My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2016/05/07

ハプニングで全州




土曜日、四連休の三日目、さっぱりと晴れたヨス。ドンちゃんがコーヒー豆を「ジャカジャカ」と挽く音で目覚めました。


さて、四連休のわけですが、初日は二人で全州にいました。しかし、初めから計画したものではありませんでした。というのも、連休が始まる水曜日、私がヨスに帰れない事態に陥ったからです。

そもそも今回の連休は「こどもの日」と「両親の日」から成るもの。ゆえに、孫を連れて地方に住む両親に会いに行く家族連れがものすごく多いのです。秋夕や旧正月とまではいかないけれど、今回は四連休ということもあって、けっこうな民族大移動だったと思う。そして、その大移動は連休の前日の水曜日の午後から始まっていました。

水曜日は私は朝から光州へ、午前中は陶芸をして、午後は大学院に行き、夜は授業を受け、夜10時半か11時のバス(最終バスでヨスに帰る予定でした。授業の終了時間が毎回アバウトなので、チケットは予約せずにその場で買うことにしているのですが、それがまずかった。10時過ぎに光州のバスターミナルに到着するとすごい人、嫌な予感がするなと思い、機械でチケットを買おうとしたら見事に全て売り切れ。鉄道でもこの時間のヨス行きはないので、この日、ヨスに帰れないことが決定しました。

ドンちゃんに言ったら、僕が光州に行くよとのこと。しかしヨスから光州への交通手段もなし。しかし、彼の速攻のリサーチによって、お互い別々の鉄道で益山まで行けば、そこで落ち合えるということが判明。すぐに高速鉄道を予約してもらい、お互い駅に行き、時間差で電車に乗って、私が先に到着。30分後ドンちゃんが到着。無事に2時には会えることができました。

益山の観光ホテルを予約しておいてくれたので、そこで一泊し、せっかくなので益山から30分で行ける全州を観光して帰ろうということになりました。

・・・というわけで初日は全州にいたのです。





まずは、腹ごしらえ。ということでビビンバのお店へ。前回は家族会館(가족회관)に行ったので、今回は盛味堂(성미당)でタクシー運転手オススメのユッケビビンバを頼みました。

真鍮の器が素敵。ここのは、ご飯がすでにコチュジャン味になってました。ちょっと辛かったかな。けれども、南道地方のチョッカル色が強い진맛ではなく、全羅道でいう「맛깔스러운 맛」でした。さすが李朝のお膝元。




食べたら、歩いて韓屋村へ。ここは観光客でごった返していたけれど、やはり素敵でした。今回驚いたのは、韓服をレンタルできるお店がたくさんあって、若い子たち(学生)中心に韓服を着てお散歩をしている子が多かったこと。前回(2013年)ドンちゃんと行った時には見なかった光景でした。





若い子たちが韓服を着る姿は本当に美しく、鮮やかな色は若さと一緒になるとさらに光り輝くような気がします。自前の軽量韓服(写真は韓屋村のお店で売られていたものだけど)を着ている人たちもいて、それもとっても素敵でした。韓服が若い子たちに身近になることはとても良いことだと思うので、これからもこれが流行として終わらずに定番化すればいいのになと思います。




この日はかなり暑かったので、涼を求めカフェでパッピンスを食べ(黒ごまたっぷりの昔ながらのパッピンス韓紙体験もして、お家に帰りました。それにしてもすごい人だった。ヨスも観光地だけど、全州はやはり違いますね。格の差を見せつけられました。


思いも寄らなかった全州だったけれど、振り返ってみればとっても楽しい時間を過ごせました。一眼レフカメラを持って来なかったのが心残りだったけれど。この日ずっと私のリュックを背負ってくれたドンちゃん、水曜日の私のリュックは色々な資料が入っていたので重かったはず。ありがとう。

ちなみに2013年の全州記録はこちら→一日目二日目。この時は韓屋に泊まって、真鍮の器で出てきた朝ごはん、ベテランカルグクス、マッコリ、ビビンバを全て楽しんで、ホームプラスで輸入ビールが6つで1000円に大興奮したんだった。


ただ、次回、もし連休の前日に大学院に行かなくてはいけない日があるならば、予め帰りのバスのチケットはとっておこうと思います。それは反省。


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