昨日から晴れが続くヨス。窓から入ってくる朝いちばんの風はまだ涼しく、その流れの中にいると、自分が夏合宿で田舎に来ている選手であるような気になります。これからキツイ練習が待っているけれど、どこかワクワクしている朝みたいな。
そんな昨日は朝から夕方まで陶芸をしてクタクタでヨスに到着。いつものように、ヨスのターミナルから家に向かう前に、大型マートで買い物。
大量に売られている大玉のスイカを横目に肉売り場へ向かったところ、いつもと違う。丸ごとの鶏肉が大量に売られていました。もちろん、丸鶏は日常的に売られているのだけど、昨日はワゴンに積まれてて、びっくり。しかし、ワゴンの横に売られていた韓薬セットを見て、なぜにこんなに鶏推しなのかがわかりました。なぜなら、三伏のうちの初伏の日が近いから。この日は参鶏湯を食べるので、皆買っていくのです。調べてみたら今年の初伏は17日でした。
さて、食の話題に続き、また食の話題。前回作った水キムチで作った김치말이국수(キムチマリグクス)の作り方です。簡単だけど、韓国らしい手間のかけ方があったので紹介します。↑上の写真は水キムチ。
ちなみに「キムチ マリ グクス」という料理名でグクスとは麺料理の総称のことを指します。じゃあ「말이マリ」ってなにかと言うと、「말다」という「汁をかける」という動詞から来ています。つまり、キムチの汁をかけた麺料理という意味です。(계랑말이(ケランマリ)の말이は巻くという意味の말다)
具材は水キムチの白菜、梨、エビ(庶民の我が家はカニカマ)、などなどを全部千切りにします。
そしてボールにお水、お酢、砂糖、ニンニク梨生姜大根の絞り汁、梅シロップを混ぜたものを準備。切った野菜をこのお水にくぐらせて、水分を切って、冷蔵庫で冷やしておきます。
ちなみにこのお水、韓国語で단초뭍といいます。漢字で書くと糖酢水、日本でいう酢水です。食材をこれにくぐらせておくことで、さっぱりと食べることができるのです。エビを使う場合は生臭さを取る役割も(我が家はカニカマ)
この酢水、お酢や砂糖だけではなく、ニンニク梨生姜大根の絞り汁(事前に大量に作りストックしている)や梅シロップを入れるところが韓国らしい。野菜や果物の絞り汁や砂糖で漬けたシロップを調味料として普段の料理で使うところ、しかも、くぐらすという小さな過程で使うところ。この細かさに、やっぱり医食同源の意識が根付いている気がして、私は惹かれます。なので、一見面倒くさそうなレシピでも、作りたくなる。その細かな過程が好きすぎて。
あとは、茹でた素麺に冷やしておいた具材をのせて、水キムチのスープをたっぷりかければ完成。具が多すぎて綺麗な赤いスープが見えてないのが残念だけど。でも、さっぱり、美味しかったです。
この水キムチのスープにスイカの絞り汁を加える麺料理もあります。私もドンちゃんもスイカは好きではないので、作れないけれど。でも、食べてみたいな。ただ、水キムチを全部食べてしまったので、作れず。また、水キムチから作ろうかな。今度は大根の水キムチが食べたいな。
今年の夏も食べたいもの、作りたいものが多すぎて、困る。アシスタント(ドン)と一緒に一つずつチャレンジしなければ!
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