My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2015/01/26

ホワイトシチューの思い出




日の天気は雨時々曇り。朝から部屋の中が暗いけれど、ユーカリの香りのキャンドルを焚いて気分を持ち上げる。


て、先日、寒かったので久しぶりにホワイトシチューを作った。鶏肉と野菜とハウス食品のルーを使って作るいたって普通のシチューだけれど、作るたびに思い出す記憶がある。

結婚してヨスに来て初めて作った料理がシチューだったこと。

料理に自信がなかった私でも簡単にできるから、という理由で選んだメニュウ。シチューだけじゃだめだからと、ブロッコリーを茹でてサラダも作った。サラダにはコーンも添えた気がする。日本で買ってきたカレー用のお皿にシチューを盛って、サラダはヨーグルト用に買ったブルーのボウルを使った。ランチョンマットは色違いで、私は黄色、ドンちゃんはグリーン。キッチンのダイニングテーブルで、私はエプロンをつけたまま、いただきますをした。





ドンちゃんはスマートフォンで二人で囲んだ食卓を撮影、フェイスブックに「たまには妻自慢をしたい」という言葉とともに写真を掲載していた。私はなんだか恥ずかしかったけど、嬉しかった。シチューを食べながら、何を話したっけ。ドンちゃんはとっても幸せそうに、美味しそうに食べてくれて、食後は一緒にお皿を洗った。

んな小さな二人の記念日を思い出したのだった。

「マイベイビーと結婚して、マイベイビーが作る料理を毎日食べるのが僕の夢だ」と付き合っている時からドンちゃんは私に熱っぽく語ってくれてた。その日から、私は彼のその夢を叶えてあげている。一方で、結婚に対して特に憧れもなく、付き合っている時は結婚よりも自分のことが優先だった私だったけど、「ドンちゃんに美味しい料理を作ってあげたいな」という夢はずっとあった。美味しそうに食べてくれるドンちゃんが、それを叶えてくれている。


人でしか二人の夢は叶えられない。それは、してあげるとしてもらうの枠を超えたものなのだと思う。それは、日々のささやかなものだけど、二人が一緒にいるうえでものすごく大事なものな気がする。それは、物質的に別々の個体である二人が、一つになるためのもの、かもしれない。


そんなことを考えながら、ホワトシチューを煮込んだ夜。



ごちそうさまでした

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