そろそろ梅雨が来るんだ、と予告するような雨雲に包まれた日に、
ドンちゃんと二人で全州(チョンジュ)へ一泊旅行へ行ってきました。
旅行といっても、私の授業が終わった夕方に出発、
次の日の授業は夜からだったので、
それまでに帰ってくるという弾丸スケジュール。
が、短い中でも美味しいものをガッツリと食べてきました!
チョンジュは全羅北部に位置します。
都市としての歴史も深く、韓紙などの工芸品でも有名であり、
韓国内外からも多くの観光客が訪れる街です。
そして、全羅道(全州北道、全州南道)といえば、美味しい物がたくさんあるで有名。
全羅北部に位置するチョンジュもビビンバの発祥の地で有名な、食の都であります。
ヨスからチョンジュまでは高速鉄道(新幹線)で1時間半。
料金は片道700円程度です。安い!
久しぶりに乗ったムグンファ号。
お菓子とジュースを駅で買って、ホームで鉄道を待ち、
いざ、乗り込むその瞬間は大人になってもドキドキするものだなぁと実感。
到着した後はバスで、韓屋が多く現存されている「韓屋村」へ。
実は4年前も母とここに旅行に来たことがあり、
その時に韓屋に泊まりました。
個人が所有する韓屋は宿になっているところも多いのです。
それが雰囲気もあってすごーく良かったので、ドンちゃんと絶対に行きたかった場所でした。
今回も4年前と同じ韓屋を予約しました。「清明軒」、オススメです。
韓国伝統の家屋である韓屋(ハノク)の特徴は色々と挙げられますが、
この縁側もその一つだとと思います。
日本にも庭に面して縁側がありますが、しかし、韓国は雨戸がない。
なので、部屋の障子を開けたらすぐに外です。
雨戸がなくて寒い分、室内には床暖房であるオンドルが発達したのかな。
ちなみに部屋にはトイレとシャワーがついてます。
お布団をひいて寝るのですが、久しぶりだったので修学旅行な気分でした。
宿に荷物を預けた後は夕ご飯を食べに。
チョンジュは韓定食なんかも有名ですが、
「タッカルビ」が美味しい店があるとの情報を手に入れたので、
タッカルビを食べに行きました。偶然にも清明軒のすぐ向かいにあるお店です。
タッカルビとは、日本でいう「つくね」みたいなもので、
鶏肉と一緒にヤンニョンや野菜も一緒に混ぜて焼いたものです。
これが本当に美味しい~!何も言わずに食べまくりました。
ドンちゃんいわく、全羅道はこうゆう下準備が重要な食べ物が本当に美味しい、らしいです。
ちなみに全羅南道に位置するカンジュもタッカルビで有名です。
タッカルビを食べた後は、マッコリを飲みに行ってきました。
チョンジュは美味しいマッコリで有名な街でもあります。
タクシーでマッコリのお店が立ち並ぶ「マッコリ道」まで。
どこのお店に入るかは決めてなかった私たち。
見て決めようとブラブラ。
どこに入るか決めるとき韓国人が重要視するのはずばり「客の多さ」。
ドンちゃんもよく「人が多いところが名店」と言います。
ということで、「女二人のお店」というおばさん二人がチャクチャキ働く、
マッコリのお店に入りました。
チョンジュのマッコリのお店は、基本3人分のマッコリだけを頼みます。
あとは無料ですごい量のおかずが出てきます。
マッコリはやかんにたっぷりと出てきます。
マッコリが大好きな私には嬉しい限り。
その他たくさんの山盛りのおかずたち。
地元のおじさんたちで溢れていて、
お店の中も清潔感があるとは言えなかったけど、
でも、ドンちゃんと乾杯をしながらマッコリを飲む夜は最高。
韓屋村の中に有名なカルグクスのお店があるので、
マッコリの〆として食べに行きました。
ベテランカルグクスという日本の観光本でも有名なお店。
アルバイトの男の子たちがお揃いの赤いポロシャツを着て、
一生懸命働いているお店です。
二人でほろ酔いおなか一杯になって、宿に戻り、
夜はぐっすり眠りました。
次回に続きます
夜はぐっすり眠りました。
次回に続きます
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