2日ぶりにヨスの我が家に戻ってきたら、キッチンに置いてあった玉ねぎの芽が伸びてて、その生命力にびっくり。そういえば、最近、家の近所の市場でも芽が伸びた玉ねぎがゴロゴロと売られています。これって食べれるのかな?レシピを探してみようかしら…。
前回のブログに書きましたが、ドンママの方のお祖父さんのお墓参りとお祖母さんのお見舞いを兼ねて、週末にソウルの実家に行ってきました。
ドンパパ、ドンママはお互い兄弟が多いので、親戚の数がものすごーく多く付き合いもかなり濃い分(→参照★)、楽しかったり大変だったりするのですが、まあ今回も色々とネタが豊富でした。
ドンママには4人のお兄さんと2人の弟がいます。つまり、6人の叔父さんたち。お墓参りの当日は朝10時半にドン家に集合ということになっていたんです。(お祖母ちゃんもドン家にいるし)
前日に当日の準備をしなくてはいけなかったので、夜遅くまでドンママとドン姉とドンちゃんと一緒にキッチンで色々と準備していました。(お墓に行くときは、かならずお墓の前でピクニックをするので、親戚全員分のご飯を準備しなくてはいけません。)
なので、「当日はぎりぎりまで寝ようね」ってことで就寝したのですが…
おっさんたち、朝の7時半に来たから。
もうびっくり。みんな寝てたから。なんか中年のおじさんの声がするぞ…ドンパパの声でもないし…と思って起きてみたら、おじさんたち勢ぞろい。
みな、朝ごはんを食べるためにドン家に来たらしい。ということで、ドンママがドタバタしながらも朝ごはんを準備。さすがの手際の良さだな~と思っていたら、「焼き魚も食べたい」とおっさんたちがリクエスト。さすがのドンママもカチンと来たのか、キッチンで「おっさん、欲が半端ねえ」とボソリ。たしかに。
そんなこんなで予定よりも2時間早くお墓前りに出発。家の前には大きなロケバスが。一番上の叔父さんがこの日のために、親戚全員が乗れる大型ワゴン車で来たのです。こんなに大きいとレンタル代も高くつきそうだなって思っていたら…
この日のために購入したらしい。
一番上の叔父さんがお金持ちだということを思い出しました。ちなみに運転手さんもいました。てか、お金あるなら自分の家で朝ごはん食べればいいのにね。焼き魚とかいくらでも買えるじゃん。鯛とか焼けばいいじゃん。
肝心のお墓参りは、カオスでしたよ。
NYから従妹がこの日のために帰国してたらしく、サプライズで登場。しかし実の母である伯母さんとは仲が悪く、全体に嫌な雰囲気が流れ。そしたら突然ドン姉の息子のGが吐き戻してプチパニックになり。お祖母ちゃんはお祖父ちゃんに会いたいと大泣きし始め、それをみたおっさんたちも泣き始め。かと思えば歌を歌いだし。クリスチャンのおばさんは何かを声を出して祈りはじめ。りんごをかじった叔父さんの差し歯がとれ。
すべてが終わった後、ドンママは5歳ぐらい老け込んでた。
ちなみにドンパパの親戚でもお墓参りに関して問題が浮上。
ドンパパの一族は光州にいて、儒教色がものすごく強い家系です。一族のうち、誰かが亡くなるとお祖父さんが所有する山に土葬されます。そこの山で問題発生。
「そこの山に土葬し続けた結果、出るんだよね」とドンママ
てっきり、幽霊が出るのかと思ったら、
土葬なので「体内の内臓系」が地面から出てきちゃっているみたいです。まじで?
なので、山の麓の村の人たちに、ドン一族が山に立ち入るのを禁止されたらしい。
自分のものなのに、お祖父さんかわいそう~って思っていたら、話はそこで終わらず…
なんとお祖父さん、山に入れなくなったかわりに、家族たちがピクニックや遊びにいけるように、お墓も兼ねた霊園を建設し始めた。けっこう大規模に。
それに対して、ドンパパやドンママ、他の兄弟たちも大反対。が、キングオブ家長なお祖父さんなので、家族のためだといい反対を押し切ったみたいです。
完成間近、ドン霊園(爆)
ドンママは「正直に言うけど、もう、お祖父さん必要ないわ。いらない。」ってぶっちゃけてました。
でも私は、光州のおじいさん大好き。私が伺った時は90歳にも関わらずスーツを着て出迎えてくれて、私の名前をフルネームで覚えてくれていました。別れる際は「シイナ ホガラカ ニ イキナサイ」と日本語で言葉をかけてくれ、頬を撫でてくれました。
と、長々まとまりなく書いてしまった。つっこみどころ満載な週末でした。
個性豊かな親戚たちに囲まれるのも悪くないな~という結論で、この話を締めたいとおもいます。楽しいです。ほんとだよ。疲れるけど楽しい(爆)
お墓参りが終わった後、ドンちゃんとソウルをブラブラ。大好きな北村エリアを散歩。
↑(爆)
陶磁器をみたりして、最後はインサドンでお茶を飲みました。
夜は久しぶりにお友達に会えて楽しかった~。
ソウルはいつ行っても飽きないから、また行きたい。
お互い学生だった頃にデートした思い出の場所がいっぱい詰まったソウル。
ヨスも好きだけど、ソウルも好き。
(おまけ)
ドンちゃんは日本語を正しく発音できるんだけど、それを文字(日本語)にするのが苦手。
私のことを「いちごさん」と呼ぶときがあり、(私もドンちゃんをりんごさんと呼ぶ)
きちんと口では「いちごさん」と言えるのに、文字にすると写真のように、
「いっぎごさん」になってしまいます。
いつもそれが不思議。聞こえてくる音は一緒でもドンちゃんの耳を通して文字にするとこんなに違うんですね。興味深いです。
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