黒トマトから始まる、ヨスについて

肌寒い朝です。8時を過ぎてようやく暖かな日の光が差し込んできました。光の質感がいつもより柔らかい気もします。

写真は黒トマトです。最近よく市場でも見るし、大型マートでも見ます。去年は見かけなかったような…。「美の秘訣は？」と一生聞かれることがないだろう質問を妄想し、敢えて答えるならば、「ま、毎日のト、トマトです（汗）」というぐらい食卓にトマトは必須です。なので、ずっと食べてみようと思っていました。

肝心の味は、さっぱりしてて美味しいです。私よりもドンちゃんが特に気に入ったみたいで、良く食べています。

ただ、少し価格が高め。特にヨスだと高いです。なので光州に行ったときに他の野菜たちと一緒に買ってきました。

ヨスは田舎なのに物価が高いんです。（黒トマトからこの話につなげたかった）理由は所得水準がウルサン市と共に全国トップクラスだから。なぜ、所得水準が高いかといえば、大手石油化学メーカーのプラントと研究所がヨスに集結しているためなんです。（ウルサンも大手の工場が集まっています）

ドンちゃんの会社もそのうちの一つ。ゆえに私が文句言う資格はないんだけど…が、特に私たちが住む社宅のすぐ近くの市場は本当に高い。果物の値段とか光州の２倍はします。社員の家族相手だからといって、あからさまだな～と思う。おばちゃんたちに足元を見られているな、といつも感じます。なので、いつも行く市場はバスを使ってちょっと離れたところ。

話が脱線しましすが、京都で買ってきたこのドレッシングがものすごく美味しかったです。

ユーサイド社の京野菜ドレッシング、九条ねぎ。京都に行った際は、是非。山田製油のごま油と七味家の七味も忘れずに！

と、そんな物価が高いヨス。いよいよ選挙ウィーク到来です。
6.4지방선거（６．４地方選挙、6月4日に投票なので）

ヨスでは、ヨス市長、ヨス市市議会委員、全羅南道道議会委員、ヨス市教育監、全羅南道教育監を選挙で選出します。

写真はヨス市庁前の広場。見ての通り、ビルに立候補者のポスターがドーンと貼られて（つるされて？）あります。かなりの大きさですよね。この大きさで、町中の色んなビルに貼られています。ビル所有者は広告費としていくらぐらい貰えているのか気になるところ。

ポスターのサイズや貼り場所だけでも、日本とは違うので、選挙活動ももちろん全然違います。交差点に立って、道行く車に手を振ったり挨拶したり、ボランティア？アルバイト？要員たちに立候補者の名前入りＴシャツを着せて街を歩かせたり…

どこで番号を手に入れたのか、ドンちゃん携帯に各立候補者からのメッセージがバンバン来ます。
社宅内にある社員とその家族専用の中華料理レストランで食事をしてたら、いきなり入ってきて名刺を配り始めたりってこともありました。

まあ、つまり、どこの国でも選挙活動にはイラッとさせられるものがあるんだ、ということがわかりました（爆）日本と違いを比べてみるのが楽しいからいいけれど。


ちなみに6月4日は水曜日ですが、選挙の投票日なので休日です。投票率を上げるために、土日ではなく、また連休になる金曜日でもなく、週の真ん中の水曜日をお休みにするってさすがだなと思います。事前投票は今週の週末。土日だけで確かに十分だよなーと納得です。

私は国籍が日本なので選挙権はありません。ただ、パククネ政権が批判され、一方で民主党にも期待できないという人も多く、その一方でアンチョルスが新しい政党を作った、そんな韓国政治を国民たちがどのように判断するのか、地方選を通してみていきたいと思います。ま、おそらく、保守と進歩の地域色は変わらないかな。



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