My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2016/05/17

釜山で美味しいごはん


ツツジの季節が幕を閉じ、馥郁たる香りのバラが高貴に咲き誇る季節になりました。こちらでは入り口やフェンスでバラを育てている家が多く、散歩をしながら黄色、緋色、苺色のバラを賞でることができます。どの色のバラも、深緑色の葉とのコントラストが美しい。その色の対比と調和の中に、初夏を感じることができます。



さて、マラソン大会参加目的の週末釜山でしたが、美味しいもの大好きな我が夫婦、釜山グルメも堪能してきました。美味しい釜山ごはんのために走りきったようなものだから。(それと、悔しくもPOでOKCに負けてしまったSASのメンバーのために私の走りを捧げました、爆)

日暮れに釜山に到着したので、すぐに夕ご飯を食べに。マラソン大会前日ということもあったので、この日の夕ご飯は炭水化物と決めていた我が夫婦。そして釜山の炭水化物といえば、海鮮カルグクスとミルミョン。ということで、カルグクスとマンドゥが有名なお気に入りのお店へ足を運びました。ササン駅からすぐのところにある이가네칼국수、ここはいつでもお客さんがいる人気店。美味しいんです。両親が来た時にも、寄ったぐらいお気に入りのお店。





もちろん、海鮮カルグクスを頼みます。干しエビ、干し鱈、アサリなどの出汁でとったスープとお店で作る新鮮な麺が絶品です。




ここのマンドゥも中身がギューっと詰まっていて、美味しい。必ずセットで頼むメニュウです。




そして今回はカルグクスの他に釜山名物のミルミョンも一緒に頼みました。小麦粉で作った麺はもっちりとして喉越しが良く、美味しい。スープはさっぱり、赤いタレは甘辛くて少しフルーティーです。食欲が進む夏の味。

次の日、走り終わったあとのお昼ご飯は、ずっと食べたかった釜山名物である꼼장어 ヌタウナギ!ちなみにヌタウナギは日本では食用になってないみたいです。キモかわいい深海魚。



釜山出身で現在ヨス在住の大学教授と話していた時、ふと、「ヨスではたべれない、釜山に帰ったら必ず食べるものってなんですか?」って聞いてみたことがあったのです。教授曰く꼼장어 (ヌタウナギ)をヤンニョムで焼いたやつだねー美味しいんだよー」とのこと。その答えを聞いて以来、ずっと꼼장어 (ヌタウナギ)を釜山で食べなくては、と思っていました。




ドンちゃんが探してくれた人気店はチャガルチ市場の近くに位置していました。そこでは魚を売りつつ、その場で捌いて、焼いて食べるスタイルのお店が立ち並んでいます。




店頭では魚をじゃんじゃん焼いています。焼いているといっても日本の焼き魚とは違って、油でジュージューと焼くのが韓国風。





さっそくヌタウナギのヤンニョム焼きを頼んだら、まず出てきたのが焼き魚たち。油っぽくなく、香ばしくって美味しい。




焼き魚とビールで乾杯していたら、ようやく出てきたヌタウナギ!アルミホイルを引いた鉄板の上で混ぜながら焼きます。



ヌタウナギと一緒に焼いているのは玉ねぎ。赤いヤンニョムが食欲を掻き立てます。

で、肝心の食べた感想はというと、ヌタウナギは鰻っぽい味だけど、少しさっぱりめでなかなか美味しかったのですが、ヤンニョムは、ちょっと味の深さが足りなかったというか、思っていた感じと少し違っていました。もう少し甘めの味があれば引き締まる感じもしたんだけど、全体的にモヤっとした味付けだった。でもこれが釜山の味付けなのかな?これはこれで美味しいのかもしれない。ただ、全羅南道の味に慣れている人に食べてもらってその感想を聞きたくなりました。ちなみにドンちゃんも私と一緒の感想でした。

かなり期待してただけに、少しだけ残念な感じだったマラソン後のお昼ご飯。その後、ロッテデパートに寄って、欲しかったお洋服を買って気分を回復。デパートでは釜山ならではの美味しいものもお土産で買ったのですが、それはまた次回に。

ちなみに今回利用したホテルは中央駅からすぐのCrown Harbour Hotel Busanでした。ここオススメです。サービスも良く、部屋もきれいで、何よりも観光に便利なロケーション。チェックアウトの時間を13時まで無料で伸ばせるのも良かったです(マラソン後、戻ってシャワーを浴びれるから




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