My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2016/12/06

お家で韓国ごはんー干したムール貝を使ってー


日本語勉強熱が高まっているドンちゃんに付き合って、最近スラムダンク(アニメ)を毎晩見ています。リスニングのため。

スラムダンクはドンちゃんにとって大事な青春の一つ。なので?、彼は場面もセリフ(韓国語)も、なんならキャラクターが何年何組何番なのかも全て記憶しています(爆)つまりそれだけ見ているということなんだけど、、、それでも飽きずに、見るときは少年のように目を輝かせているから、相当好きなんだなって思います。(ちなみに彼が好きなキャラは牧とリョータ)

昨日は主人公の桜木がスラム「ダンク」をスラム「ダッシュ」と言ってしまうところに、大爆笑。「ここ、超ウケるでしょ?」と同意を求められ、その場面をリピートして三回見ました(爆)果たしてこれが彼の日本語力に繋がるのか、謎。でも引き続き温かく見守ろうと思います。






写真はスラムダンクと何一つ関係ない、干したムール貝の身。韓国ではムール貝って庶民的でとても身近にあるもの。魚売り場に行けば必ず売られています。これを水から煮て、出汁がたっぷり出たスープと一緒に食べるのが홍합탕(홍합はムール貝)、焼酎で乾杯するときの定番メニューでもあります。

ムール貝の身を乾燥させたものも、韓国ではどこでも買える一般的な食材の一つ。スープで使ったり、煮詰めたり、炒めたり、ごはんと炊いたり、と様々な使い道を持っています。かなり万能。

今回は休日のお昼のために、定番のワカメスープにしました。

水に戻したワカメとニンニクを胡麻油で炒めて、そこに同じく水に戻したムール貝の身を投入。炒めて、水を加えてしっかり煮て、塩とお醤油(クッカンジャン)で味をつければ完成です。




ポイントは戻した汁も使うこと。いい出汁になるので。それと、味付けの塩は慎重に。ぐらい。とっても簡単なのでオススメです。ドンちゃんの大好物である焼きそばと一緒に食べました。ちなみに焼きそばは麺は現地で調達、ソースは業務用のマルちゃんのを日本から買ってきました(お友達に教えてもらった!)

実はこの他にこれまた韓国では一般的である、赤ちゃんイイダコ?を干したものも購入。これについてはまた後日に。



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2016/12/02

韓国的な美しさ






新入りのマグカップは、敬愛する陶芸の師匠の新作。これは自分のそばに置いておきたい!と、焼き上がりを見てすぐに思い、合計4つ買ってきた。2つは私とドンちゃん。あとの2つは、大切な人への贈り物。

韓国的美しさやそのルーツに関心を持つようになって、ドンちゃんと色んなところに行って、見たり聞いたり読んだりして考察を重ねるようになったけれど、常に一番身近にある考察対象は何と言っても、先生の作品。

先生の作品は土と釉に韓国の伝統を求めるもの。韓国人の中には「古くさく」と感じる人もいるらしいのだけど、私は好きだなって思う。

写真のマグカップも、陽に当たると力強く輝く赤い釉薬と化粧土で織りなす模様の感じや、ザラっとした土の感触に、やっぱり韓国らしい美しさを感じる。あとは何より、先生の感覚が宿ったその指先で形作られたそのラインと、細かな枝と葉。

釉薬や土といった物質の力を借りて顕れる「美」も好きだけど、先生が持つ精神的な感覚が結果として「美」として顕れるところに、私はもっと惹かれるし、そこにこそ韓国らしい美の本質があると思う。そして、それを知りたい。


ちなみにこのマグカップが焼きあがった日は、大統領の談話が発表された日。先生の工房は普段はテレビをつけないけれど、この日は特別。生中継でみようと5分前から皆でテレビの前でスタンバイ。私も轆轤を止めて一緒に観賞(?)

談話に対し、誰一人満足することなく、終わったあとはもちろん、皆熱く議論してました。




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2016/11/29

小さな食卓




日に日に寒さが厳しくなってゆくヨスです。毎朝、窓を開けて空気の入れ替えをするのが次第に億劫に。先週までは30分は開けっ放しで、家事をしたり朝の支度をしたりできたけど、今は10分が限界。たぶん12月に入れば、5分も窓を開けっ放しにはできなくなるんだろうな。。。

さて、写真は我が家の食卓(夜は間接照明しかつけないので基本暗いです) 正方形に近いテーブルに、椅子が二つ。対面するのではなく直角に座るのが定番です。小さな食卓だけど、ここで二人で食事を取ることがやっぱり好きだなと最近改めて思いました。

というのも、秋ぐらいからずっと、夕飯はソファーの前のコーヒーテーブルで食べていたのです。コーヒーテーブルはテレビの前にあるので、NBA観戦にはうってつけ。そこで試合を見ながら、ドンちゃんとごはんを食べることも楽しかったのですが、床に座るので腰が痛く、おまけに姿勢も悪くなるので、やっぱり椅子に座って食卓で食べようということになりました。

コーヒーテーブルから食卓になったからと言って、NBAを観ながら食べることも、食べながら色んなことを話すことも、特に変わらない。でも、小さな食卓に2人分のご飯が並ぶ姿や、それを二人で囲んで食べる雰囲気は、「あー、私たち、二人っきりで暮らしているんだな」ということを、リアルに感じさせてくれます。この二人暮らしがどれほど幸せで、どれほど大切な時間なのかということを、実感させてくれるというか。

なんでなのかは、よくわからないんだけど、2人用の小さな食卓にはそんな力がある気がします。


オマケ

食卓ということで、昨日食卓を彩ってくれた(?)ごはんたち。




↑ハインツのデミグラスソース缶を買ったので、それで作ったハヤシライス。ほうれん草は海苔とポン酢で、トマトはドンちゃんが大好きなバルサミコクリーム、焼きごぼうとすりゴマの和風マリネ。彩るどころか、地味。






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2016/11/25

市場へお買い物


水曜日は大学院の研究室に行き、教授に執筆中の論文を見てもらいました。

家に籠って一人で一心不乱に書き進めていると、どうしても「私の論文はこれでいいのか」という訳のわからぬ不安に襲われるので、毎回その不安を背負って、ものすごい顔をして教授に会いに行くのです。しかしながら、教授に会って、的確なアドバイスをしてもらい、とてもよく書けている、と励ましてもらうと、その不安は一気にどこかへ。研究室を出てバス停に向かう私の足どりは軽く、目の前はパッと明るくなります。

ま、それも一時的なもので、またこの不安は積もっていくのだけど・・・。

教授に会うのが一番の不安の解消方法ですが、やはり大事なのは日々の気分転換なんじゃないかな、と思います。散歩に出たり、コーヒー飲んだり、走ったり、NBAを観戦したり、家で論文を書く日は必ず、何かしらの気分転換を挟みます。

昨日は午前中、散歩がてら市場へ。風が強い日だったので、セーターにダウンを着て出かけてきました。

少し前までは、陽光をあびキラキラと光っていた柿が目についていたのに、昨日は大粒の苺がその席に。道端のおばちゃんたちはせっせと器用に殻から牡蠣の身を剥いでいて、ああ、冬が来たんだなって実感。

市場は少しだけ早く新しい季節の到来を教えてくれます。






写真は、昨日市場で買った物。右上は明太子の塩辛(韓国版明太子)、右下の袋に入ったのは純豆腐、左上はひよこ豆、そして名前がわからない魚。




純豆腐を買ってきたら、器に盛って出来立てをそのまま食べちゃいます。これが一番おいしい。お醤油を垂らさなくても、いくらでも食べれちゃいます。




ひよこ豆は1キロ400円ぐらいで買いました。これは安いの?

ちなみに豆を買うときは、精米もしている穀物屋さん。韓国では豆はお米と炊く場合が多いので、穀物と一緒に売られているのです。

韓国ではひよこ豆ってどう食べるんだろうって思って、お店のおばちゃんに聞いてみたら「そのままお米と一緒に炊くと美味しいよ」とのこと。おばちゃんいわく、ひよこ豆は他の豆と違って、水に浸けて置かなくてもいいらしい。また、お米と一緒じゃなくても、ひよこ豆だけで炊いてもご飯の味がして美味しいよ、とのこと。



おばちゃんのアドバイスは胸にしまい(爆)、私は一晩水に浸けて、コトコトと煮ました。ローリエと一緒に。今日はサラダにして、明日はスープにして、スムフにもしたい。残りはすべて冷凍保存。




豆といえば、この前は大豆を煮ました。昆布と一緒に。韓国で、日本で売っているような豆の水煮を見たことないんです。なので、いつも乾燥豆から水に戻して煮て、料理に使います。コトコトと豆を煮る時間は好きだし、好きな固さに調整できるからいいんですが、やっぱり日本のように豆の水煮があれば便利だなーって思う。。。今思えば、ミックスビーンズの水煮の缶詰とか、あれは神ががって便利だよ。



これは買ってきた魚。15匹からでしか売らないところを、魚屋のおばさんに「夫と二人暮らしなんで、こんなに食べれないー」と言って、半分を半値で売ってもらいました。

名前を聞くのを忘れたけれど、国産で旬な魚らしい・・・。

ちなみに美味しい食べ方を聞いたところ、焼くか蒸すがオススメとのこと。蒸すって韓国らしい。

台所で綺麗に洗って、鱗をとって、内臓も取って、下処理。開いておこうかなと思ったんですが、小さいからやめておきました。

どんな魚なのか、さっそく焼いてみたら、白身でたんぱくな味。なかなか美味しい。なので、3分の2は塩を振って保存、その日のうちに焼いて食べるように。





残りはオリーブでマリネに。イタリアで買ってきたハーブのスパイスとトリュフの塩で味付け。今日はこれをソテーにします。



と、市場に行って、お店の人と話して、買って、台所に立って色々と下準備したり、料理したりするのは、論文執筆の気分転換になります。何よりも楽しくて、幸せ。


不安は募るし、気分転換をしたところでそれがすべて解消するわけでもないけれど、でも幸せな気分はより良い論文を作り出すパワーになる気もする・・・。


あくまでも、気がするだけだけど!





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2016/11/23

海がある生活




ぐんっと気温が下がって朝を迎えたヨス。どうやら冬が来たらしい。出勤間際のドンちゃんに今日はコートを着なくてはだめだよ、と注意されたました。

起きたら乾燥で喉が痛い。この乾燥こそが、私にとって冬到来の知らせ。韓国の冬は東京のそれと比べたら、圧倒的に寒く、そして乾燥します。この乾燥は、オンドル(床暖房)をつけると加速度的に酷くなるので、なんとも厄介。去年、大きな加湿器(名前はドンムルちゃん)を買ったので過ごしやすくなったけれど、それまでは桶やお風呂に水を張ったり、お湯を沸かしたり、できる策は全て講じてたな。。。

海のそばに住んでいるのに、こんなに乾燥するんだ、と毎冬思います。だって、海があれば、しっとりしそうじゃない?

そう、我が家は海に近いのです。家から歩いて2、3分ですぐ海。だからと言って、悲しくなったら海を見に行く、とか、海を見てないから気がおかしくなる、といったことはなく。ふと、気づいたらそこにある存在。特に散歩中に、それに気づきます。私が住む街には海があるんだなーって。




週末は有給を使い三連休にしたドンちゃん。二人でヨスで過ごしたので、毎日散歩してました。散歩コースはその時によって違うけれど、大体は海沿いを歩いています。




この日は久しぶりに浜辺がある公園まで。




波を見ると満潮から潮が弾き始めている時でした。ここに暮らし始めて、海の面白さには、満ち潮と引き潮がある、ということに気づきました。というのも、重力に引っ張られて、重力に押されて、水の量が増えたり減ったりするというのを見ていると、地球に重力が働いていることや、丸いこと、自転をしていることが身近に感じられるから。あと、自分が地面からは到底自由にはなれないことを思いしらせてくれるから、面白い。




浜辺をのんびり歩いて、カフェで一息。




広くて静かなカフェなので、持ってきた本をそれぞれ読みます。ドンちゃんは私が勧めた、サルマンラシュディーの真夜中の子供たち、私はカプシチンスキの黒檀。

夕飯にワインと食べようとカフェでバケットを買って、西日に照らされながら、また海沿いを二人で歩いて家路につきました。

海にありがたみを感じながら生活している訳ではないけれど、ドンちゃんと散歩しながら眺める海は好きだなって思う。この距離感がいいね。







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2016/11/18

20年


先日のスーパームーン、ヨスでもくっきり美しい姿を拝むことができました。
あんなに完璧な丸が、この地上ではなく遥か離れた誰も手に届かないところに、しかし目ではしかと見えるところに、あるなんて。この事実がこの世界に対する強烈な皮肉のように思えます。

煌煌と輝く月を見ているといつも思い出すこと。星野道夫さんの「森と氷河と鯨」という本の中に載っているインディアンの詩。

月の光を浴び続けろ。いつか、月が気づくはずだ。お前が月だって。

という内容。月と一体になるその世界観が好きで、それと、どこか慰めてくれるような大らかさもあって、どんな時も、どこにいようと、月を眺める時はこの詩をブツブツと反芻しています。






星野さん。今の私を作った様々な要素の一つだと、間違いなく言える存在。

小学3年生の時に星野さんの本に出会い、ファンレターも書いた。出版されてる本は子供向けも大人向けも全て買ってもらい、熱中して読んだ。4年生の夏にアラスカに一番近いからと、北海道の根室に家族旅行。そしてとうとう5年生の夏、家族でアラスカ旅行が決まったその夏に、星野さんはロシアで亡くなってしまった。

その悲しいニュースを聞いたのは暑い朝。今でも覚えている。寝起きの私にお母さんが「星野さんが亡くなったのよ」と言った瞬間のこと。嘘だ、と泣きながら、家の日経新聞で小さく記事になっているのを読んで、その瞬間に本当なんだと実感したこと。

あの夏のこと、家族で行ったアラスカ、あれからもう20年も経つなんて。でも、何一つ色褪せない。星野さんが綴る文章も、その写真も、それを通した私の記憶だって、いつだって色は鮮やか。これからも、ずっとそう。

同時に、星野さんがいない世界への失望も、20年経った今でも、強く感じる。彼にしかできなかった仕事があった。それを残したまま亡くなってしまいった。残念で、残念で、しかたがないこの気持ちを、彼のファンの一人としてこれからも私は抱えていくことになるんだろう。

写真は、没後20周年で星野道夫特集を組んだ雑誌三冊。Aちゃんから本屋に売っていると教えてもらって、全てアマゾンで購入。


ドンちゃんと歯を磨きながら、月を眺めた夜。星野さんの話をして、彼を偲んだ夜。





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2016/11/15

冬の色


週末は天気が崩れたけれど、今日はすっきり晴れたヨス。この前社宅内で見つけた、黄色と黒の美しいメス蜘蛛とその大きな蜘蛛の巣は、週末の雨にも被害を受けなかった模様。ただ雨で落ちた赤や黄色の葉が蜘蛛の巣にくっついていて、蜘蛛にとっては迷惑そうだった。

秋になってから野菜特に葉野菜が高く、買い物に行くたびに「どうしたものか」と悄然としていたのだけど、最近少し落ち着いてきたようで少しだけホッ。ひどい時は、枯れかけのほうれん草が700円ぐらいして、某大型スーパーに「ろくでなし!」と暴言を吐きそうになった。



近所の農協スーパ―で買ってきたほうれん草。袋いっぱいに入っていて200円ぐらい。買って来てすぐに、水で洗ってザルにあげた。葉は弾んで肉厚。葉脈が谷のように刻まれていて、なかなか美味しそう。そして何より、色がいい。深い緑はまさに冬の色。

買ってきたほうれん草に満足しつつ、その冬の色を眺めていたら気づいたこと。冬にピッタリだと思ってプレゼントしてもらったピアスの色もこの色だった。



左は夏にたくさん活躍したピアス。でも寒くなってきたら、自然と手を伸ばさなくなった。右がこの前買ったほうれん草色のピアス。最近はこればかり付けています。季節によって耳に付けたい色が変わるっておもしろい。人間の感覚は四季と自然に大きく影響を受けているんだな。

ちなみにほうれん草は一気に茹でて、半分は昨日の晩ご飯に。豚肉とキノコと白菜の鍋に入れました。手作りのゴマだれで食べたら、とっても美味しかった。今日は煎り酒でお浸しにしよう。



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