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2015/04/11

春の恒例デート





は散り始めたけれど、ツツジの蕾が大きくなってきたヨス。ヨスのツツジはどこか野性的な美しさがあるので、大好きです。

曜日の今日は朝からとってもいい天気。「午前中だけ仕事を片付けに行ってくる」と会社に行ったドンちゃんを見送った後、発表の準備(4つある)をせねばと気合を入れたのですが、あまりに良い天気なので主婦の血が騒ぎ…ベットシーツや枕カバーを引きはがし洗濯機を回して、掃除機をかけてクイックルワイパーで仕上げをして…と気づいたら家事していました。



窓から流れてくる風は春の匂い、土や陽を浴びた緑の匂い、が今日に限ってしてきました。もちろん私の気分は上昇。嬉しくなったので、ランチの準備。人参とクミンのマリネを作ろうと一本丸ごと千切りにして塩もみしました。安売りで買ったエビの下準備も完了。



そのあとはコーヒーを淹れて、ブログを書いています。結局午前中は勉強できなかったじゃんね。気持ち切り替え、午後に集中しましょう。


て、春の恒例といえば、山菜の天ぷら、筍の炊き込みご飯、菜の花のお浸し!どれも春恒例の母の食卓。小さいころからの大好物。

とても好きなのですが、筍や菜の花はこちらでは全く見かけません。がしかし、だからと言ってまったく食べられていないというわけではなく。おそらく、国は違えど、昔から「周囲に存在するものを食べる」という点は世界共通だと思うので、筍も菜の花も存在する韓国では、家庭でももちろん食べているはず。ただ、スーパーではみかけないだけの違いだと思っています。現に筍の缶詰はよく見かけるし。



万が一あったら買おうと!とスーパーで筍や菜の花を探していた時に目に飛び込んできたのが、このウド!韓国語では땅두릅、特に땅が付くと根の部分のことを言い、두릅だけだと葉の部分のことを言うみたい。

まさか韓国で出会えるとは思っていなかったので、嬉しくなりました。韓国ではどんな風に食べているのかなと調べた所、ムッチムで食べるみたいですね。根の部分はコチュジャンと酢で作るヤンニョンで和えたり、葉の部分はイカと他の野菜と一緒に辛く和えたり…食べ方は違えど、春の味と言う認識は一緒みたいです。




そして隣にはワラビも!韓国語では고사리。ナムルでお馴染みで、食堂に行くとはるだけではなくどの季節を通しても見ることができます。いつも乾燥して売られているワラビは見るのですが、生は初。ドンちゃんも大好きなのでもちろん購入。恥ずかしながら、わらびのあく抜き方法を知らないので、実家の母から聞いて実践しました。

どちらも今夜、天ぷらにする予定。ふきのとうもあれば最高なんだけどな。


の恒例、その二。ビザの更新。

日本の韓国領事館で結婚移民のビザを発行してもらったのが4月。なので4月になると毎年ヨスの入国管理局に行って更新の手続きをします。

去年も今年も、ドンちゃんと一緒に。午前中に市役所で書類をそろえて、そのまま入管に行き、手続きし終わったら外でランチデートという流れ。もちろん平日なのでドンちゃんは有給を使い会社を休みます。

配偶者と一緒じゃなくても更新の手続きはできると規定されているし、もちろん語学的にも私一人で充分なんですが、なぜドンちゃんと一緒なのか。それはやはり、ビザというものが私だけに関わることではないから。結婚して発給された以上、二人に関係することなので、二人で一緒に手続きをするべきというのが私たちの認識だからです。運転免許や大学院の手続きなんかとは違う、「二人」でここ韓国で生きていくためにまず必要な大事な手続きだと考えるから。

二人のことは二人でできるだけ共有していくのが一番。

ちなみに、今年の更新ではビザの期間が2年分!来年ではなく2年後に更新すれば良いことになりました。去年は1年分だったのに…2年分は子供がいなくては無理だと聞いていたので嬉しい!

永住権はいつから申請できるのか聞いたところ、私の場合来月から申請できるみたい。ビザの期限が2年なのでこの2年で永住権を獲得したいなと思っています。獲得できれば地方選挙権もあるし、ビザを更新する必要もなくなるし、韓国に入国するときにもっと楽になる。

もちろん永住権をもらったからと言って、国籍が変わるわけではありません。帰化しない限り私はずっと日本国籍保持者。

帰化といえば、ドンちゃんが日本に帰化したときの名前をすでに考えてました。


ナカムラ ドン


にしたいらしい。なぜナカムラか。私の友人たちの苗字の中で一番綺麗な響きだからだとのこと。ドンちゃんの名前はドンの後ろにまだ2文字続くのですが、「ドン」になるなら、あと二文字の名前たちはどうなっちゃうの?と聞いたところ、「イ ラ ナ イ 」と日本語でバッサリと言ってました。

って帰化って簡単にできるものではないし、名前も制限があるのではないか?


とりあえず、仲村鈍(ドン)さんが帰ってくるのでランチの準備をしようと思います。


話が脱線したけれども、春恒例にビザ更新デートが来年ないのは悲しいけれど、永住権の申請を鈍ちゃんと一緒に二人で進めていこうと思います。



どちらかと言うと、運動神経いいし反射力もいいので鋭だけどね。
顔を見ると鈍って感じ。



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2015/04/08

光州より春便り



ずっと天気が悪く花曇りの日が続いた韓国。今日は久しぶりに晴れたけれども、気温がぐんっと下がりとても寒く、スプリングコートではなくニットコートを羽織れば良かったと後悔。東京は雪が舞ったとか…。明日からは春の陽気を感じることができると聞いたので、ちょっと楽しみ。

いつもカフェでは温かい飲み物ばかり頼んでいたので、スムージーとか飲めたりするぐらい暖かくなったら嬉しいな。




こちらの地域、おそらく桜の開花は韓国では早い方。なので満開だった桜はすでに散り始めています。散っていく桜は美しくも儚くて、なんだかひとりの人間の人生を見ているよう。変わらないものなんて何もない、無常観を感じてしまいました。年のせい?

日本の両親からは、祖母が桜をうっとりと眺めている写真が届きました。ものすごく嬉しかった。祖母が無事に退院できて元気に春を迎えられたから。そして、祖母と同じように自分も桜を通して春を感じることができているんだって思ったから。




写真は大学のキャンパスで見つけた芝桜とおそらく緋寒桜。桜に気をとられていたけれど、実はこっそりと咲いていた彼女たち。キャンパスではあまり注目する人もいなかったので、ひとり占め。心行くまま眺めて、写真を撮りました。

思えば、花たちが咲き始めているのを見つけて春だなーと感じる感性、これは祖母から受け継いだものなのかも。そういった感性は誰にでもある、とっても当たり前のものだから、それが自分にとってどんなものなのかとは、今まで考えたことなかった。

でも桜を眺める祖母の表情を見て、私の感性はもしかしたらものすごく祖母の影響を受けたんじゃないかなと、漠然と思うようになりました。

花を見てきれいだなと思う感性だけではなくて、何かを作りたい情熱とか。私は陶芸で、祖母は歌と裁縫だけど。


人間の人生は短くて儚くて無常だけど、だからこそ祖母、母、子、と受け継いでいくものがあるのかもしれない。それが意識的にも無意識的にも。そう思うとちょっと救われる自分もいます。


来年は祖母と桜を眺めたいな。




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2015/04/06

サプライズ



今月で結婚二周年だった我ら夫婦。お祝いは早めにソウルでしたので、しかもかなり大満足だったので、記念日当日はすっかり忘れていた私。

いつもと変わない質素な夕飯を作っていたら、ドンちゃんが帰宅。手には花束とケーキ。一瞬なんだか分からなかった私。そんな私に「僕ら結婚して2年だね」と幸せそうな笑顔で今日が記念日だということを教えてくれたドンちゃん。彼はしっかりと覚えていてくれて、当日もサプライズをしてくれたのでした。



今回貰った花束はピンクの薔薇。薔薇をもらうのは久しぶり。付き合って100日に赤いバラの花束を持ってドンちゃんが私の住む寄宿舎に来てくれた時、遠距離恋愛時代に韓国に遊びに行ったときドンちゃんが空港で薔薇を持って私を待っててくれた時。薔薇を贈ってもらった時の記憶が蘇りました。サプライズの度に花を贈ってもらうのですが、やはり薔薇は貰ったどの花よりも、その時の記憶と鮮明に結びつく花だなと思います。少なくとも私にとっては。

結婚2周年のピンクの薔薇も、きっと私の記憶にしっかりと、その時の気持ちや空気と一緒に結びついてくれるんだろうな。



食後のデザートにドンちゃんセレクトのケーキを食べました。ろうそくの数も2にして、二人で願いを唱えた後に吹き消しました。



ベットに入って寝ようとしたら「まだ寝るのは早いよ~」と手紙をくれました。ドンちゃんお得意の手紙サプライズ。相変わらず、dearの後に続くのはぼくのお姫様だったけど(爆)でも手紙が一番うれしいです。どんなプレゼントよりも私への想いがギュッとつまっているから。


と、ささやかなサプライズのおかげで結婚記念日当日も幸せいっぱいに過ごせました。


自分の母国と最愛の人の母国、一言じゃ言い尽くすことができない複雑な関係の中で、自分の母国が悪く言われたり、彼の母国が悪く言われたり、色んな声が聞こえるけれど。しかし、そんなものはわたしたち家族には何一つ関係ないと強く断言できる。人が誰かを好きになって、その誰かを大事にしたい、大切にしたいという気持ちに国は関係ないと思うから。全てドンちゃんと付き合って結婚して学んだこと。

ドンちゃんの妻になれて、ドンちゃんと家族を作ることができて、一緒に人生を築くことができて私は本当に幸せ。


3年目も楽しいこといっぱいな毎日にしよう。



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2015/04/04

真っ裸の感覚





々な訳があって、今学期学部生の授業も取っています。その一つが「日本の生活文化」というもの。人文系の科目の中では、一番成績が採りやすいかな~私日本人だし~とかなり安易に考え選択したんですが…この時の私は知らなかった。かなり自分を苦しめることを。

業の最初はまず「日本人論」の講義だったんですね。ちなみに先生は教授ではなく講師。専門は日本文学で文化ではないため、「日本人論」はアメリカ人の文化人類学者ルースベネディクトが書いた「菊と刀」を参照にしていた模様。(先生の名誉のために書いておきますが、かなり客観的に日本を見ることができるだけでもなく、韓国の事もものすごく客観的に見ることができる方)

楽勝だと思っていたのですが、ルースベネディクトの菊と刀を軸に進める「日本人論」の講義、聞くのがものすごく辛かった。聞きながら、嫌な感覚が自分の中に広がっていくのを感じ、漠然としてました。

んでだろう?何がそんなに私を辛くするんだろう?って考えました。

文化人類学の文化相対主義という理論のせいか?菊と刀の内容のせいか?いや、おそらく同じ内容の講義でも、日本の大学で日本人に囲まれて聴いたとしたら、きっとこんなに苦しくは思わなかった。ということは、聴いている自分の環境、つまり、韓国人という外国人に囲まれて自分一人日本人と言う環境のせいなんだと、結論付けました。

自分の文化が、自分自身が真っ裸にされる感覚。でもそれが自分が頭に思い描くナイスバディ―ではなくて、改めて鏡の前で見たらお腹にお肉が付いた自分でもびっくりな身体。そんなありのままの少し醜い姿を、自分とはまったく異なる文化(身体)の人たちに見られたり、指摘される、まさにそんな感じ。「当の日本人」ひとりという環境が私が感じた嫌な感覚の原因、プラス私のなけなしの愛国心。

講義自体は日本人論を離れて、今は本題の生活、主に年中行事から日本の文化を見るという内容になっているので、苦しさはありません。

本人論は苦しかったけれど、いい経験をしたなと思いました。ルースベネディクトが正しいのか正しくないのかは置いといて、自分は日本人だからと言って他の国の人たちよりも日本人というものを知っているわけではないということに、改めて気づけたからです。そして韓国に住んでいるからと言って韓国人を語れるわけでもないということも。自分の国の事も他の国の事も、自分自身が関心を持って学ぶ(大学で勉強するだけではなくて、自分自身の目で見たり聞いたり自分の経験をしっかりと自分の頭で整理したり)そうゆうことを得て、初めて自分は日本人を「知っている」ということになったり、韓国人論を語れるようになるんだろうなって。


の授業、人文系の学生だけかと思いきや、教養科目なので色んな学部の学生たちが履修しています。グループワークもあって、私のグループは経済学部、理工学部、新聞放送学部のメンバーから成っています。日本の生活文化の授業が「教養科目」にあるってすごくないですか?文化や日本を専攻する学生たちだけではなく、専攻関係なく学ぶことができるんです。私はすごいなと感動しました。日韓関係にとってもとても大事なことだなと。一方、日本はどうなんだろう。私の通った大学には教養科目で「韓国の文化」はなかった。確実には言えないけど、ある大学は少ないんじゃないかな。あるべきだと思う。隣国だもん、学ぶべきだと思う。


写真は関係ないんですが、鶏肉をレモンとハーブとニンイクとオリーブオイルでマリネしたもの。夜はこれを焼けばいいので、夕方までは勉強に集中できそう。グループワークの準備しよう。




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