My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2013/04/14

新しい家


まず、ちょこっと麗水(ヨス)について。


韓国は朴正煕政権下、重点的に「石油化学」を育てようという政策を取ります。
そこでヨスが選ばれました。
海と山に囲まれて美しい地域ですが、車で40分走れば、
石油化学のプラントが立ち並ぶ光景も見ることができます。

朴正煕の政策が与えた影響は大きいです。
石油化学産業があるために、ヨスで雇用が生まれ、
だからなんというか、韓国語でいえば、여수사람들 잘살고있다
日本語では、「ヨスの人たちの暮らしぶりは良い」といえるかな。
韓国で一番犯罪率も低く、そして、ゴミが全然落ちていない、
とてもきれいな田舎の街です。ホームレスがいないのも一つの特徴的。

日本でいう原子力発電所がその地域にお金を落としてくれてたこと、の韓国版。


大学で化学工学を専攻した彼は、韓国の大手石油化学企業へ就職。
麗水(以下、ヨスと書きます)へ赴任。(本社はもちろんソウル)

彼の勤め先は社宅が完備されていて、敷地内には、社員の食堂、ゴルフ場、テニスコート、
ジム、自家栽培用の農園も併設されていて、なんだか村みたいになってます。
私はそれを「社宅村」と命名。
村の門には24時間体制の警備員。
敷地内には専門の庭師も!(雇用が創出されている)
村の中には工業内で働くいわゆるブルーカラーの人たちも含まれるので、
ここまで大きいのかなと思う。


例外なく、私たちも社宅に入居です。
で、先日、社宅のどの部屋になるのかが決まり、
彼とスカイプで中継しながら部屋を見ました。
初対面、私と部屋。

で、今日はその時の感想をつづります。(前置き長くてごめんなさい)


全体図はこうです。





(てか、若干、図がおかしいけど。部屋③が一番広いのに、一番狭くなった。
で、実際、サンルームも飛び出てないし。)

写真の通り、3LDKです(二人暮らしなのにそんなに部屋いらないよっていうね。)

ベランダがなくて、サンルームみたいなのというのが完全に韓国的。

そして、図でも書いたように、謎のスペースがあります。
室内なんだけど、キッチンの勝手口のドアから入る、隔離された空間。
そして土足。でも端っこには洗濯機をおけるように蛇口みたいなものも。

ここのスペースの名前は「베란다 창고」
日本語訳をすると「ベランダ倉庫」

物置みたいに使うのかな?

彼曰く、「夏にはここでサムギョプサルを焼けるよ」とのこと。
聞いた瞬間、え??っとなったけど、窓を開ければ確かに、できるかも?
夏になったら挑戦してみましょう!


でね、さらにびっくりしたこと。





思わず、OMGって書いちゃった。
三つの部屋のうち、一つの部屋がこんなんだった。
壁紙の花柄、そして一面にしか貼られてないという衝撃。
これは前に住んでた人が貼ったらしい。

でも韓国ではこうゆう貼り方は普通のことみたい。
きっと、絵画を飾る感覚なのかな?
壁紙が安く貼れるから、気軽に楽しめるのかも。
もしかしたら日本でもインテリアに関心が高い人は、
こうやって楽しむのかな?

でも、やっぱり衝撃。

びっくりしてたら、会社負担で壁紙と床は張り替え無料とのこと。
さっそく彼が下見に行き、張り替えを頼んでくれた。一安心。

あ、あと。
韓国の場合、引っ越しする際には掃除せずに次の人に受け渡し、
新しく入る人が掃除をするので、掃除の業者も頼んでもらいました。


引っ越や間取りでこんなに違うんだと正直驚きつつ、
私は日本での引っ越し準備~


気づけば一週間を切ってる。


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