My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2014/12/02

冬 韓国の食材

昨日は天気が悪く、風が強かった。すごい音をたてて吹いてた。まるで洞穴に住む怪物が孤独で寂しくて泣いているかのような、音。

一方今日は、カラリと晴れたのだけど、とても寒い。朝8時の時点でマイナス1度、体感温度はマイナス8度。最高気温は3度なので、今日は一日中寒いんだろうな。マイナス気温の真冬用のコートをおろすか、迷うところ。ソウルはきっともっと寒いんだろうな。

とても寒いので、朝の儀式、空気の入れ替えは短時間で済ました。その後、コーヒーを飲みながら机に向かって、今日午前中にやるべきことを確認しつつぼーっとしていたら、机の上の大量のメモから「왜 근다냐!?」の文字を発見。先週、どんちゃんから習った光州の方言をメモしたもの。

근다냐は왜 と一緒によく使うそう。意味は「왜 그래?!」と一緒です。この「왜 그래」がかなーり広い意味を持っていて、色んな場面で使えるので日本語に訳しにくいのですが…相手に対して「どうして(そんなこと言うの)」や「どうして(そんなことするの)」と批判気味に使うこともあるし、ただ単に「どうしたの~?」と使うときもあるし、物事の原因を「どうしてそうなのか」と問うこともできる。

ちなみに、ドンちゃんは高校生まで光州で大学からはソウル。ドンママもドンパパも光州の人。しかし、ドン家ではまったく方言は出てきません。ドンちゃんも小さいころから方言は全然使ってこなかったと言っている。

これはドンママが意図的に、家庭では標準語(ソウルの言葉)を使わせてたから。そもそも、光州や全羅南道へのイメージは韓国国内ではあまり良くなく(開発が遅れているイメージ、でもそれは政治的な理由によるもので、全羅道の人たちが悪いわけではない。)こっちの言葉を話すとバカにされるから、という理由から。

今はそんなイメージもなくなってきているのかもしれないけど…でも釜山の高校生のこに光州弁を披露したら、「先生、その地方の言葉は田舎臭いからやめた方がいいですよ」と言われたこともあるので、根深いものがあるのかも。


さて、話は変わって、最近作った韓国料理について。
この前初めて、톳を買ってみました。生のひじきです。韓国では地域によって差もありますが、良く食べる食材の一つ。こっちでは食堂でキムチや他のおかずと一緒に出されるのをよく見かけます。食べると歯ごたえがあって、美味しい。糸昆布みたいな感じです。




さっと茹でると緑色になります。そこから調理開始。こっちでは主に무침(和え物)で食べます。お豆腐と一緒に合えたり、コチュジャンベースのヤンニョンと一緒に合えたり。

今回は、コチュジャンベースのヤンニョンと一緒に合えました。コチュジャンとお酢と三温糖とみりん。コチュジャンは少なめに。甘酸っぱいソースに良く合いました。次はお豆腐でチャレンジしてみます。


最後に、今、媽祖信仰と観音信仰の習合化について勉強しているのですが、この記事がなかなか面白かったのでシェアします。→ (湄州島がどれだけ航海と密接に結びついているのか、そしてそれを「女性たち」から見ることができること、がおもしろいなと思いました。)

ちなみに自分の研究とは全然関係ない、です


にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村

にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(韓国人)へにほんブログ村

人気ブログランキングへ


0 件のコメント:

コメントを投稿