My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2017/03/21

週末の仕上げは冷麺で




白木蓮の蕾が綻びました。少しだけ丸みを帯びています。遠くから見ると、まるで梟。たくさんの白くて丸くて少し小さめの梟が、木で休んでいるような光景です。かわいい。

さて、木蓮の蕾が開いた週末、ドンちゃんと「ヨスを脱出したいよね」と意見が一致したため、順天(スンチョン)に行ってきました。順天といえば、順天湾。しかし今回は2013年に開催された国際庭園博覧会跡をそのまま公園にした順天湾国家庭園へ。ドンちゃんとぶらぶらと散歩しました。




↑名前がわからないお花




↑チューリップ。。。
幼稚園でチューリップ役をやったとドンちゃんに言ったら憐れみの目で見られた。




↑ミツマタ




↑室内では熱帯の植物も。
葉っぱの形が美しくて、12月にインドネシアで見たジャワの風景が蘇りました。




↑芝生で寝っ転がったり。



↑ドンちゃん。この日ベストショット(爆)


と、まだケナリさえ咲いていないと言われたけれど、園内にはちょこちょこ花も咲いており、小さな植物園もあったりで、なかなか楽しめます。休憩にお茶できる伝統茶のカフェもあるし。でも一番のハイライトは。。。






↑これ。これなんだと思いますか?


↑これです




↑これ(爆)


園の外を沿うように流れている川で、ボート?に乗れるのです。ちなみに手動と自動があり、手動は私たちが乗ったような自転車、自動はバイク(爆)特に楽しむほどの風景もなく、時には抗いながら、時には流されながら、ただ川の流れを感じる時間(笑)ドンちゃんは太腿の筋肉に良い運動になったと喜んでました。よかったね。

自転車で体力を使ったので、早めに夕食をとることにしました。順天にはットッカルビ(韓国の伝統ハンバーグ)が美味しいお店があるので、いつもならそこに行くのだけど、今回はさっぱりしたものが食べたい。ので、冷麺が美味しくて有名なお店へ(どうやら麺も自家製らしい)





ここの冷麺が本当に本当に美味しかったのです。冷麺の麺って噛みにくいけれど(そこが美味しかったりもするのだけど)でもここのは、程よい歯ごたえ。ヤンニョンには刺激的な辛さがない代わりに、まろやかなコクがありました。自家製のヨルムキムチ(若い大根の葉のキムチ)も美味しかった。ドンちゃんも今まで食べた冷麺の中で一番美味しかったと大満足。


함흥냉면
순천시 연향동 1518-9

ちなみに、同じ名前の冷麺店がなぜかすぐそばにあるのでご注意(笑)



これから順天に行くときは、自転車ボートに乗って体力を使い、冷麺を食べる、というのが定番のコースになりそうです。ふふ。




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2017/03/17

全能





今年のホワイトデーのプレゼントはレコードプレイヤーでした。

父がクラシックレコードのコレクターだったので、実家の倉庫にはレコードがぎっしり。この間帰省した時に「これ、全部私がもらっていいよね?」と父に聞いていた私を、ドンちゃんは見逃さなかったようです。「もちろんいいよ」と返事を貰えたので、めでたく私のものになったレコードたち。まだ日本にいるけれど。さて、


絵は全能だ


と初めて感じたのが、ベルリンのバウハウスでカンディンスキーの作品を観た時。ここでは何だって表現することができるんだな、という歎美の声が自分の中に湧き上がったのを覚えています。


音楽は全能だ


と感じたのは最近のこと。アルゼンチンのシンガーソングライターであるRamiro   Cubillaの「UNIVERSOS」というアルバムを聞いた時でした。カンディンスキーの絵を見た時とぴったり同じように感じたそれは、アルゼンチンの音楽、特にアルゼンチンジャズの世界へあっという間に私を嚮導。カンディンスキーが私を絵画鑑賞の楽しさにどっぷり浸からせたように。ちなみに音楽の方はまだ、どっぷりどころか、足の爪のちょこんと漬けている程度だけれども。

つまり、自分の音楽観が広がっている最近だったので、レコードプレイヤーを贈ってもらえて嬉しかったということです。


早速ドンちゃんとレコードを買いに、近所にある小さな中古レコード屋へ。さすがにアルゼンチンジャズはなかったけれど、いかにも音楽オタクなオーナーが状態が良いものを色々出してくれて、カラヤンが指揮したベルリンフィルハーモニーオーケストラやリチャードクレイダーマンといった定番のものを買うことができました(父のコレクションと被りそうだけど)

ただ、ドンちゃんが一緒に頼んだアンプ内蔵のスピーカーが到着していないので、まだ一枚も聴けずです(爆)


次にソウルに行った時、ドンちゃんと中古レコード屋さん巡りするのが今の一番の楽しみです。ドンちゃん、ありがとう。

でも一番嬉しかったことは、プレゼントと一緒に贈ってくれた「僕はいつでもマイベイビーのことを愛しているし、いつも応援しているから、マイベイビーはマイベイビーがしたいことを自信を持ってやればいいんだよ」という言葉。うれしい。うれしい。


私にとってやっぱり、ドンちゃんが全能です。




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2017/03/15

越冬を終えた渡り鳥たち



天気が良かったので、洗濯物を干さずに朝から散歩へ。緩やかな丘の上にある展望台で陽光を反射する海面を眺めていたら、そこに浮かぶ鳥の数が、先月よりも少ないことにふと気付きました。

もし、冬の間に私がみた鳥たちが渡り鳥と呼ばれる者たちだったならば、暖かくなり始めたため、故郷へ帰ってしまったのかもしれない。そんな考えが頭に浮かびました。現にヨス近くの順天にはシベリアから越冬するため多くの鳥が集まっているのを見たし。だとしたら、なんか羨ましい。

「生きる」という生命力を基軸にし、自分のバイオリズムと移り変わる季節を読み取りながら、羽ばたいていく渡り鳥たち。なんと素敵な生き方だろう。

ただ、生物学は専門外だし、ましてや鳥類なんて「卵から生まれ、嘴があり、飛ぶ(しかしペンギンを除く)」ぐらいの定義しかできない私なので、あくまでもこれは想像上のことだけど。




かくゆう私も無事に越冬。

ソファーの肘掛にはいつも読みかけの本を置いています。冬はそこに本が積み上げる季節です。特に今年の冬は論文もあり積極的に外に出かけなかったので、ずっと本を読んでいた気がします。

この冬の一番は中欧文学の巨匠フラバルの「わたしは英国王に給仕した」でした。まるで20世紀を擬人化したようなチェコ人が主人公の作品でした。写真は今読んでいる本。ロシアの偉大な文豪ナボコフが書いた「賜物」、20世紀を代表する文学作品の一つです。分厚くて、他のロシア文学同様と読み始めが辛かったのだけど、なんとかそれを超え、take offに成功。今は文体と形式が飛び抜けているところに面白さを感じています。

そんな私を側で見ているドンちゃん。彼はもっぱら哲学の本ばかりを読んでいたけれど(一時期は哲学のブログを書いていた、爆)、私の影響を受け?、最近は文学一辺倒。私に「良い文学を紹介して」と頼みます。

もちろん、本はたくさん読めば良い、とは思っていません。読書の本質は、読んでそれを自分の中に移入して、解釈することだと思うからです。それは大変難しい思考的行為だし、訓練が必要なことだけど。読む本が少なくとも、内容を自分の中に入れて、作者が何が言いたいのか、そこにある一般性を導き出すという行為をするならば、それは自分の糧になり、豊かに生きる上で大事な経験になると思うのです。それこそが読書。もちろん映画もそう。

読書において、極論を言えば何を読むかは大事ではないけれど、それでも質の良いものを選びたい。だって人生はとっても短いから。人間の時間は無限ではない。特にのんびりと勉強だけすればいい身分の私と違い、会社勤めのドンちゃんは読書に使う時間が限られてくる。ならば、良いものを読んでほしいと、紹介する本選びにも熱が入るわけです。





今までドンちゃんに紹介した本は、ブッカー賞作家であるサルマンラシュディ、安部公房、夏目漱石、マジックレアリズムの巨匠ガルシアマルケス、フランス人作家ルクレジオなどなど。今回はカズオイシグロの「日の名残り」を紹介しました。栄華を極めた英国帝国の静かでゆっくりとした凋落を感じることができる作品。写真のがそれです。韓国のネット本屋さんで頼みました。

と、ちゃっかり一緒に私の本も。安部公房の「箱男」と戯曲集を。私のファースト安部公房は戯曲集「友達」でした。当時カフカを崇拝してた私は「日本人でもカフカがいる」と相当衝撃を受けたのを覚えています。読み返したいと思っていたところだったです。ふふふ。

本棚にある250冊の本は、ほとんどが日本から持って帰ってきたもの。付け加えるならば、ドンちゃんのトランクと手荷物でやってきたもの。(つまりドンちゃんが本のアッシー。だって本って重いじゃん。)今回、韓国の本屋さんは日本の本も割と充実していることを知ったので、有名な文豪の作品はなるべく韓国で買おうと誓いました。。。

越冬が終わっても、渡り鳥のように旅立つことなく、ヨスに引き続きいる私たち。せめて読書中だけでも、羽ばたき、ここではないどこかの空気が吸えればいいなと思います。





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2017/03/13

お家で韓国ごはんー蔓人参を使ってー



木蓮の蕾がいよいよ白くなり始めた今日この頃。

先日、また小さな春を買ってきました。韓国では春の山菜の一つに数える더덕、蔓人参です。

こちらでは良く食べられる食材。旬の美味しい時期はあるけれど、割と年がら年中売られています。独特な香りとほのかな苦味が後を引く山菜です。私はこっちにきて初めて蔓人参の存在を知りました。

写真のそれは市場近く、道端のおばあさんから購入したもの。蔓人参は皮を剥くのがめんどくさいのだけど、すでにおばあちゃんが小さなナイフで器用に剥いてくれていました。

食べ方としては、まずは생채(センチェ)、細切りにした蔓人参をお酢の効いた辛めのヤンニョンで 和えて食べる調理法。次に무침(ムッチム)、朝鮮松の実を砕いてごま油で伸ばし、それと千切りにした蔓人参を和えて、塩で味を整える調理法。どちらも生で食べます。

私は、そのどちらでもなく、양념구이(ヤンニョンクイ)で食べることにしました。ヤンニョンを塗って、焼いて食べる方法です。





作り方は、塩水に漬けておいた蔓人参を切ってから、叩き割ります。叩きごぼうみたいな要領で、ガツンと一発。





次にヤンニョン作り。コチュジャン、ごま油、砂糖、そこにネギやニンニクのみじん切りを。(コチュジャンとごま油、砂糖は大体3対1が基本)そしてそれを蔓人参に塗って焼けば完成です。私の場合、塗るのが面倒くさいので、そのままボウルに入れてジャジャっと混ぜてしまいます。さらに焼くときは網が基本ですが、それも面倒くさいのでフライパンです。ザ大ざっぱ。

さ、出来上がりの写真を!と行きたいところでしたが、まさかの失敗(爆)コチュジャンを入れすぎて尋常じゃないぐらいの辛さになり、食べた瞬間すごい勢いで吐き出しました。そして舌がしばらくジリジリ。あんなに辛くて不味いの久しぶりに食べたわ。全て、ヤンニョンを作った時点で味見をしなかった私のミスです。

焼き終わった後だったけど、だめ押しで水を入れて煮たら、さらにすごいものができあがり、泣く泣く捨てました。帰宅し、生ゴミをみたドンちゃんが「ゴミの中にトッポッキがある!」って騒いでいたのが印象的。確かに長細くて赤いわ。

いつか、来年の春にでも。。。リベンジしようと思います。





ちなみに、この日は豚ロースの塊も1キロ購入。セールでした。





半分に切り分けて、塩をモミモミ。いつか食べようと思っていたリンゴと一緒にお醤油と蜂蜜で味付けて、お酒をかけてオーブンへ。こっちは成功。

今月末にドンちゃんのお友達がお家に来るので、このバージョンアップをメインにしようかと企み中です。


ステラには負けられません。






2017/03/10

選ばなかった人生






今週、ドンちゃんの会社の同期の集まりがありました。同期のうちの一人が今月結婚式を挙げるので、その招待状を皆んなに配りたいからという目的で開かれた会でした。結婚する彼のことをよく知る私も誘ってもらって、ドンちゃんと参加しました。

見たこともない貝がどっさり盛られた鍋をつつきながら、お酒を飲んで、皆で彼をお祝い。ただし、その場を包むのは、祝福というより、どこかホッとした安堵の空気。というのも、彼は今回、二度目の結婚だから。1度目の結婚は破棄になってしまったんです。


外国人の彼女と結婚するというのを聞いたのは、私たちも結婚して間もなかったころ。彼はすでに独身寮から家族用の社宅に移り、これから始まる新婚生活の準備を一人でしていました。二人で彼を祝福しました。国は違えど、同じ海外から嫁いで来る仲間が社宅にいるんだなって思うと嬉しかったし。

休暇をとって、彼女を迎えに行ってくるという彼に、行ってらっしゃい!と声をかけたはいいけれど、一人で韓国に帰ってきた彼。そして、いつまでたっても彼は新婚生活のために準備した家に、一人っきり。どうやら、色んな事情があって、彼女とは結婚できなかったということを知ったのは、それから間もなくしてから。

そんな彼の過去を知っていた分、今回の結婚の知らせに皆で安心し歓喜したのでした。招待状用に撮ったウエディング写真の二人はあまりにも幸せに溢れていて、良かったね、おめでとうという言葉しか出てきません。

結婚の約束までした彼女との別れを選択した彼。その選択の先に、今の彼女との出会いがあったわけです。


この集まりに参加してから、人生の選択、それ自体について少し考えました。


人の人生とは選択の繰り返しですよね。今立っている場所も、過去のどこかで選択をした結果であるわけで。何かを選らぶ行為には、何かを「選ばない」という行為が背にあって。つまり、人は誰でも選ばなかった人生があるわけです。

もし、あの時別れていなかったら、とか。もし、あの時夢を捨てなかったら、とか。今がどんなに幸せでも、過去に選択しなかったもう一つの人生を考えることは人間誰でもありますよね。

私の場合、人生一番の選択は、やはり結婚してヨスに行くか、日本にいるか、でした。その時、ドンちゃんのそばにいることが何よりの自分の幸せである、という確信があって、ヨスに行くことを選びました。日本にいることは、幸せじゃない、って思ったから。


でも今は少し違います。きっと選ばなかった道を生きる私も、幸せなんじゃないかなと、思えるのです。だって、今がものすごく幸せだから。今がこんなに幸せなんだから、どの道に進んでも私は幸せに暮らせるんじゃないかなって思えるのです。根拠ない自信だけど、直感で。もちろん、あの時私がした選択は唯一で最善だと思うし、ドンちゃんがいない人生なんて考えられないけれど。

でも、選択しなかったもう一つの人生の自分もきっと幸せに生きているかもって思えることは、悪くないなって思います。


写真は結婚する彼を囲み、皆で食べた貝の鍋(動画を切り抜いたので、見にくいかもしれません)メニュー名は「해물찜」なので蒸し料理だけど、탕料理に近いと思う。〆はここにラーメンを追加。ものすごく良い出汁がでて、美味しかったです。




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2017/03/06

お気に入りのお店





日曜日はドンちゃんとコーヒー豆を買いに、散歩に出かけました。いつもはバスに揺られて30分のところで買っていたのですが、今回は海沿いをのんびりと歩くこと15分のところへ。

そのお店ではコーヒーを飲んだことはあったけれど、豆を買うのは初めて。

対応してくれた店員は若くて感じの良い青年。私もドンちゃんもコーヒーは酸味が効いたのが好きだと言ったら、いくつかの豆をリコメンドしてくれながら丁寧に説明をしてくれて、さらには、今から豆をローストするのだけど、私たちが欲しい豆からローストしますよ、と言ってくれました。





ロースト前のコーヒー豆

さっそくコロンビアを選んだ私たち。ローストされるまで40分ぐらいかかるとのことで、コーヒーを飲みながら待つことにしました。二人でお店オリジナルのブレンドを啜りながら、おしゃべり。ちょうど、お昼が終わったあとの、時間がのんびり流れる午後の一番良い時で、窓から差し込む陽射しがキラキラと床を照らしていて、そこに音楽とコーヒーの香りも手伝って、店内は穏やかな空気に包まれていました。とても良い時間だったな。


お気に入りのお店が、自分の住む近くにあるって幸せだねとドンちゃんと話した帰り道。実はカフェの他に、近所に新しくできたスーパーにも寄ったのですが、そこが予想以上にとっても良かった!日本のスーパーに韓国の業務用スーパーが足された感じで、足繁く通いたくなりました。それもあってか、なんだかここに住むことがより楽しくなったような気がします。


お気に入りのお店があることは、便利に暮らせるとはまた違うけれど、大事だなと思います。自分が住む場所を、「住んでいるから」という理由一つで好きになることは容易いことではないから。もちろん常に自分の住む場所が好きであることが理想だと思うし、そうでいたいけれど、そうでなくて苦しい時、好きなお店とか、好きな場所があると、ちょっと救われる気がします。






買ってきたコーヒー豆は、ローストしたてだったので、1日寝かせて、今朝さっそく淹れてみました。酸味を生かすために、豆は粗めに挽いて、お湯の温度は少し低めで。一昨日練習で作ったリンゴのタタンケーキと一緒に。






良く膨らんで、朝からうっとり。




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2017/03/04

春の市場



昨日から、春が来たなと思ったわけは、地面を照らす陽光の明るさが、断然強くなったから。光の彩度は高く、影とコントラストがより鮮明になったような、そんな変化を感じます。


昨日はお散歩がてら朝から市場に行ってきました。季節が移り変わる度にまずは市場に行くという習慣と、市場で季節を見つけるその楽しさは、ヨスで生活をするようになって見つけたことです。

市場に行ったら、まずは出来立ての純豆腐を買うのが恒例。お豆腐が入ったほかほかの袋をぶら下げて、向かう先はお惣菜屋さん。そこで久しぶりの韓国の明太子を。あとは、市場をのんびりとぶらぶらしながら気の向くままに観察。

春のナムルたち(山菜)が並んでいるかな、と思ったけれど、それはまだ早かった。その代わり、茹でた菜の花があって、おばさんたちがその前で足を止めては購入していました。下茹でされたものをどう使うのだろう。ナムルかな?果物屋さんの主役だった苺はずいぶんと安くなりました。旬も終わりかな。




さて、市場で買ってきたものは봄동という春白菜。お花のように広がっていて、初めて見たときはこれが白菜だとは思いもしませんでした。韓国では今が旬です。市場でもたくさん売られていました。

春白菜、こちらでは生のままさっと塩で揉み、ごま油がきいたヤンニョムで和える겉절이(コッジョリ)で食べるのが一般的です。あとはお豆腐と和えたり、パリッと焼いてジョンにしたり、テンジャングッ(お味噌汁)にしたり。ただ、わたしが思うに、春白菜は生で食べるのが一番美味しい。甘みと少しの苦味があってみずみずしくってシャキシャキで。





春白菜の他には、生わかめも買いました。こちらも今が旬で、たくさんお店に並んでいました。お店のおばあちゃんに食べ方を聞いたところ「煮てもよし、炒めてもよし、湯がいてもよし、茎も全部食べられるから捨てる部分はないよ。若い人なら甘辛い味付けで食べもいいんじゃない?」と、漠然としたアドバイスが返ってきました。

韓国ではご存知わかめスープが定番だけど、お店のおばあちゃんは「テンジャングッ(味噌汁)に入れても美味しいよ」とも言ってたな。おいしいもんね。日本では定番だもんね。

さっそく、小分けにして3日以内に使わない分は冷凍。茎はずいぶんと立派な分、茹でた後も固いので、佃煮にすることにしました。




写真はその日の晩ゴハン。春白菜はナンプラーオイル(最近SNSで知りました)で和えてサラダに。わかめはお豆腐とプチトマトでさっぱり食べようと思ったけれど、春白菜のサラダがしょっぱかったので、それを緩和させるため全部一緒に入れちゃいました。へへへ。

でも美味しかった。わかめは肉厚で、春白菜はシャキシャキで。ドンちゃんと春だね〜と言いながら食卓を囲みました。

日本でも韓国でも、新しい季節の到来を食を通して感じる喜びは一緒。それはきっと世界共通。




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