My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2014/10/30

人生は短い、だから



最近、ぐっと冷え込み、冬が近づいてくる気配を感じます。

お風呂に入る時、お湯もいつもよりも少し熱めにして溜めるようになったし、布団も冬用を出したし、みかんも食べているし、ソファのブランケットも起毛素材に変えたし。あとは、いつからオンドル(床暖房)を入れるかだね。

冬が近づくと同時に、気温も下がってますが、ドンちゃんの日本語熱は上がり気味。この間、母と話した時に母の韓国語が上達していたのに触発された模様。

昨日は動詞を覚えてました。写真のようにテキストに載っている動詞をノートに書き写して、声を出しながら覚えています。ノートをみてぎょっとしたのが彼の平仮名。相変わらず、まだまだ…。ね?

特に、よむの「む」を見た時には部屋の空気すべて呑み込むほどびっくりしたけど…「僕なりの‘む’を時間短縮で書く方法」らしい。そーかい!



もう一つの私たちの最近。布団に入ってから、「死後のあり方」について、二人で話し合っています。二人で話し合って、共通事項としてしっかり認識して、それを二人で信じていこうと思って。

夫婦、もしくはパートナ同士、それなりに人生に対する考え方はある程度似ていると思し、共有している部分、重なっている部分があると思う。全部ピッタリじゃなくても。

私たち夫婦の場合、共通して一番大事だと思っていることが「一緒の時間」。「どれだけ二人一緒の時間を過ごしていくことができるのか」、これが二人がお互い人生で一番大切に考えていることであり、最優先事項。今、大学院に通っているのも、彼が世界中のどこにいっても彼と「一緒にいられるように」という理由もある。

その根底には「人生は短い」という考えがお互い確固としてあるから。いつかは人間死ぬんだから、時間は限られているんだからできる限り「一緒に時間を過ごそう」という考えるから。その考えで結婚もしました。彼からのプロポーズもそうだった。

何よりも一緒にいる時間が大事だから…死んだらすべてがなくなっちゃうことがすごく怖い。二人とも特に何か宗教を信じているわけでもないので、死んだらそこで記憶も何もかもなくなりすべて終了と考えています。こんなにこんなに好きなのに大事なのに、自分が死んだら、自分の中のドンちゃんの記憶もなくなっちゃうなんて、悲しすぎる。一緒の時間へ終止符が打たれるなんて、辛すぎて耐えられない。

ならば、死んだあとのことは自分たちの想像の通りになると信じ込もう!お互いが死んでも一緒になれるってことを具体的に、できるだけ理論をつけて、そして少しの狂いなくすべて共有しておこう!ということになったのです。

といっても、それは気休め。これからも人生は短いんだ、二人一緒の時間がまだまだ残されているわけではないんだという気持ちはずっとずっとお互いにあり続けるだろうけど…それが「できるだけ二人で一緒にいたい」「一緒にいる時間を楽しく過ごしたい」という気持ちの核になり、人生の最優先事項になり、結果的にお互いを大切にしながら幸せに充実して暮らしていけているので、あっていいものなんだと思う。

毎日、彼が会社に行くとき、私が大学院に行くとき、周りから見れば少し大げさに別れを惜しむんだけど、それはこのような背景から。

そんなわけで、毎晩、死んだあとについて、話し合い。今、理論をつめている段階。死後の世界を理論で語るとか無理なはなしだけど、ドンちゃんができるだけ近づけてくれています。

そんな最近。

大切な人と人生を生きると時間が惜しくなって、
相手や自分が無くなってしまうことが怖くなって、
もっと人生がシンプルになるなと最近、思う。



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