My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2015/12/04

山場を一つ越えて、




いつも行くカフェでは、クリスマスツリーが飾られるようになり、BGMはクリスマスソングに。そう、12月がやってきたわけです。だけど、葉が紅葉に色づき、そして落ちていく無常感を体感した11月とは違って、なんだか陽気な雰囲気の12月にまだうまく馴染めない。なので、我が家ではまだツリーを飾らずにいます。


カフェで流れるクリスマスソングをかき消すために聴く音楽は、m-flo。21歳の時によく聴いていた曲たち。聴きながら、30歳の私の中から21歳の私が溢れてきそうになります。吐く息と一緒に、口からウゲーっと、若くて幼かった私が吐き出されてしまいそうで、思わず口を押さえてしまいました。


さて、11月は韓国語でいうところの「精神がない」状態で過ぎて行きました。12月に3つの山場があり、その準備で余裕も何もなく、ブログも全然書く気にもなれず、でした。まだ一つ目の山を超えたばかりで、気が抜けないけれど。


ただ、精神がなかった11月を超えた今は、韓国語の実力がまた伸びたのを感じます。それは、おそらく、前学期と比べて今学期が韓国語で書く機会、韓国語で速読をしなければならない機会が断然に多いことが理由だと思うのです

大学院でもある程度読み書きはしているけれど、日常生活も含め、話す聴くが中心だったので、今回の速読と論文執筆はちょっと大変だった分、表現の幅がぐんと広がって、それが話す時や聴くときにも活用されているのを実感しています。やはり、語学は聞く話すだけではなく、読み書き、この4つをバランスよくすることが大事なんだと、分かりました。あはは、今更!

そして、私にとって重要なことは、この韓国語のレベルアップが、自分の研究に活用できること。

実は修士論文を書くためにずっと準備してきたことは、一旦捨てて、新しいテーマでやろうと決心したのです。それは心を揺さぶれるぐらい、一生それについて研究してもいいぐらいに惚れ込んだ研究テーマに出会ったから。それには、韓国語それ自体についての深い理解が必須なのです。


というわけで、11月は本当に大変な時期だったけれども、新しい研究テーマにも出会えて、それを支える韓国語実力も手に入れることができて(まだまだ足りない部分は多いけれど)、自分が自分の道を一歩ずつ歩いていることを実感できた時期でした。

最近、自分が立ち止まっている気がしていて、立ち止まっていたら、自分の道があること自体も忘れれちゃって、自分の未来とかを描くことができずにいて苦しかったのですが、足を一歩進めたことで、自分の道がそこにあったことに気づけました。

残りの山場も、良い成果をおさめることができるように、頑張らねば。

そして、そんな私を全力で応援してくれるドンチャン。毎朝、私に合わせて、5時台に起きて一緒に家を出てくれます。「む り し ない よ。ご はん おいしく たべる よ。」(無理しないで、ごはんもきちんと食べるんだよという意)というメッセージで学校にいる私を気遣ってくれ、先に帰宅したら、洗濯機を回して晩御飯を作ってくれています。

そんなドンチャンにしっかりと感謝しつつ、

地道に、一歩一歩。

自分の道を作っていければいいなと思う、今日この頃。





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