5月もそろそろ終わり。光州へ向かうバスの窓からは、耕された田に水を入れたり、そこで田植えをする人たちが目に入るようになりました。もう少ししたら田んぼの中でおたまじゃくしがチョロチョロと泳ぐのかな。季節を映してくれる窓からの景色は想像力も掻き立ててくれます。
さて、いつものように週末はドンちゃんと市場へ行ってきました。だんだんと暑くなってくる最近は、お豆腐屋さんで純豆腐と一緒にシッケ(お米を発酵させたジュース)を買うのが恒例です。店先に水と氷が入った大きなクーラーボックスがあり、そこにプカプカと浮いているシッケ。
シッケの他には、トマト農家のおばちゃんのテントへ足を運ぶのも恒例。先週、忙しくて市場にいく時間がなかったので、スーパーでトマトを買ったのですが、おばちゃんのトマトと全然違ってびっくり。味が水っぽい。これからは忙しくてもトマトだけは市場で買わないと、とドンちゃんと話しました。
私たちが毎回買いに来るので、顔を覚えてくれたおばちゃん。いつも小さめのトマトを500円分買うのですが(それでも結構な量でさらにおまけしてくれる)、この日は「家族にあげようとおもって」とさらにたっぷりと、元々の量の二倍の量を袋に詰めてくれました。帰り道、いつもより重いトマトを持ちながらドンちゃんが「トマトジュースにしよう」っと嬉しそうだったのが印象的。小さい頃、ドンママがよくトマトジュースを作ってくれてたみたいです。お砂糖を加えて。
さらに最近は、お魚屋さんで魚を買うのも恒例化しつつあります。ヨスは海の街なので、もちろん魚介類専門の市場もありますが、普通の市場にも魚屋さんが多いのが特徴です。そこで売られているお魚たちは新鮮で美味しそうなのですが、なんせ一度に買える量が多い。ので、二人暮らしの私たちにはハードルが高かったのです。がしかし、交渉すれば少量を快く売ってくれるお店に出会い、しかも調理方法も親切に教えてくれるので、市場で魚を買うというハードルがグーンと下がったのでした。
今回は小さな鰯を購入。最近どこのお店にも並び始めています。量はこれから伸びていくらしい。
お店で頭と内臓を取り除いてくれたので、家に帰宅後、鮮度が落ちぬうちに優しく洗って調理。韓国では甘辛く煮込んでサンパッ(葉っぱにご飯と一緒に包んで)で食べるらしいのですが、今回は日本式で。
お鍋にお酒、生姜、梅干し、醤油、砂糖、みりんを入れて、落し蓋をして1時間半ぐらい煮込み、甘露煮を作りました。これドンちゃんに大好評。「生臭くなくて、日本式で美味しい!」とばくばく食べてました。
お魚屋さんには小さな透明なイカみたいなやつもたくさん売られていたので、次回はそれを買ってみようと思います。
市場はいつだって楽しい!
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