My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.
2015/06/08
鰻は塩焼きで
週末はヨスでのんびりした我が夫婦。というのも、MERS騒動でなんだか都会が騒がしいため。
MERSに関しては、特に言及することもないのだけれど、ただものすごく不思議に思うのが、なぜ韓国ではMERSをメルスというのか。そして日本では発音記号に近いマーズと呼ばれるのか。メルスとマーズの差がものすごく気になっています。なぜそんなに気になるのか、と言われれば、本来ならば韓国ではマーズ、日本ではメルスと呼ばれる可能性が高いと考えるため。
外来語は韓国の方が割と原音に近く発音される、というのが私の個人的な所感。というのも、そもそも日本語の外来語表記は慣習に基づくものが多い。それは外来語が韓国よりもずっと早くから取り入れられたため。一方韓国では外国語が本格的に入ってきたのは戦後だし、韓国語は音声学的にも日本語よりも発音できる範囲が広いために、原音に対応できる部分が相対的に多くなる。
そんな風に考えているために、今回なぜにMERSをそのままローマ字読みのメルスと発音するのか気になったのでした。おそらくMERSがMiddle East Respiratory Syndromeの略のため、つまり他の単語とは性質が違うということ、というのが答えだとは思うんですが…。
と、前書は長くなったのですが、そんなわけで!?今週末はヨスで美味しいものを食べてきました。
何を食べに行ったかといえば、장어、鰻です。実は韓国ではヨスは鰻で有名な町と知られているのです。
お刺身やカンジャンケジャンが美味しい季節はすぎてしまったけれど、これからは鰻が美味しい季節。ヨスでは季節ごとに美味しいものがきちんと存在するのです。
向かった先はヨスで一番有名なお店。この日も地元の人たち、観光客の人たちで溢れていました。
↑ヨス名物のカラシナのキムチももちろんおかずと一緒に出されます。写真にはありませんが、カラシナの水キムチもありました。さっぱりして美味しかった。
↑干した魚の皮を甘辛く味付けしたこのおかずが絶品でした。この干された魚の皮、よくスーパーや市場で見かけるのですが、ノーマークだったので、次回買ってみようと思います。
私たちが頼んだのは鰻の塩焼き。ヤンニョン焼きもあるのだけれど、鰻の味を楽しみたいのでパス。写真ではわかりませんが、さばかれたばかりなので、炭火の上で踊っています。新鮮。
ふっくらと焼きあがりました。ここのお店は下ごしらえが上手なので、骨もきれいに取り除かれていました。食べやすい。肝心の味は泥臭くなく香ばしくて美味しい、いくらでも食べれます。
そのまま食べても美味しいのですが、写真のキャベツのサラダにチョジャンを垂らして混ぜたものと一緒にサンチュで包んで食べても美味しいです。
鰻の塩焼きを堪能した後は、ご飯を頼みましょう。ご飯を頼めば、なんと장어탕(チャンオタン)鰻のスープがついてきます。これがものすごくものすごく美味しい!!鰻の出汁とエゴマの香ばしさ、もやしとニラ、すべてが絶妙にマッチしていました。これだけ食べに行きたいぐらい。
このチャンオタンにも種類があり、まるごと鰻が入った통장어탕(トンチャンオタン)もヨスが有名だそう。この次はこれに決まりだな。
そして、鰻が一番おいしい8月はシャブシャブで食べるのがオススメと聞きました。季節ごとに美味しい食べ方が存在するヨスは私にとってパラダイス。
ドンちゃんとお腹いっぱいになった後は、散歩をして帰路に就きました。
肝心のお店の位置情報は後日載せます。
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