韓国では、辛いものを食べて「시원하다~(シウォナダ)」って言います。
시원하다とは日本語で、(天気が)涼しいとか、(気分が)すっきりという意味。
つまり辛いものを食べて「気分爽快!」って感じかな?
ストレスが溜まると辛いものが食べたくなるという韓国人って私の周りでも多いのですが、
まさに、食べて시원하다~なんだなって思います。
私も辛いものは大好物。ドンちゃんは韓国人にしては「あまり食べない」方だけど、
私よりも辛さには強い。さすが。
二人して、久しぶりに辛いものを食べて시원해지고싶어서、辛いチゲ料理に挑戦しました。
ジャガイモのチゲです。(韓国語名の名前は失念)
とっても、辛いです。なぜならば、
この子たちがいるから~!じゃーん!
赤唐辛子と青唐辛子。
韓国のスーパーではセットで売っているので、セットで買います。
料理によっては、どちらかを使ったり両方使ったりして、
しかも入れる順番なんかもきちんとあったりします。
例えば、イカの炒め物は赤唐辛子が最初とか。
おもしろい!けど、この二つの唐辛子の差はなんなんだろう?
今度調べてみます。
作り方をざっというと、
じゃがいもは切って水につけておいて、
しいたけ、玉ねぎ、ミナリ(セリ)、豆腐、ネギ、唐辛子もそれぞれ切っておきます。
お鍋に水を沸騰させたら塩を入れて、じゃがいもを入れて茹でる。
70%茹で上がったら、しいたけも一緒に入れて茹でて、
どちらも冷水につけて置く。
で、ここからが韓国風の調理です。
ヤンニョン(タレ)を作ります。
牛肉(どの部位でもOK)をお鍋で炒めて、その中に、
唐辛子の粉大さじ2、コチュジャン大さじ2分の1、刻んだニンニク、
グッカンジャン(スープ用の醤油)、チンカンジャン(煮詰める用の醤油)各大さじ2分の1、
を入れて炒めるのです。
炒めたら水2カップ入れて蓋をして沸騰させます。
牛肉のヤンニョンを作ってから水を入れてスープにするところ、韓国っぽいなって思います。
韓国料理はスープも、「ヤンニョン」から作るのです。
グツグツしたら灰汁を取り、
野菜や豆腐、赤、青唐辛子、ネギ、ミナリを入れて軽く煮ます。
最後に、煮干しの塩辛エキス、梅エキスを入れて味を調えたら完成です。
ちなみに味を調えるのは、できるかぎりドンちゃんにお願いしてます。
美味しい家庭料理のための、最後の確認は、
その家庭料理を食べなれた舌を持っている人じゃないとって思うからです。
この日はドンちゃんも一緒に台所に立って二人で料理。
ドンちゃんは写真中央の豚肉のスペアリブをオーブンを使って作ってくれました。
ちなみに今日の昼、夏野菜カレーを作った時に、
余ったミナリ(セリ)を入れてみたら、すごく不味かった。
調子に乗ったらだめってことだね。
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