インドネシアに行ってきました。Mちゃんとジャカルタで落ち合い、そこから二人で鉄道で8時間、古都ジョグジャカルタへ。と、ここまでは前回のブログで書きました。
朝四時過ぎにモスクから最初の礼拝を呼びかけるコーラン朗誦。街や村に大音量で響き渡るそれは、もちろんホテルの部屋で寝ていてもばっちり聞こえます。長く引き伸ばされながら詠われるので、まるで重厚な音楽を聴いているようでした。
トイレにはお祈りの時に身を清めるためのホースや足を洗う場所があったり、レストランや商業施設にもお祈り用の場所があったり、ホテルの天井にはメッカの場所を示す矢印があったり、イスラム教というのは生活実践だというのを聞いたことがあるけれど、まさにそうだなと身をもって感じました。
そうゆう体験に対して一つ一つ説明してくれたMちゃん。インドネシアが抱える社会問題や、インドネシア人の民族意識、ジャワ人について、彼らの内的世界、華僑が関わる歴史、インドネシア語から見る思想、実際のムスリムの宗教生活、などの話をしてもらいながら、歩いたジョグジャカルタ。Mちゃんのおかげで1人では見ることができなかったものを見ることができ、触れらなかったものを触ることができました。
↑インドネシア語がペラペラなMちゃん、現地の人と打ち解けておしゃべり。
Mちゃんには家族のように付き合っているインドネシア人の友人たち家族たちがいて、私はその話を聞くのがとっても好き、今回一番印象に残っているのもMちゃんとインドネシア人のお友達の話でした。現地の人と深く交流できるのは、もちろん彼女の生まれ持った才能もあるけど、それだけじゃなくて、やっぱりMちゃんの彼らを受け入れようとする、理解しようとする前向きな努力があるからなんだなって思いました。そうゆう努力の中に彼女のインドネシアへの純粋な思いがあって、それに触れることができたことも今回の旅の収穫の一つ。
インドネシアに対する専門的な知識だけではなく、異国に対する向き合い方、人に対する接し方、そうゆう一般的で普遍的で大切なことも、Mちゃんから今回学びました。一瞬一瞬が私の財産。Mちゃん、ありがとう。
旅の記録を書くのは苦手なので(結局今年は中国の西安も、イタリアのマテーラもブログで書けなかった)、あとは写真を貼り付けて終わりにします。
↑森の奥にあった鳥の教会
二人で大興奮
↑念願のワヤンクリッ
↑朝三時半に起きて(二人で死にそうになった)
日の出ツアーに参加したボロブドウール
雲があって日の出見れず(笑)
↑人生初のヒンドゥー寺院であるプランバナン寺院
良い写真を撮るために二人で色々と粘った
↑ムンドゥッ寺院にてカメラを握るMちゃん
↑ボゴの丘
その他、タマン・サリ、クラトン、ブリンハルジョ市場、浮き輪に載って洞窟や滝を見たり、盛りだくさんに観光しました。Mちゃんがレンタカーを交渉してくれたおかげで移動も楽だった!
肝心の食べ物は、食べるもの全てが美味しかったです。屋台でもお店でも色々とチャレンジしました。
↑屋台で吊るされてあった豆
↑ジョグジャの名物、鶏とジャックフルーツ煮かけごはん
↑バッソという肉団子入りの麺とスープ
↑屋台では甘くて美味しいお菓子が売らています
↑屋台で食べたサテという焼き鳥
ピーナッツのソースをたっぷりかけて食べる
↑これも屋台で食べたスイーツ
モチモチの皮の中はココナッツの餡
↑定番のミーゴレン
↑白身魚を揚げて甘辛いタレをかけたもの
鰻を食べているみたいで美味しかった
↑一番のヒットはsup garameという白身魚がまるごと入ったスープ
色んな種類のスープにトマトの酸味がきいていて、とっても美味しかった
家での再現は不可能だわ。。。
↑空芯菜の炒め物とエビのから揚げ
↑屋台で食べた春巻きっぽいのも美味しかった
基本的に味付けは濃いめだけど、スパイスが多様に使われていて、深い味わいがありました。オランダ東インド会社がスパイスのためにインドネシアに固執した理由が分かる。。。
あー本当によい旅行だった。来月は日本でAちゃんの壮行会を兼ねて三人で集まれればいいな。そして今度はAちゃんに会いにMちゃんとカナダに行ければいいな。大学院を卒業する時に「それぞれがいる国で女子会をやろうね」という言葉を三人で交わしたんだけど、それが現実になっているから嬉しい。
それぞれ、違う国にいてもずっと続いていける友情をAちゃんとMちゃんとの間に築けたことは幸せ。それだけで人生が豊かで楽しい。
私も韓国で頑張ろう。
人気ブログランキングへ
0 件のコメント:
コメントを投稿