My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2016/05/16

夫婦の挑戦



麗らかに晴れた月曜日のヨス。最近は朝から「ホーホケキョ」と季節外れの鶯の声が聞こえます。その声から小さくて可憐な様子を感じることができるので、「ホーホケキョ」が聞こえるたびに、ドンちゃんと「かわいいい」と大騒ぎしています。萌萌。

さて、週末は一泊で釜山へお出かけ。目的は釜山ハーフマラソン大会に出るためです。夫婦二人で一緒に継続的に何かに挑戦したくて、毎日当たり前のように二人でしていたジョギングを本格的にやってみようということになったのです。

その最初の目標がこの大会でした。ハーフマラソン大会といっても、5キロと10キロのコースも準備されていたので、初心者の私たちは10キロに登録。10キロだけど、その時の私たちはペースを意識しながら走り続けるということ自体をしてこなかったので、かなーり未知で怖い距離でした(当日までも最大6キロぐらいしか走って来なかった

この大会を目標に据えた後は、二人で計画をたてて練習を開始。ランニングシューズやウエアの重要性を知り、きちんとしたブランドのを買いに行ったり、日々の練習に新しいマシーンでの筋肉トレーニングを入れたり、タンパク質を意識した食事にしてみたり(うずらの卵の醤油煮を欠かさず作っていた)、色々と試行錯誤しながらも、二人でより長い距離を走っていくことの楽しさ、走り終わった後の爽快感を共有していきました。

大会はとても楽しかった。お祭りみたいな感じ。もちろん記録を意識するセミプロの選手たちもいたけれど、大部分の参加者が私たちのように、大会を日々のランニングの力試しの位置に据えている人たち。会場はビッグイベントとして楽しむ雰囲気で溢れていました。大会運営も予想よりもはるかに体系的に行われていました。最寄り駅から会場まではリムジンバスが運行されていて、行き帰りはとっても楽でした。荷物の管理もボランティアの学生たちがしっかりとしてくれて、とってもスムーズでした。有難い。

走り終わった人たちにジュースやバナナやパンを配るのはもちろん、豆腐キムチとマッコリも無料で配膳しているところは韓国らしかった。同好会のテントもいくつかあって、そこでパジョンを焼いているのも良かったな


肝心の私たちですが、楽しみながら走ることができました。3キロまでは海を眺めながらスイスイと走り、途中4キロから8キロにかけてはちょっとしんどくて、残りの2キロは果てしなく長く感じつつも、ドンちゃんと一緒に励ましあいながら、一緒に走りきりました

ドンちゃんと走りきれたことが嬉しい。一人じゃなくて、二人で一緒に達成できたことが嬉しい。今日のことを分析して、これをまた次回に一緒に活かしていけることが嬉しい。一緒に一つ一つ積み上げながら挑戦し続けていけることが何よりも嬉しい。

目標を一緒にたててそのための過ごした時間も、目標を達成した瞬間も、大切な思い出になったねって、記念のメダルを手にしながら話しました。


次回の大会のために、今日からまた二人で頑張るぞ。





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