6年ぐらい使っていた眼鏡はフレームの色も剥がれていたし、レンズも傷だらけだった。普段はコンタクトだから外ではあまりかけなかったけれど、でも長距離移動の飛行機とか、ずっと家にいる時とか、頭の中を色んな考えでいっぱいにしている時はいつも眼鏡と一緒だった。
新しい眼鏡は、敬愛する映画監督であるウディ・アレンのシグニチャーでもある、あのボストン型のがほしいなって思っていたのだけど。。。実際にかけてみると全然似合わなかったので、無難なものにした。軽くて、よく見えて、お気に入り。
眼鏡といえば
色んな立場の人を理解できるように、眼鏡の数を増やすていくことが大切だと、とある方に説いてもらったことがあって、それ以来、私は自分の眼鏡が増えること、視野が広く見えることを自分の土台(目標)に置いて生活してきた。視野が広がるのが喜びだったし、そうでなければ辛かったりして。
でも最近、眼鏡の数も大切だけど、そこから見えたものをどう受け入れていくのかについては、自分が元来かけている眼鏡によるんだなってことに気づいた。つまり、自分が元々どんな眼鏡をかけているのかを自分でしっかりと把握していることも、数を増やすのと同じぐらい大事なんだなって思うようになった。
じゃあ、元々かけている自分の眼鏡についてどうやって知っていくのかといえば、やはり色んな眼鏡を増やして、それを外して、またかけて、外して、かけて、を繰り返して、そこで比べてみたり、気づいたことを深く掘り下げることが重要なのかも。かけたままだとそれが一つの眼鏡であることすら気づかないから。
だから、例えば、何か異文化にふれる時、新たな眼鏡を手に入れられるだけじゃなく、自分が何者なのかについて気付くチャンスでもあるといえる。それはとっても面白いことで、そこには無限の広がりがある気がする。自分が思っている以上に自分って未開拓だから。フロンティア!
新しい眼鏡をかけながら、そんなことを思う昼下がり。大事に使おう。
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