昨日のイビキのネタの続きになりますが…ドンちゃんは私にイビキで責められたことが相当ショックだったようで、昨日プレゼントをくれました。「イビキで体調を悪くさせてごめんねの気持ちと一緒に」と渡されたものは、某ブランドの下着のセット、カラーは春色(すでに初夏さえ終わっているが)
プレゼントはいつ貰っても嬉しいけれど、でもドンちゃんに必要ない罪悪感を感じさせてしまったことを深く反省しました。良くやるんです、私。金輪際、嘘でも本音でも彼のせいで体調を崩したと言うのはやめようと誓いました。(今更)
さて、全然関係ない話に変わりますが…。
ヨスでの生活は例外なくオール韓国語です。なので、ヨスに住んでみて、生活に根をおろして現地の人と交流してみて学ぶ韓国語がたくさんあります。今日はその一つを書いてみようと思います。
以前、こっちの人と話しながらドンちゃんの話題になったとき、「신랑(新郎)は何の仕事をしている人なの~?」とドンちゃんのことを「新郎」と呼んできたんです。普通、日本だと新郎って結婚式で使う言葉で普段の会話であまり使わないですよね。いくら新婚夫婦でも。
けれども、こちらでは結婚2年目に突入した我が夫婦に対しても、私の旦那を呼ぶときは「新郎」を使うんですね。なので結婚5年以内(ぐらい)の新婚夫婦の旦那さんを呼ぶときは「新郎」を使うんだな~って思っていたんです。
が、結婚して数十年、子供が大学生になる奥さんたちも自分の旦那さんのことを「私の新郎は~」と呼ぶのを聞いてびっくり。そうなんです、こっちでは新婚とか関係なく、旦那さんのことを「新郎」と呼べるんです。(もちろん、普通に남편(夫)とか呼ぶ人もいます、人それぞれ)
50代の女性が「うちの新郎が」というのを聞いた時は「最近、再婚されたのかな?」って思ったぐらい。でも、あまりにも私の周りの奥さんたちが「新郎」と使うので、今では私もドンちゃんのことを「私の新郎は~」と話すようになりました。
韓国語の国語辞典で「新郎」を調べてみたら、日本と同じ意味の「新婚初期の夫を呼ぶ言葉」というのもあったのですがそれは2番目の意味で、「結婚した男」という意味が一番に来ていました。
ちなみに새신랑といって、新郎(신랑)という言葉に更に새という「新しい」という文字がくっついた言葉があって、それが日本でいう「新郎」にあたるみたいです。
(新郎呼びはヨスの地方だけなのかわかりませんが)新婚夫婦だけではなく、長年連れ添った旦那さんでも「新郎」と呼ぶんだということ、韓国人の妻として学ぶものがありました。
(でも日本語の「主人」呼びより断然にいいと思います。私は夫を主人って呼ぶことにとっても違和感。主人って何、じゃあ私は家来?って思ってしまう。なので絶対に使いません。そしてこれを公式な呼び方であるとする日本の古い慣習が嫌い。)
あ、逆に旦那さんが奥さんのことを「新婦」というかと問われれば、NOです。新婚夫婦の男性でも使いません。なんでなんだろう、不思議だ…でも、こうやって現地で学ぶことはなかなかおもしろいです。
写真は紫陽花。そして今日は三つの복날(伏日)のうちの초북(初伏)なので、参鶏湯を食べる日。(日本でいう土用の丑の日)陶芸家の先生たちと韓国の漢方薬である韓方薬で蒸した鴨肉を食べに行ってきます。
みなさん、良い週末を。
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