My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2013/11/05

自然の色彩





夕方いつものように家路を急いでいたら、授業が終わった学生たちに出くわしました。
制服に白のタイツを合わせている女の子たちが多いことに気づき、冬はそこまで来ているんだなと実感。同時に学生服で季節を感じるなんて、私も年を取ったんだなと痛感。ついこの間まで、ミニスカートの制服にルーズソックスだったはずだったんだけど、数えてみれば10年前。
薄いキャメルのタイトな上着に同色のチェックのスカート、そして白いタイツを履いた女子高校生たちがことさら輝いてみえるわけです。

さて、先日、冬が来る前に、とドンちゃんと紅葉を見に、ヨスの山奥のお寺に出かけました。
バスで20分、興国寺です。ちなみに春にも行ってきました→記事




高麗という国であった時の国教は仏教だった韓国ですが、
その次の李氏朝鮮時代は儒教が国教に。
仏教の華やかな文化は衰え、シンプルで素朴な文化が立ちあがってくると同時に
排斥を逃れお寺も山奥へ立てられるようになったと、聞きました。
だから韓国のお寺は山の中にひっそりあるんだと。
おそらく、李氏朝鮮時代の儒教政策に依るところも大きいのかもしれないけど、
日帝時代の植民地政策の影響も大きいいいんじゃないのかなと考えるんですが、
どうなんだろう。勉強しないとな。




紅葉はまだ早いかなとは思っていたけれど、やっぱりまだ少し早かった(笑)
こっちのナンド地域はソウルやカンウォンド地域よりも遅いです。

でも、だんだんと色づき始めた自然のグラデーションもとても綺麗。







お寺の奥にはトレッキングコースもあるので、ドンちゃんとお散歩。
お店でテイクアウトしたキンパを食べて休憩しながら約2時間、紅葉を楽しみました。




山に囲まれているので、空気も澄んでいて、リフレッシュ。
そして、自然の色彩に適うものはないんだなと改めて実感。
四季があり、そしてそれを感じさせてくれる自然がすぐそばにある生活を送ることができるということって、とても贅沢で幸せなことなだなと思いました。

燃えるような紅葉も、足元でパサッと音を立てる黄色い葉も、会えるのはまた次回。
来年もドンちゃんと来たいです。



余談

帰り際、ツアーの団体客が到着。日本でいうハトバス的な。
実はこのツアー、愛人を見つけるために参加するおじさんおばさんが多いと噂されるもの。
噂は本当でした、実際に、おばさんを口説くおじさんを目の当たりにしました。
「今日初めて会ったばっかりだし…」と拒むおばさんに一生懸命愛の言葉を投げるおじさん!
おもしろい世界を見ることが出来ました。社会勉強ですね!



にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村

にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(韓国人)へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿