先々週ソウルに行った際、ドンちゃんにとあるレストランに連れて行ってもらいました。私の誕生日のお祝いを兼ねて。
JUNGSIKというNY初のコリアンフレンチのお店です。逆輸入という形でソウルに来たみたいです。韓国語では정식당(ジョンシクタン)といい、ここソウルでもかなり人気のお店らしく予約はもちろん必須。って全部ドンちゃんに聞いた情報(汗)
今回はランチで利用しました。4500円ぐらいで、前菜、ライス、メイン(お肉お魚)、デザートが選ぶことができます。(一番上の写真はデザート)
感想としては、すごく美味しくて、すごく興味深かった!
韓国風のフレンチって、つまり韓国とフランスの融合。「融合」って言葉がなぜか最近のキーワードだった私にとって、色々と勉強になる機会でもありました。
韓国の若手アーティストの中で写真と陶芸でアートをする人がいます。それは撮った写真に合うオブジェを陶芸で表現して同じ空間に一緒に展示する、という方法。作品を観たときは写真と陶芸が融合して一つの作品になっていて、おもしろいな~と思ったのですが、結局は二つの境界線ははっきりとみえるわけで、なんかちょっと違うかも、こうゆう融合を私は求めてないかも、と感じ…
同じく陶芸を扱う芸術家の方に、音と陶器を融合させて時間を表現するという方がいて、それは作った陶器に空港の電光掲示板のカタカタする音と一緒に展示するという方法だったのですが、面白かったけれども、やっぱり何か違う。二つの限界と限界が見えるというか。
その点、料理だと境界線がなくなって、二つが溶け合っているのを感じることができておもしろい。それは食材、調理方法、食べ方、からのアプローチ。素材はフレンチでもソースの一部はコリアン、という結果が「コリアンフレンチ」という名を越えて、きちんと一つの料理になっているから不思議。本当に不思議。お父さんとお母さんから子供が生まれるのと一緒だと考える。
料理と芸術、理論は全然違うものだから一緒に考えるのもおかしな話だけれども。
料理と一緒に頂いたワインは白ワイン大好きな私たちの憧れのピュリニー・モンラッシェ!やはりものすごく美味しかった。良いワインは飲むたびに味が変わるというけれど、こうゆうことなのね!と実感。美味しくてボトルの半分以上は私の胃袋の中に!ごめんね、ドンちゃん。でも私の誕生日会を兼ねて、だもんね。
次はディナーで来ようね、とドンちゃんと約束。
このジョンシクタンは11月から場所が変わるそう。どこになるのか確認はしなかったのですがおそらく今の場所よりは交通の便が良くなると思います。予約は電話のみですが英語は通じるのでハードルは低いです。
かなり、オススメです
食通である日本の父親を連れて行きたい
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