My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2017/10/11

コスモスと里芋




連休中にキャメル色のウールで編まれた靴下を買いました。お家で綿の靴下の上から重ね履き。最近少しずつ冷えてきたので、温かくて快適です。足元を見るたびに、秋が深まっていくのだな~って感じることができます。



同じく連休中に秋を少しでも感じたくて、コスモスをみに行ってきました。といっても遠出ができなかったので、ヨスから鉄道で40分のところにある곡성(谷城)へ。映画で有名になった、小さな小さな街。初めて訪れたのですが、名前の通り周りを山で囲まれた谷に位置し、山だけではなく湿地や川もあり自然豊かな場所でした。二人でいたく気に入りました。





コスモスは9月下旬が旬だったので、枯れていないか心配していたのですが、何とか大丈夫!濃いピンク、淡いピンク、そして白のコスモスが青空に向かって咲き乱れていました。





コスモスは漢字で秋桜。私が生まれた時に祖母が私を秋桜と例えて俳句を作ってくれたので、この花は私にとっても特別な存在です。毎年秋になると、どの花よりもまず見たくなるお花。去年は安東で見れなかったので、今回見れて良かったです。

ちなみにここは곡성(谷城)の석곡(石谷)という地域。駅からはちょっと離れています。車で30分ぐらいかな。川沿いに存在し、向こう岸では牛舎があって、牛たちの鳴き声が聞こえる長閑な場所にありました。

さて、コスモスを見た後は、その他観光も少しして(割愛)、お昼を食べに名品館へ。名品館というのは、韓国の畜産農協マートがやっている食堂で主に肉料理が食べられるところです。全国各地にあって、我が家の近所にもあります。焼肉はもちろん、カルビタンとか、プルコギ鍋とか、ユッケビビンバとか、すごく美味しいです。

なぜ、全国各地どこにでもある名品館へ行ったかといえば、곡성(谷城)の名品館しかないメニューがあったから。それが토란탕、里芋のスープです。実は곡성(谷城)は全国でも有名な里芋の生産地、韓国で生産される里芋の約40パーセントがここで作られているらしいです。




しかも、秋夕といえば里芋!韓国ではこの時期にしか里芋が手に入らないので、我が家もこの時期に買ったり、秋夕の時にドンママの里芋のスープを堪能していたのですが、、、今年はソウルにも行けず、里芋もまだ購入できずにいたので、是非今期の里芋を食べようじゃないか!とドンちゃんと張り切って向かったのでした。





擦った荏胡麻の実がたっぷりのとろとろクリーミーなスープに、里芋と牛肉、きのこ類ゴロゴロと入っていてとっても美味しい!優しい味なのにご飯も進むという不思議(が、私はご飯我慢)美味しくて体も温まり最高でした。ドンちゃんが「これぞ、全羅南道の料理」と言っていたけど、本当にその通りだと思う。全羅南道の豊富な食材を使った優しくて素朴な料理が大好きです。





里芋で有名なので、街のパン屋さんには里芋パンが売られていました。さっそく、クッキーやマフィンなんかのセットを買って、次の日の朝に食べてみたけど、甘さ控えめでなかなか美味しかったです(ただ、血糖値がオーバー、ちっ)


ヨスの近郊でも私たちが行ったことのない素敵な地域がまだまだあることを知ることができた今回の곡성(谷城)。こうゆう発見がヨスライフを楽しくするコツ。来年も必ず行きたいな。


ちなみに今回はタクシーを貸し切りにして観光しました。一番上の写真は、そのドライバーさんが撮ってくれた写真です。お気に入り。



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