My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2013/08/20

陶磁器の服、釉薬


残暑が厳しいヨスです。
今週からカンカン照り、暑い、暑い、暑い。

家にエアコンはないけれど、
窓を全開にして扇風機も回せばなんとか過ごせていました。
しかし!今日、早起きして、最近はまっている重曹とお酢を使って、
洗濯層、浴室、鏡なんかを掃除している途中から大粒の汗が流れ、
終えて、扇風機の前で涼をとろうとしても、汗はなかなかひきませんでした。
エアコンなしの生活の限界が見えてきた…(しかし今年はガマン)

アトリエからの帰り道も、夕方なのに暑くって、
スーパーでお豆腐を買っただけで、そそくさと直帰しました。
(今日はお豆腐ハンバーグの予定です!)



今日は師匠の作品のお手伝いをしながら、釉薬について色々と学びました。

粘土はそれだけで焼いても普段使っている器みたいに成りません。
土器みたいにガザガサで水分も吸ってしまいます。
そこで、釉薬の出番。釉薬を塗ることで、吸水率を下げることもでき、
滑らかな手触りにもできます。これは便利的な面での釉薬の役目。
あとは、釉薬を作る際、成分の組み合わせによって、様々な色を出すことができ、
目で見ても楽しめます。これは美的な面での釉薬の役目。
師匠曰く、釉薬は「陶磁器の服」だと。
本当、その通りですよね。



↑釉薬をかけている私


釉薬はその地方にある自然の物を使って作られてきたそう。
岩だったり、土だったり、木だったり。
なので、地方によって使われてきた釉薬も違います。

ここヨスは、山の土が赤いので、ヨスの陶芸家たちはそれを良く用いてきたそうです。
おもしろいな~

釉薬に関しては、実は自分の中で一番興味のある分野でした。
なので、ヨス図書館の書庫に眠っていた「유약연구」(釉薬研究)という本も借りてきて、
勉強中です。化学反応の式でいっぱいのページだけど、ドンちゃん(理系)に教えてもらいながら読んでます。

色んな成分を組み合わせることによって、また土を変えることによって、
本当に多種多様な色が作られる。自然の化学反応に強く強く惹かれます。



 나 유약의 매력에 빠졌어요:)
私、釉薬の魅力にハマりました。






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