My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2014/03/26

全羅南道 美味しいごはんたち



先日、お母さんと全羅南道の都市をいくつか日帰り旅行しました。

そこで思ったこと。

ヨスを含め、やはり全羅南道は食。韓国のどの地域よりも食がうまい。

ここの地域の食堂に慣れてしまうとソウルや釜山では食べられません。(と書くとオーバーだけど)
「全羅南道の人たちは料理が上手」という通説は本当だな、と思います。


以下、全羅南道おいしかったもの覚書。


① 順天 コマッ(灰貝)定食




順天湾は世界有数の湿地帯。
近くには食堂がいくつかあり、そこでは順天湾で採れる灰貝を使った定食を食べることができます。

灰貝を使った様々な料理がテーブルに並ばれるのですが、メインは写真の中央にある꼬막무침(コマムッチム)灰貝の和え物と訳せばいいのかな…

キャベツなんかの野菜と一緒に灰貝の身を和えたもので、味付けには果物も使っているので辛いんだけど酸味が効いたさっぱりな味です。

これを海苔が盛られたご飯に好きなだけ盛って、混ぜて食べるのです。

この食べ方、ヨスでもお馴染み。
食堂に旬の魚を食べに行くと、その魚のお刺身が出て、次に焼き魚が出て、最後にご飯と一緒にムッチムが出てきます。もちろん混ぜて頂きます。

ご飯に混ぜて頂くムッチム料理とっても美味しいです。

あとは、写真右上の꼬막국(コマッグッ)灰貝たっぷりのお味噌汁!
貝から出汁が出ててすごーく美味しいのです。ここのお店の味噌もものすごく美味しい。
そういえば、夏に両親が来た時もここで食べたんですが、父もここのお味噌をすごーく気に入ってた…
(最後、お店を出るときにどこのお味噌を使っているのか聞いておいたので、インターネットで買おうと思います。)


順天湾にいけば、食堂もいくつかあって、どこも美味しいので、是非コマッ定食にチャレンジしてみてくださいね。



② 光州 보리밥(ポリパプ 麦飯)定食





光州出身のドンママドンパパに、以前から「光州に行ったら麦ごはん定食を食べなさい!」と言われていたので、食べたいな~とは思っていたのですがなかなか実現せず。

母が来たのをきっかけに光州日帰り旅行を計画して食べに行きました。


もうね、すごく美味しかった。最高だったよ。

麦ごはん定食とは、その名の通り麦ごはんが出てくるんだけど、同時に色んな種類のナムルが出てきて、それを麦ごはんの上に乗せてビビンパプみたいに食べるもの。ヘルシーフード!

今回は、春ということで、春ナムルを含めたナムルが8種類も出てきたんです!
8種類の野菜たち!





写真は美しくないけど…8種類のナムルやその他のおかずも一緒に麦ごはんにのせて、
コチュジャンとごま油をたらり。混ぜて頂きました。すごくすごく美味しかった。

ナムルたちの味付けが絶妙でした。釜山の方に行くと塩が効いてしょっぱかったり、ソウルの方だと逆に物足りなかったりするのですが、さすが光州、素材の味を引き出す絶妙の塩加減。

その他のおかずたちもものすごく美味しかった。写真中央のスンドゥブのお味噌汁、ちょこっと辛くてでも懐かしいお味噌の味でおかわりしちゃいました。





お店はポリパプ(麦飯)通りがある無等山という山の麓。
市内からはタクシーで移動しました。

私たちはココに書いてあるお店リストの「春夏秋冬」というお店で食べました。
地元のタクシードライバーたちや光州出身のパパママのオススメのお店で、写真の通り、自宅兼食堂って感じでかなりこじんまりとしてますが、おばちゃんがとっても良い人でした。何より美味しいし、そして安い。一人6000ウォン。600円。

ちなみにここでランチをした後は、歩いて下っていって、朝鮮大学のキャンパスを散歩しました。
キャンパスが綺麗なことで有名な朝鮮大学でしたが、期待以上に広く素敵なキャンパスでした。
そのあとも歩いて、光州民主化運動が起こった広場まで。母が映画を見て絶対に行きたいと言っていた場所でした。

光州の麦飯定食、夏が始める前にまた行きたいです。


③ 光陽 カンヤンプルコギ

光陽とかいてカンヤン。ヨスの隣の市です。ヨス市と順天市とこの光陽市を含めた3市を全羅南道地方のなかの南道地方と呼びます。韓国の製鉄会社ポスコの工場がある市でもあります。
写真はないのですが、ここ発祥のカンヤンプルコギがとーても美味しかった。

醤油ベースで果物の酸味が効いたヤンニョンに漬けてある牛肉を、炭火で焼いて食べるシンプルなものなのですが、これがさっぱりとして上品でいくらでも食べれちゃう味でした。

って光陽ではなくヨスで食べたのですが(爆)、とてもオススメです。ヨスに来てサムギョプサルじゃないお肉を食べたい!という友人がいたら連れて行きたいお店。



以上、備忘録を兼ねた記事でした。

日本であまり知られていない韓国、全羅南道の味をこれからも探求し続けます。







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