My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2013/08/12

Green of August. 宝城へ


溶けるような週末の暑さの中、ドンちゃんと二人で宝城郡(보성)へ出かけました。
高速鉄道はスンチョンで乗り換えて1時間半。

目的は茶畑。宝城郡はお茶で有名観光地なのです。(コチラ参照)
大韓茶園という観光農園を訪ねました。
2年前の冬に二人で来て以来です。
(あの時は二人とも貧乏学生だった…)




2年前に来たときは冬だったため、全体的に寂しかったのですが、
今回は素敵な緑と出会えました。





私の中で緑と言えば、5月の若葉の季節。
あの柔らかくて、新鮮で、みずみずしい色。
に対して、今回、ドンちゃんと一緒にみた、この緑。
太陽の光をいっぱいに吸収して、その熱が溶け込んだような色でした。

8月の緑も、素敵だなって思いました。
結局、自然が織りなす色彩に敵うものはないんだな。



さて、大韓茶園の散歩も良いのだけれど、
忘れてはいけないのが、ここで食べる緑茶ソフトクリーム~



と思ってたけど、アイスよりも冷えた緑茶の美味しさに衝撃を受けました。



韓国の緑茶の製法は日本とは違うらしい。
発酵させないための加熱方法が、日本は蒸すのに対し、韓国は煎るみたいです。

だから、日本の緑茶に比べて香りがとても高いのかな?
味はさっぱりなのですが、本当に香りが良いのです。中国茶に近い感じ?

なので、お土産ショップでも買ってしまいました。
20パック入りで2000円のと、60パック入りで700円の。
2000円の方はお客様用にします~


お昼ご飯は、韓国人が宝城に来たら必ず寄るお店である(ドン説)
「보성 녹차 떡갈비」へ。
緑茶を食べて育った豚と牛の肉のトッカルビのお店です。
トッカルビはという日本でいう「つくね」みたいな料理。

光州をはじめ、全羅南道ではトッカルビが有名なのです。

さすが、食通ドンちゃん(?)がリサーチしたお店だけあり、
お昼過ぎにも関わらず、地元の人、韓国人の観光客たちで溢れていました。

私たちも30分ぐらい待ってやっと入れました。





こちらがメインのトッカルビ。豚と牛をそれぞれ頼みました。
サンチュで巻いて食べます。







さすが全羅道に位置する宝城、おかずの種類が豊富でした。

肝心の味も、お肉が柔らかくってとっても美味しかったです。
ドンちゃんと美味しいものを食べている瞬間が一番幸せ。




会計後にはお茶を貰いました。宝城緑茶、これコンビニでもよく見かけます。
さっぱりとしていて美味しいです。


보성 녹차 떡갈비
住所:보성군 보성읍 우산리 27-1
電話:061-853-0555





これからも、こうやって色んな所にいって、色んなものを見て、食べたいな。
一人じゃなくて、大好きなドンちゃんと話しながら。

ドンちゃんと会話しながら色んなものに触れあうことで、
自分だけの感性を育てていくことができる。
ドンちゃんは私の感性のスパイスです。

八月の緑に目を奪われ、お肉でお腹いっぱいになった週末でした。




像を結ぶ




「もう、本当、心から参った」という言葉がぴったりだった先週。
月曜日の台所のトラブルから始まって、金曜日の蕁麻疹で終わった先週。
大変だったけど、二人で一緒に解決をしていった先週。
そして楽しく穏やかに過ごせた週末。

結婚しても鏡に映る二人の姿はまだ恋人同士に見えて、
ドンちゃんと自分という夫婦の像を、なかなか結ぶことができなかったけど、
生活が、夫婦という実感を形作っていくのだなと思いました。

トラブルがあったり、大変だったり、楽しかったり、
そうゆうの全部が生活の一部だもんね。
色んなことを経験して乗り越えて一緒に成長して、
はたから見ても夫婦に見えるようになるのかな。


って書いたけど…

本当大変だったの。
なんだったんだろう、あれ。
あの、一気に、ガーッて、何もかもが、来る感じ!

ま、でも終わったからさ、いいのさ。
ドンちゃんがいない時でも一人で解決しようと頑張ったし!
そして今週は、ゆったりとした気持ちで過ごせますように、どうか!




写真は週末に訪ねた、宝城(보성)の茶畑にて。
(詳しくは次のポストで)

この夏新調した、二人でお揃いのビルケンシュトックのサンダルを履いて。

ソウルに行ったとき、ビルケンシュトックを履いている人が多くてびっくり。
流行っているみたいです。
ここヨスでは、履いている人あんまりいないので(笑)買いました。
履きやすくって可愛くてお気に入りです!





2013/08/07

ドンママの牛肉の醤油煮(さっぱり)







最近、ドンちゃんが7時には出勤するようになったので、
朝ごはんを準備する私もそれに合わせるようになりました。

ドンちゃんは社宅前に社員専用のリムジンバスが迎えに来るのでそれに乗って出勤、
帰りも専用のリムジンバスで直行という、いい身分。
ちなみに私は8時半に市営バスに乗って先生のアトリエに行くため、
以前は割とゆっくり起きることができていました。

眠い目をこすって、不機嫌な時はブツブツ文句言いながらも、
ドンちゃんのために朝ごはんを準備する自分って偉いなって我ながら思います。
(世の中では当たり前だけど、誰かのために朝ごはんを準備するなんて、
私にとっては天地が引っくり返るような、まさに革命的出来事)

今日の夜は、ドンちゃん飲み会なので、明日の朝ごはんは雑炊とわかめスープだな、
と思い下準備も済ませたところ。

適当にパンを焼かせて食わせたいところだけど(笑)、
それができないのは、やっぱり家族だからだなって思う。
夫婦という一心同体の家族だからこそ、私は彼で彼は私なのであり、
栄養があって美味しいものを食べさせて元気に一日を送らせてあげたいし、
それに対する責任も感じるわけです。他人同士だけど、夫婦。不思議だ。

そんなわけで、明日の朝も、メンドクサイけどツクッテアゲタイという葛藤と戦いながら(笑、でも実際、日々の家事ってきれいごとじゃない、人間臭くて泥臭いんだなって思う、主婦の友人たちよ~そうだよね?)朝ごはんを準備するのでしょう。


あ、写真は牛肉の醤油煮です
この時のと同じやつ、でも今回はかなりさっぱりな仕上がりのをドンママに教えてもらいました。




牛肉をお水から煮て、にんにくも入れて、火が通ったら、取り出して一口に切る。
煮汁に牛肉を戻して、ウズラの卵、しいたけ、を入れて沸騰させる。

ポイントは沸騰させた後に醤油を加えること。
今回の醤油は외간장、直訳だと「外醤油」

外の醤油ってなんだ?って一瞬思ったのですが、ピーンと来ました。
日本の醤油のことです。ドンママに確認したら正解とのこと。
韓国の家庭では외간장といって日本の醤油も使われるってことを初めて知りました。


외간장を加えて20分から30分煮込んで、できあがりです。
以前のと比べたらすごくシンプル!
でも牛肉としいたけから旨みが出てて、とても美味しかったです。

たくさん作ってタッパーに入れて、冷蔵庫で冷やして食べるのが韓国流です。

牛肉、深夜のセールの時に大量に買って、醤油煮を大量に作って、
朝ごはんに出そうと思います。





2013/08/06

食後の果物


白くて、ほんのりピンクがかってて。
ふわふわで、やわらかそうで。
傍によるとフルーティーな香り。
口に入れると、みずみずしくて、甘い。

大好きな桃。
ようやく、値段が手ごろになって売られ始めました。

韓国の桃、日本に負けずにとても美味しいです。
大きくて、甘くて、ジューシー。
ドンちゃんも大好きなので、食後に二人で良く食べてます。



果物を剥くのはドンちゃん担当。
お母さんやおばあちゃんみたいに、まな板を使わずサクサクと切ってくれます。

ちなみに種の部分は私のもの。
「種の周りが一番美味しい」という認識は日韓共通です。






当たり前だと思っていたことが、
ドンちゃんにとってはそうじゃなかったことが、割とあります。
食に関しても。

この前、秋刀魚を焼いて食べました。
私としては秋刀魚と言えば、「大根おろし」。
食べるときには絶対に外せないという、当たり前の食慣習だったんですが、
ドンちゃんにとっては、生まれて初めての食べ方。

戸惑いながらも、一口食べて、
そのあとは大根おろしに一切手をつけていなかった。(笑)

国が違えば食習慣も違うし、そんなことは十二分承知しているけれど、
実際、直面してみると、私も少し戸惑うときがあります。
面白い部分もあるけれどね。


なので、二人で過ごす、夏の夜。
食後に季節の果物を美味しく食べる、という当たり前のことを
二人で共有できて嬉しいな~ってことさらに思うのです。




2013/08/03

装飾技法



ローリングで大きなお皿を作り、
その上に釉を塗り、
牡丹唐草文の模様を鉛筆で書き、彫り、
乾いたら模様以外のところをまた彫って唐草文を浮き立たせる、
という技法を習得中です。象嵌技法を発展させた装飾技法のひとつで、
高麗時代に誕生したと先生から教わりました。

この時代、国の宗教は仏教。
陶磁器もその影響を受けています。
なので高麗の陶磁器はとても華やか、
牡丹や蓮の花の唐草文を浮き立たせるような装飾が多いのです。

一方、李氏朝鮮は、仏教ではなく儒教。
青磁から白磁に変わり、質素で控え目、
彫ったりする装飾よりも筆で絵をつける装飾が多い、とのことです。




唐草文なんて書いたことなかったけど、
先生が自由に好きなように書いていいと言ってくれたため、
自分の好きなように書きました。
バランスを取るのが難しかったけど、すごくおもしろい!!
唐草文をもっと自分流にアレンジしたいので、
家でもスケッチブックに書いて練習してます。

写真は文様を掘ったところで、今は浮き立たせない部分を懸命に彫ってます。
3時間かけてようやく全体の5パーセントができあがる感じなので、
完成は来週いっぱいかかりそう。

この技法、習得したい。この夏、頑張ろう~







↑最後にドンちゃんが書いた私と、私が書いたドンちゃん。
不細工に描きすぎたね、ドンちゃん、ごめんね(笑)


2013/08/02

牛肉と大根のスープ



いよいよ八月、暑い夏も折り返し地点(だと思いたい)
先日はドンちゃんと市内にお買いものに行って、
ワンピースを買ってもらいました。
白地に水色のボーダー、
くるりと回るとふわりと広がるAラインのミニサマードレス。

そういえば、小学生の頃は夏ごとにワンピースを新調してたなって思い出しました。
一番のお気に入りは、向日葵の柄のキャミソールワンピース、
セットになっている白のTシャツがパフスリーブで、
袖にも小さく一輪の向日葵がプリントされているものでした。


さて、ワンピースを新調した日の深夜に、ドンちゃんと大型マートに行ってきました。
目的は牛肉。日本と同じで韓国のマートも、閉店前はお肉やお魚が割引になるのです。
この日も国産の牛肉を4割引きで買えました。

その牛肉で、ドンちゃんが무국が食べたいというので、さっそく作りました。
大根と牛肉のスープです。(一番上の写真)


作り方は簡単。

まず煮干しを油をひかないで炒めて、そこに昆布、玉ねぎを投入、
水を足して出汁を取ります。

その出汁で牛肉を煮ます、灰汁が出るのでこまめに取り除きながら。

大根も入れてひと煮立ちして、最後は국간장(スープ用の醤油)で
味を付けて完成。


大根が入った醤油ベースのスープは韓国料理でも一般的なもの。
牛肉の他にも韓国風おでん(かまぼこみたいなもの)、きのこなどでも作るそう。

ドンちゃんいわく、大根は薄く切ることが大事らしい。
出汁がきいてておいしかったです。


韓国の牛肉料理、次回に続く…






2013/08/01

ホームシック 2013年夏






韓国人「여름은 한국도 덥지만 일본도 덥지?도교는 어때?」

私「덥긴 덥죠 근데 도교는 더 습하죠...」

ヨスで知り合いの方に、夏は東京も暑いのかと良く聞かれます。
そのたびに、暑いですが、ここよりもっとジメジメしてますと答える私だけど…

はて、東京の夏は、暑くてジメジメしてたっけ?そうだった?
日本の夏がどれぐらい暑かったのか、自身の感覚として、
なかなか思い出せなくなってきました。

2011年はソウルで夏を過ごし
2012年は釜山で夏を過ごし
今年はヨスで夏を過ごす。

思えば、今年で丸三年、日本で夏を過ごしてないことに気づきました。

韓国での夏の思い出を手に入れる代わりに、
私は日本での夏の思い出を手放してきてたんだ。
そう思ったら急に切なくなってきた。

河原でのバーベキュー、花火、花火大会、祖母に作ってもらった浴衣、
氷にシロップのシンプルなかき氷、母の冷やし中華、

お風呂入ってクーラーがきいているリビングに入った時の爽快感、
家族五人分のそうめんを入れる大きなガラスのお皿、
家の冷蔵庫にストックされているガリガリ君、
毎年夏に使っていた花柄のタオルケット。
母の「夕飯の支度が終わったから窓締めてクーラーつけて」の号令、
家でカルピスを飲むときは弟の分まで作ってあげたこと。

そんなことを思い出して、
日本の夏が恋しくなって、
家族と過ごす夏が恋しくなって、
家でワーワー泣きました。大の大人なのに、情けない。


韓国でこんなに幸せなのに、どうしても、日本の家族が恋しい。


思い返せばすぐそこにあった夏が、
今はもう手に入れるのが難しくなってしまったことは、
日本を離れたからというよりは、
「嫁いだから」という理由に依るところが大きんだね。

来年の夏は、少しの間だけでも、日本で家族と過ごしたいな。
ドンちゃんももちろん。一緒に花火大会にいけたらいいなと、思います。


写真は最近はまっている、韓国製のうどん。
出汁が鰹節なので日本の味と似ていて、お気に入り。
生姜をたくさんすって、キンキンに冷やした汁に入れて食べてます。
このうどんで恋しい気持ちを乗り切る。