週明けの雨によって残暑が一気に溶け落ち、秋涼を感じるようになったヨス。夜、部屋を通り過ぎる風は肌寒く、思わず昨日は、やかんを火にかけお茶を煮出しました。乾燥して炒ったトウモロコシの実と麦で。
この間のポストでドンママのことを記したのですが、今回もドンママ。まだ残暑が残る先週の秋夕の時に、作ってくれた美味しかったおかずをちょこっと紹介します。
↑ちょっと見にくいけれど、これは乾燥させた鯛を蒸しているところ。韓国は日本のように開いて干された魚もあるけれど、丸ごとで干された魚もあります。
ドンママはこの干し鯛をぶつ切りにし、ネギ、玉ねぎ、そして少しだけの出汁と一緒に、蒸していました。一度干したからなのか、白身に弾力があって食感が良く、とても美味しかったです。シンプルで日本っぽい味。
↑これはレンコンとごぼうのお醤油付け。ただ、お醤油にお酢と梅シロップが加わっているので、どちらかというと、ピクルスみたいな感じ。とってもさっぱりして美味しいです。
ドンママはたっぷり作って、味が染み渡るように瓶の中に詰めて保存してました。
↑このクリーミーなスープはこの時期に実家に行けば必ず作ってくれるドンママの得意料理、里芋のスープです。
大根やお肉と一緒にゴロゴロの里芋がたくさん入っている私も大好きなスープ。荏胡麻の実も擦ってスープの中にたっぷり入っています。
↑これはタコとコチュジャン炒め物。お店でも良く見られる韓国でも定番のおかず。
ただ私は「魚介をコチュジャンのソースで炒める」系のおかずが好きではなかったのです。味が濃くて食べていてすぐ飽きるから。なのでお店では絶対に頼まないし、家でも作らない。
でも、やっぱりというか、家庭で作ると全然味が違うんだなって今回分かりました。お店の韓国料理とお家の韓国家庭料理ってやっぱり別物。お店と違って、味も濃くないし、優しい味付けになるから、箸が進む。
ドンママにコチュジャンソースを作るときのポイントを教えてもらったので、今度作ってみようと思います。
↑最後はドンママがいつも作ってくれる6種のナムル。
大きな正方形のタッパーにたっぷり詰まってます。これをトングで一皿に盛るのが私の役目。
いつも「shiinaのために作ったんだから、shiinaが全部食べてもいいんだよ」って言ってくれるドンママ。そして実際に次の日にはタッパーは空になるぐらい、バカ食いする私。本当に、ドンママが作るナムルは美味しいのです。
6種とは
たけのこ
ワラビ
桔梗の根
ゼンマイ
シラヤマギク
さつま芋の茎
ちなみに私は桔梗の根のナムルが一番好きです。
↑次の朝、このナムルでビビンバにするのがお決まりです。
ドンママ特製のコチュジャンをちょこっと入れて、ほかほかごはんと一緒に混ぜて食べれば、それだけでご馳走です。
以上、ドンママが作ってくれたおかずの一部の紹介でした。
私が韓国料理大好きなことをよく知っているドンママは料理しながら色んなことを教えてくれます。それは調理方法やレシピの黄金比、といったものだけではなく、ドンママが小さい頃お母さんが作ってくれた味とか、結婚当初に義理母が教えてくれたあれこれとか。
家庭の味が引き継がれるって、こうゆうことなのかもしれない。ドンママの大事なことを教えてもらいながら、私の中の韓国料理はどんどん深まっていきます。
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とても美味しそうですね。お料理しながらお母様がいろんなことを教えてくださるなんて素敵ですね。ひとつ前のblog、とても胸があつくなりました。本当に素晴らしいお母様ですね。
返信削除私も間もなく韓国での生活がはじまります。shiinaさん、ドンちゃんさんのようなあたたかく素敵なご夫婦目指して、日々邁進していきたいと思います。これからもblog楽しみにしています。
これからもblog楽しみにしています。
ayaさん、お久しぶりです。お元気ですか?コメントありがとうございます。荒くて拙いブログにも関わらずから、そんな風に読み取ってそして感じて下さってとても嬉しいです^^
削除いよいよ韓国での新しい生活が始まるのですね。決してワクワクだけではなく、不安な思いもあると察しますが、新しい土地でayaさんらしい日々を過ごせるように、遠くから応援しています!落ち着いたら、、、、いつか韓国でお会いできることを楽しみにしています!