My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2017/02/25

おやつの時間



木蓮の花の蕾が少しづつ膨らみ始めているヨスです。先白くて大きな蕾。

蕾が綻び始める姿は来月までのお楽しみ。咲き始めたら、きっと、私は今年も、カメラを木蓮の花に向けて、木蓮の涙を歌いながら、その白い花を写真を撮るのだろう。横にはドンちゃんがいて。


論文執筆に狂いそうになるときは、そんな小さな自然をみて気分を変えるのですが、同じぐらい気分転換になるのが、陶芸に没頭する時間。光州の先生の工房で過ごす時間です。


去年はずっと壺ばかり挽いていたのですが、今年は大きな鉢を挽いています。7キロぐらい。壺よりは簡単だけど、それでも直線に広げていくのが至難の技。一時間かけて、少しづつ少しづつ、指先にだけ意識を集中させてて、外と内の境界線を消し、自我を忘れ、轆轤を回します。いわば精神的なセラピーです。この時間だけ、先生は絶対に私に話しかけずにいてくれます


陶芸の工房で過ごす時間の中で一番の楽しみは、先生が準備してくれるコーヒーとおやつ。それを皆で食べる時間。


おやつは、その時によって様々。近所のお店の揚げ物だったり、屋台のたい焼きだったり。蒸したジャガイモやとうもろこし、旬の果物なども並びます。時には辛いカップラーメンにキムチ。でもこれが美味しかったりします。この前は、とうもろこしのパンに苺ジャムを塗ったものを出してくれました。素朴で、美味しかった。「shiinaは遠くから来るんだから、たくさん食べないと!」といつも私に多めに分けてくれる先生たち。


もちろん私も、月に何回かはおやつを持参。パン屋さんで買ったチーズケーキとか、ドーナツとか。日本帰りのときは日本の美味しいものを。でも、何となく、自分が心を込めて作った手作りのものを持っていけたら、もっといいかもって思ってました。ステラ事件もあったし。(ステラ事件についてはこのポストの最後を参照にしてください


Sちゃんからお菓子の本をオススメしてもらったのを機会に、工房に持っていくためのおやつを少しづつ練習をすることに。お菓子作りも論文の気分転換になります




ちなみに本は「ホーローバットで作るうちのお菓子」です。野田琺瑯のタッパーやバットは日本に帰るたびに買っているので、同サイズのが既にありました。野田琺瑯大好き。




パイナップルのケーキ





バナナのケーキ(私がバナナを並べると妖怪みたいになる


他には卵カステラなんかも作りました。どれも簡単で美味しい。練習で作るたびに、夜にドンちゃんとコーヒータイムになってしまうのがちょっと心配ですが。。。太るしね。来週はパイナップルのケーキを作って持って行こうと計画中。先生たち喜んでくれたらいいな。。。


ちなみに、この本の中に登場するクリームブリュレが美味しそうで、ガスバーナーも購入してしまいました(爆)さすがにクリームブリュレはもっていけないので、我が家用に作るつもりです刺身も炙りたい。



参照
ステラ事件とは。。。ドンちゃんの大学時代の友達でもある新婚夫婦の引っ越しパーティーにお呼ばれした時、その嫁ステラ(仮名)が冷凍食品ばっかり並べ、それを自分が作ったと言い張り、挙句デザートに出てきたチーズケーキも冷凍食品で、それに私があたり、次の日腹痛と高熱が出た事件のこと。





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