My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2018/07/16

きみは私ではない



赤ちゃんは生まれた時、目に見える世界は自分の一部だと思っているということをどこかで読んだ。病院の天井も看護師さんも、私もどんちゃんも全部自分。なるほど、自己がまだないから、そんな風に見えるのかと妙に納得。

毎日すごい速さで成長しながら、息子はまず自分の外枠を捉えているように思えた。自分に手がついてることに気づき、それを自分の意思で動かせることがわかり、蹴ったり寝返りを打ったりすることで、自分の重さや大きさを認識できるようになっている、ような気がする。

おそらく、すでに自分と世界は別のものだとは分かっているのかもしれない。では私のことは自分と全く別の人格であるこということに気づいているのかな?最近はそこに非常に興味が惹かれる。私やどんちゃんのことをどのように捉えているのか。

ただ、私が自分が望む通りに動かないと怒る姿を見ると、まだ自分の一部、しかもとても親しい自分の一部、だと思っているのではないかと、見受けられる。


きみは、私とは違う人間なんだよ。私ときみは全く独立している存在なの。私はきみではない。きみは私よりもずっとずっと特別で、尊くて、プレシャスな存在なの。と、毎日息子に語りかけている。


息子には私の知的好奇心を刺激させらっぱなしの毎日。育児は知的な行為でもあるから面白い。



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