My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2018/06/25

サクッとソウル



定期的に来る「ヨスから脱出したい病」のため、週末はソウルに1泊で遊びに行ってきました。

赤ちゃん連れとしては移動時間が短いのが1番なので、車で2時間以上かかる釜山とかよりは、飛行機で50分で行けるソウルの方が楽(1歳頃になるとまた違うのかもしれないけど)あと、我が家は80円のお水を買うのもマイレージが溜まるカードを使っているので、KTXで行くよりも安く行けます。

ソウルでの目的は2つ。



まず一つは、부자피자というピザが美味しいレストランに行くこと。妊娠後期にどうしてもここのピザが食べたくて来たのだけど私は妊娠糖尿病で糖質制限中。断腸の思いで1切れだけを食べ、サラダでお腹をいっぱいにしたのでした。その時、無事に産んだら絶対にここにまた来て、ピザを1枚全部食べきるとドンちゃんに宣言。出産し7ヶ月を経て、ようやくまた来ることができました。

1枚丸ごとは食べれなかったけど(それでも6割は私が食べた)あの時食べたポルチーニ茸のピザを心の行くままに食べることができました。息子がいるので17時半に入店し、ささっと食べて、ささっとホテルに帰ったけれど、もう大満足。厳しい糖質制限をしていたあの時の私が、ついに成仏しました。

もう一つは、シャガール展。イスラエル美術館から来ている(シャガールはユダヤ人)との情報を得て、行ってきました。シャガールはインスピレーションの源泉にとても正直な印象があって、その源泉というのが子供だけが持っているイメージに近いなぁと、観るたびに思う。特に今回はイスラエル美術館所蔵なだけあり、旧約聖書に影響された作品がたくさんありました。それもやはり、小さい子供がストーリーを聞いて頭の中で膨らませた豊かなイメージという印象。こうゆうイメージを作る能力って小さい頃なら皆誰もが持ってたのに、大人になって言語を使うようになって消滅しちゃったんだよね。だからシャガールの絵を見ると、どこか懐かしくて切ない気持ちにもなります。今回も良かった!

赤ちゃんを連れてソウルをウロウロしてわかったことは、韓国の人って老若男女問わず、赤ちゃん大好きな人が多いなぁということ。ヨスにいる時から感じてたけど、大都会のソウルでもやはりそうだった。地下鉄では両側にいた若いお兄さんたちにたくさんあやしてもらい、強面なおじさんに席を譲ってもらった(妊娠中もおじさんが譲ってくれた!、レストランでも可愛がってもらい細かい気遣いもしてもらった。美術館でもスタッフから「何かあれば助けますのでいつでも声をかけてくださいね」と言ってもらった。きれいな授乳室やオムツ替え台があることもありがたいけれど、なんというか、韓国のこうゆう赤ちゃん大好きという社会の雰囲気の方がもっとありがたく感じる。

親としても気持ちよく、大きな負担なく、楽しめたソウルでした。



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蛇足で赤ちゃん連れソウルについての備忘録。誰かのためになればと思い書いておきます。



ホテルは3人部屋シングルベット3つ。予約するときに、ベットをくっつけて置いてと頼んでおきました。写真上。ベビーベットだと息子が寝ている時に柵にぶつかって起きてしまうので。足側に枕やクッションを置いて転倒防止。

ホテルでは物音がしても起きないように、息子が寝たらホワイトノイズをガンガンにかけてました。ホテルは1部屋が基本だから、寝た後の大人の行動に制約がかかってしまうから。我が家、普段からホワイトノイズにはかなり助けられていて、寝室は息子が寝る夜7時頃から翌朝の8時ごろまでずーっとホワイトノイズかけっぱなし。息子、ぐっすり寝てくれるし、大人は物音を多少立てても大丈夫だという余裕があるし、良いです。ホテルでも助かりました。

ホテルには浴槽があったのでお風呂は日本スタイルでやってみた。お湯をはって1人が湯船につかって、息子を洗って、もう一人がそれを受け取るスタイル。我が家はいつも、英国のお座り専用のベビーバスをメインに、ストッケで上がり湯、という2台使いのスタイルなので、日本スタイル楽しかった!



離乳食は上記なものを買ってみた。熱湯で溶かして作るお粥と、野菜と果物のペースト。家からは計量スプーンと普段から使っているので食べさせる用のスプーン、容器はジップロックコンテナの小さいやつを持ってきました(これ、電子レンジオッケーだし、蓋がラップ代わりにもなるから普段から愛用中)韓国の離乳食初めて買ったけれど、基本的に6ヶ月からのお粥はどれも牛肉入りなので、息子も牛肉を食べさせようと思いました。その国で暮らすなら、その国の離乳食に従った方が後々楽なんだな、きっと。食べてくれて助かった

ベビーカーでもソウルに行ったことあるけれど、今回は抱っこ紐だけ。結果、正解。ソウルは大人二人なら交互で抱っこする方がベビーカーより楽。ちなみに美術館では子連れが多く、セカンドベビーカーとして韓国で人気の中国ブランドのtavoをたくさん見ました

以上!



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