そのお店ではコーヒーを飲んだことはあったけれど、豆を買うのは初めて。
対応してくれた店員は若くて感じの良い青年。私もドンちゃんもコーヒーは酸味が効いたのが好きだと言ったら、いくつかの豆をリコメンドしてくれながら丁寧に説明をしてくれて、さらには、今から豆をローストするのだけど、私たちが欲しい豆からローストしますよ、と言ってくれました。
ロースト前のコーヒー豆
さっそくコロンビアを選んだ私たち。ローストされるまで40分ぐらいかかるとのことで、コーヒーを飲みながら待つことにしました。二人でお店オリジナルのブレンドを啜りながら、おしゃべり。ちょうど、お昼が終わったあとの、時間がのんびり流れる午後の一番良い時で、窓から差し込む陽射しがキラキラと床を照らしていて、そこに音楽とコーヒーの香りも手伝って、店内は穏やかな空気に包まれていました。とても良い時間だったな。
お気に入りのお店が、自分の住む近くにあるって幸せだねとドンちゃんと話した帰り道。実はカフェの他に、近所に新しくできたスーパーにも寄ったのですが、そこが予想以上にとっても良かった!日本のスーパーに韓国の業務用スーパーが足された感じで、足繁く通いたくなりました。それもあってか、なんだかここに住むことがより楽しくなったような気がします。
お気に入りのお店があることは、便利に暮らせるとはまた違うけれど、大事だなと思います。自分が住む場所を、「住んでいるから」という理由一つで好きになることは容易いことではないから。もちろん常に自分の住む場所が好きであることが理想だと思うし、そうでいたいけれど、そうでなくて苦しい時、好きなお店とか、好きな場所があると、ちょっと救われる気がします。
買ってきたコーヒー豆は、ローストしたてだったので、1日寝かせて、今朝さっそく淹れてみました。酸味を生かすために、豆は粗めに挽いて、お湯の温度は少し低めで。一昨日練習で作ったリンゴのタタンケーキと一緒に。
良く膨らんで、朝からうっとり。
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