連日雨降りのヨス。
論文執筆の間に息抜きに読んでいる本が永井荷風の随筆なので、どうしても散歩に出たくなり、今日は「1時間だけ」と決め、雨降りの中ぷらぷらと散歩に出かけてきました。
ポッサムキムチも麦のイシモチも、ヨスに来て初めて食べました。まだまだ知らない韓国料理ってあるんだな。ドンちゃんと一緒にこれからもどんどんと、美味しい韓国料理を食べ、その多様性と深さを体感していこうと思います。
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ちょうどおやつの時間だったので、カフェで温かいミルクティーとチョコレートケーキを食べ、ミラン・クンデラの本を少しだけ読み、帰りは歌丸師匠の落語を聞きながら、家に到着。きっかり1時間、雨の中の気分転換。
さて、先週末はドンちゃんと美味しいものを食べよう!と近所の「보리굴비」のお店へ。보리とは麦、굴비とはイシモチというお魚のこと。
本来韓国では、굴비(イシモチ)は塩漬けにしてから、潮風に当てながら一ヶ月半ぐらい乾燥させて食べるのですが、それをさらに麦の中に入れて熟成させたのが、보리굴비(麦のイシモチ)。ドンちゃん、これが大好物なのです。
このポッサムキムチ。イカや貝といった魚介を白菜で包んで水キムチとして漬けたもの。上の写真は包んでいるものをハサミで切った後のもの。このキムチの出汁には五味子を使っているらしく、甘酸っぱくて爽やか。これだけ食べにでも行きたいぐらい、美味しかったです。
おかずだけではなく、ご飯も美味しかった。秋にぴったりの「돌솥 버섯 영양밥(石釜 きのこ 栄養ご飯)」きのこ、栗、銀杏、ナツメの実がごろりと入っていました。韓国語でいう「영양밥 栄養ごはん」とは日本の炊き込みご飯みたいなもの。日本の炊き込みご飯も、韓国の栄養ごはんも大好物です。これで食べたヌルンチもとっても美味しかった。
主役の麦のイシモチはお店の人が骨をとってほぐしてくれます。食感がモチっとしてて、程よく脂ものっていて、とても美味しい!
麦のイシモチは実は何より、その食べ方が面白い。氷が入った緑茶にご飯と一緒につけて食べるんです。そうすることで、生臭さを消してさっぱり食べられるそう。ドンちゃんも幼い頃からお家でこうやって食べてきたそうです。日本のお茶漬けみたい。
ちなみに価格は1人分2千円。安い。
ポッサムキムチも麦のイシモチも、ヨスに来て初めて食べました。まだまだ知らない韓国料理ってあるんだな。ドンちゃんと一緒にこれからもどんどんと、美味しい韓国料理を食べ、その多様性と深さを体感していこうと思います。
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