今日も朝早くからアトリエへ。
ここで作ってた(甕改め)壺がようやく、成型しました。
最後の仕上げに少しだけ電動ロクロで整えただけで、
あとはすべて手でローリングして積み上げて形作ったもの。
2段ずつ積み上げて、潰して馴らしての繰り返しです。
難しかったけど、本当に良い訓練になりました。
ちなみに口の部分には、少し下にローリングしたものをくっつけて、
日本独自の知恵が込められた形にしようと、師匠の提案。
この溝の部分に水をはって蓋をかぶせれば、
絶対空気が入ってこないというもの。
これは韓国でも隣の中国でも作られてこなかった、
日本独自のものらしいです。
なるほど!すごい!
先人の知恵には敵わない、といつも思う。
その感動を今回は韓国人の先生と一緒に感じることができて、
なんだか新鮮でした。
さて、表面には、また装飾を施します。
今回は白化粧をかぶせての掻き落しではなく、象嵌技法に挑戦です。
なので完全に乾燥する前に正面に描かなくてはいけません。
明日、模様を描いていくので、どんなものにしようか、今悩み中。
最近、写真家の星野さんのエッセイを読み返していて(もう何度目だろう…)
アラスカのクリンギットインディアンのトーテムポールが常にも増して目にかかるので、
そこからヒントを得たいな、と思いつつ、無難に韓国の伝統に従おうか、と思いつつ。
もう少し考えたら、夕飯の準備。
今日はきのこ三種類を使ったプルコギです~!
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