今週は少しだけ暖かいヨス。慌ただしい年の瀬を感じさせないほど、なんだかゆったりしています。バスに乗っても、知らない人同士で話し始めちゃったりとか、市場でのんびりお買い物をしているおばさんたちとか。何にもないヨスだけど、ヨスの持っているこうゆう雰囲気は好きだったりします。
さて、「週末は食べたことのない、色んな世界の料理を二人で作ってみよう!」というのが2015年の二人の目標の一つとなったのですが、気の早い私たちは、2015年を待てるはずもなく、さっそく二人で挑戦し始めています。
挑戦する料理は「色んな世界の料理」なんですが、まずはフランス料理。パリの大学院に留学しているAちゃんの影響もあって、フランス語をちょこっとずつ勉強し始めたというのもあり、今一番身近に感じる国がフランスなのです。
以下、Don and Shiの挑戦したフランス料理の備忘録。
①プロヴァンス地方の soupe au pistou (スープ オ ピストゥ)
ピストゥというのはフランス版のバジルペースト。イタリアのと比べると松の実がないのが特徴らしい。野菜たっぷりのスープの上にこのバジルペーストであるピストゥをのっけて食べるスープです。
スープ担当は私、ピストゥ担当はドンちゃん。スープは、オリーブオイルとニンニクでネギ、じゃがいも、かぼちゃ、ニンジンを炒めてから、トマトを投入。お水を足して、煮込むだけです。途中パスタもいれて。味付けは塩コショウ。ローリエさえもいれませんでした。
ピストゥも、バジル、塩、にんいく、パルメザンチース、オリーブオイルをバーミックスでガーッとするのみ。香りがものすごくいい!
②リムーザン地方の clafoutis (クラフティ)
これは昨日のクリスマスにドンちゃんと二人で作りました。レシピはyoutubeでお料理チャンネルをされているご家族のレシピを参考にしました。本当はチェリーらしいんだけど、私たちは苺で作りました。
これもとても簡単で、小麦粉、とかしバター、砂糖、卵、牛乳、生クリーム、バニラビーンズを混ぜて、苺をひいた耐熱皿に流し込んでオーブンで焼くだけ!こちらもC'est bonでした!
ちなみに最初のスープは写真右の本を参考にしました。ドンちゃんが評判を聞いて買ってきた「지중해 요리(地中海の料理)」という本です。
この本には、韓国でも購入できる材料で、スペイン、フランス、イタリア、トルコ、ギリシャなどの料理を1時間ぐらいで作れる、というレシピが載っています。写真もものすごく素敵で見ているだけでも楽しい本なのですが、一番気に入った点は、この本を書いた先生が韓国人と結婚されてソウルに在住されている日本人の女性だということ。ナカガワ ヒデコ先生。
韓国の方と結婚されて、韓国に住んでいる日本人の女性がこうやって韓国語で韓国人向けに料理の本を執筆されていて、それが韓国人たちにしっかりと受け入れられている、ということにものすごく励まされました。何がすごいって、日本人に向けてじゃなくて、「韓国人に向けて」発信されている点と「しっかりと韓国で認められている」という点。並大抵のことではないと思います。
韓国社会に対して不満不平を叩くだけの日本人妻だけにはなりたくないので、先生の存在を「こうやって輝いている女性もいるんだ」と自分に対する勇気にして、自分も頑張っていかないと!
最後に、左の本。これは年始に세찬상(韓国版のおせち)を作ろうと思い借りてきた料理本です。
我が家、年始年末はヨスの自宅で過ごすことになりました。日本へは旧正月に合わせて帰ることになったので。せっかく二人きりで迎えるお正月、せっかく韓国にいるんだから、韓国版のおせちを作りたいなと思い、挑戦することになりました。
本の題名は「한식 코스 상차림(韓国料理のコース御膳)」、季節ごとの宮廷料理コース料理のレシピが中心となっています。韓国料理勉強中の私にとって季節ごとっていうのがポイント高し。著者は한복려先生、ドラマ「チャングムの誓い」で宮廷料理を監修された方で有名なのかな?
直接にお正月の料理としてのレシピはなかったのですが、参考にできるのはたくさん。というのも、日本のおせちと違って、韓国のはそこまで厳格じゃないんですよね。
他のメニューはまだ検討中です!でも楽しみ~!これは自分の挑戦なので、もっと研究しようと思います。
上手くできたら報告します
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