ぐんっと気温が下がって朝を迎えたヨス。どうやら冬が来たらしい。出勤間際のドンちゃんに今日はコートを着なくてはだめだよ、と注意されたました。
起きたら乾燥で喉が痛い。この乾燥こそが、私にとって冬到来の知らせ。韓国の冬は東京のそれと比べたら、圧倒的に寒く、そして乾燥します。この乾燥は、オンドル(床暖房)をつけると加速度的に酷くなるので、なんとも厄介。去年、大きな加湿器(名前はドンムルちゃん)を買ったので過ごしやすくなったけれど、それまでは桶やお風呂に水を張ったり、お湯を沸かしたり、できる策は全て講じてたな。。。
海のそばに住んでいるのに、こんなに乾燥するんだ、と毎冬思います。だって、海があれば、しっとりしそうじゃない?
そう、我が家は海に近いのです。家から歩いて2、3分ですぐ海。だからと言って、悲しくなったら海を見に行く、とか、海を見てないから気がおかしくなる、といったことはなく。ふと、気づいたらそこにある存在。特に散歩中に、それに気づきます。私が住む街には海があるんだなーって。
波を見ると満潮から潮が弾き始めている時でした。ここに暮らし始めて、海の面白さには、満ち潮と引き潮がある、ということに気づきました。というのも、重力に引っ張られて、重力に押されて、水の量が増えたり減ったりするというのを見ていると、地球に重力が働いていることや、丸いこと、自転をしていることが身近に感じられるから。あと、自分が地面からは到底自由にはなれないことを思いしらせてくれるから、面白い。
広くて静かなカフェなので、持ってきた本をそれぞれ読みます。ドンちゃんは私が勧めた、サルマンラシュディーの真夜中の子供たち、私はカプシチンスキの黒檀。
夕飯にワインと食べようとカフェでバケットを買って、西日に照らされながら、また海沿いを二人で歩いて家路につきました。
海にありがたみを感じながら生活している訳ではないけれど、ドンちゃんと散歩しながら眺める海は好きだなって思う。この距離感がいいね。
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