キムチの季節

雨上がりの今日の朝。太陽の光もいっぱい、元気な까치(カササギ)の声が聞こえて、久々に朝らしい朝だなと感じました。

先週はものすごく忙しかったのですが、大きな大きな山場も越えて、残すは今週の課題発表のみ。でもそれもほぼ完成させているので、心が本当に楽です。久しぶりの平穏で迎えた月曜日です。


忙しかった先週に、ドンママはキムジャン(キムチを漬けること)を終えたそう。「ママ～手伝いにいくよ～！」と電話で伝えておいたのですが、実際、時間的余裕もなく、行けませんでした。

ドンママのキムジャンは二泊三日かかって、最終日は徹夜だったそう。さすがだよ、ママ！が、申し訳なくって、「手伝えなくてごめんね、ママ～」と謝ったら、「次回機会があったら一緒にやろうね～shiinaは今は勉強に集中しなさい～」と言ってくれました。（今回大学院の発表がうまくいったのも、こういったドンママの配慮心のおかげでもある）

ドンママ曰く、今回のキムジャンも昨年に引き続き成功したそう。今回は甘みの部分に美味しいりんごを使ったそう(前回は梨)

で、さっそく漬けた翌日に宅配便で送ってくれました～！多分、どこでもそうですね。この時期はどこの家庭もママたちが漬けたてのキムチを送ってくれる。

漬けたてのキムチは생김치といいます。日本語で直訳すると「生のキムチ」、つまり発酵していない浅漬けキムチです。この生のキムチの美味しい食べ方といえば、수육でしょう！いわゆる、ポッサムキムチという食べ方。豚肉の塊を茹でて、キムチと一緒にサンチュと一緒に包んで食べるのです。

スーパーに行くと、この時期どこの家庭にも漬けたてのキムチがあるから、ポッサム用の豚肉の塊が大安売りしていました。もちろん、購入して我が家も、ポッサムです。

毎回、豚肉は、ローリエ、ニンニク、ショウガ、味噌、と一緒に茹でるのですが、今回はそれに「コーヒーの粉」をプラスして茹でてみました。韓国のレシピサイトを色々と見てみると、コーヒーの粉を入れる人もけっこういて、チャレンジしてみたくて。結果、かなり良かったです。臭みがサーッとなくなりました。

その次の日は、キムチジョンにして食べました。キムチのチヂミです。すごーく美味しかった。作り方は簡単で、キムチをハサミでちょきちょき細かく切って、プッチンカルもしくは小麦粉、卵、水を加えて混ぜて、焼くだけです。本当は発酵しすぎたキムチで作るんだけどね。

ドンママのキムチは本当に美味しい、無添加で化学調味料も一切使わずに、こんなに深い味が出るんだ～といつも感動しています。そして、それを習うことができる環境にいる自分がすごく幸運であって、同時にこれぞ国際結婚の醍醐味だな～と思います。(が、まだ習っていないけど)

ちなみに今日は旬のカキが手に入ったのでカキフライ。

タルタルソースは手に入らないので、自分で作ってみよう。

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