My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2013/07/04

甕器にマンドゥを盛る


日本人も大好きな餃子。
韓国ではマンドゥといいます。
具を皮で包んで、スープにしたり蒸したりするのが一般的。

皮から作る方法を学んだので、家でも作ってみました。
ちなみに多くの韓国の家庭ではマンドゥは冷凍食品を用いるらしい。
マンドゥの皮も大型マートですら、生ではなく冷凍されて売っています。

料理学校の先生が、ソウルの方の人たちはマンドゥが得意だと言ってました。
南の地域よりも北の地域の方がが小麦粉料理が得意なのは中国も韓国も一緒なんだな~。
お米の代わりに小麦粉を使うからなんでしょうね。



生地はとっても簡単。
沸騰した水に塩を混ぜて、小麦粉に少しずつ加えていくだけです。
ビニール袋にいれて少し置いておけばOK。ちなみに小麦粉大さじ5で皮5枚ぐらいです。



それを棒状にして包丁で切って、くるくる丸めて、伸ばしていきます。




伸ばしていくのはドンちゃんに任せます。力仕事だし。
私はせっせと具を詰めていきます。

肝心の具なのですが、味付けを韓国式にすればいいので中身は適当です。
今回は、ひき肉、刻んだネギ、刻んだニンニク、刻んだしいたけを入れました。
他にも刻んだもやし、刻んだキムチをいれたりします。
砂糖、しょうゆ、ごま油、コショウで味付けすれば大丈夫です。



包み方は日本の餃子とはちょっと違います。
写真のように、両腕をくっつけて座らせるように形を整えます。
具はパンパンにたくさん入っていた方が、綺麗だと先生におそわりました。



かわいいマンドゥたちを蒸したらできあがりです。
ドンちゃんは醤油に唐辛子の粉で食べます。
私は日本から持ってきたポン酢です。


このマンドゥを盛ったお皿、久しぶりに購入した韓国の陶磁器です。



ひとつ前のブログで紹介したマートで購入した甕器(オンギ)のお皿です。

オンギとは漢字の通り、甕のことを指します。
韓国では昔からこのオンギにキムチを漬けてきたようです。
呼吸をする陶磁器と言われていて、韓国でキムチなどの発酵食品が発展したのも、
このオンギがあったからだとか。

手に取ってみると、重さもあるんですが、コンコンと叩くと軽い音がして、
瓦みたいな脆さを触感できます。

韓国の民芸品に囲まれた食卓を目指す気持ちは変わらないので、
少しづつ揃えていこうと思います。



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