My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2016/05/07

ハプニングで全州




土曜日、四連休の三日目、さっぱりと晴れたヨス。ドンちゃんがコーヒー豆を「ジャカジャカ」と挽く音で目覚めました。


さて、四連休のわけですが、初日は二人で全州にいました。しかし、初めから計画したものではありませんでした。というのも、連休が始まる水曜日、私がヨスに帰れない事態に陥ったからです。

そもそも今回の連休は「こどもの日」と「両親の日」から成るもの。ゆえに、孫を連れて地方に住む両親に会いに行く家族連れがものすごく多いのです。秋夕や旧正月とまではいかないけれど、今回は四連休ということもあって、けっこうな民族大移動だったと思う。そして、その大移動は連休の前日の水曜日の午後から始まっていました。

水曜日は私は朝から光州へ、午前中は陶芸をして、午後は大学院に行き、夜は授業を受け、夜10時半か11時のバス(最終バス)でヨスに帰る予定でした。授業の終了時間が毎回アバウトなので、チケットは予約せずにその場で買うことにしているのですが、それがまずかった。10時過ぎに光州のバスターミナルに到着するとすごい人、嫌な予感がするなと思い、機械でチケットを買おうとしたら見事に全て売り切れ。鉄道でもこの時間のヨス行きはないので、この日、ヨスに帰れないことが決定しました。

ドンちゃんに言ったら、僕が光州に行くよとのこと。しかしヨスから光州への交通手段もなし。しかし、彼の速攻のリサーチによって、お互い別々の鉄道で益山まで行けば、そこで落ち合えるということが判明。すぐに高速鉄道を予約してもらい、お互い駅に行き、時間差で電車に乗って、私が先に到着。30分後ドンちゃんが到着。無事に2時には会えることができました。

益山の観光ホテルを予約しておいてくれたので、そこで一泊し、せっかくなので益山から30分で行ける全州を観光して帰ろうということになりました。

・・・というわけで初日は全州にいたのです。





まずは、腹ごしらえ。ということでビビンバのお店へ。前回は家族会館(가족회관)に行ったので、今回は盛味堂(성미당)でタクシー運転手オススメのユッケビビンバを頼みました。

真鍮の器が素敵。ここのは、ご飯がすでにコチュジャン味になってました。ちょっと辛かったかな。けれども、南道地方のチョッカル色が強い진맛ではなく、全羅道でいう「맛깔스러운 맛」でした。さすが李朝のお膝元。




食べたら、歩いて韓屋村へ。ここは観光客でごった返していたけれど、やはり素敵でした。今回驚いたのは、韓服をレンタルできるお店がたくさんあって、若い子たち(学生)中心に韓服を着てお散歩をしている子が多かったこと。前回(2013年)ドンちゃんと行った時には見なかった光景でした。





若い子たちが韓服を着る姿は本当に美しく、鮮やかな色は若さと一緒になるとさらに光り輝くような気がします。自前の軽量韓服(写真は韓屋村のお店で売られていたものだけど)を着ている人たちもいて、それもとっても素敵でした。韓服が若い子たちに身近になることはとても良いことだと思うので、これからもこれが流行として終わらずに定番化すればいいのになと思います。




この日はかなり暑かったので、涼を求めカフェでパッピンスを食べ(黒ごまたっぷりの昔ながらのパッピンス)韓紙体験もして、お家に帰りました。それにしてもすごい人だった。ヨスも観光地だけど、全州はやはり違いますね。格の差を見せつけられました。


思いも寄らなかった全州だったけれど、振り返ってみればとっても楽しい時間を過ごせました。一眼レフカメラを持って来なかったのが心残りだったけれど。この日ずっと私のリュックを背負ってくれたドンちゃん、水曜日の私のリュックは色々な資料が入っていたので重かったはず。ありがとう。

ちなみに2013年の全州記録はこちら→一日目、二日目。この時は韓屋に泊まって、真鍮の器で出てきた朝ごはん、ベテランカルグクス、マッコリ、ビビンバを全て楽しんで、ホームプラスで輸入ビールが6つで1000円に大興奮したんだった。


ただ、次回、もし連休の前日に大学院に行かなくてはいけない日があるならば、予め帰りのバスのチケットはとっておこうと思います。それは反省。


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2016/05/03

おうちで韓国ごはんーご飯のお供ー



雨が止んで風が強いヨスです。

日本はゴールデンウィーク真っ盛りなのかな。こちらも日本とはスケールが違えど、今週の木曜日と金曜日が休日なので四連休になります。のんびりしたいな、と言ってられず、、、というのも、ドンちゃんの高校時代からの大親友がサウジアラビア駐在を経てソウルの本社に配属になったので、この機会にと我が家に遊びに来るのです。せっかくなので美味しい日本料理をたくさん作ってもてなしたいな。


さて、ひとつ前の記事に鉄釜について書いたのですが、初めて炊いた日に美味しくて感動し、次の日には「よりおいしく食べよう」と、ホカホカごはんに合うおかずを準備していました。




何を準備したかといえば、まずは명란젓、漢字で書くと明卵漬、日本語だと明太子です。젓は塩で漬けるという意味。韓国の明太子もまずヤンニョンに漬ける前は、塩に1週間漬けて熟成させるみたいです。おそらくここが日本と違うところだと思う。日本は早くて1時間、長くて一日だと聞きました。こういった過程を比較することで、韓国の明太子が塩漬けに分類される意味がわかります。

韓国には色々な젓が存在します。エビだったり、トビウオだったり。おもしろいのがそれ単独で調味料になること。そして塩漬けを絞った液も家庭で広く使われていること。しかし、명란젓はさすがに調味料としては使わないみたい。味付けのポイントにはするけれど、一般的にはご飯泥棒(韓国でご飯に合うおかずのこと)の立ち位置です。

といっても、日本でも明太子パスタやタラモサラダが存在するように、韓国にも明太子を活用した料理はもちろん存在します。一番一般的なのが明太子和え。作り方は簡単で、皮から実をはいで、ネギとニンニクのみじん切り、ごま油なんかと一緒に混ぜたもの。皮が好きな私にとっては最後の手段。余りそうだったらほとんどパスタにしちゃうけど。

ちなみに二人して明太子が大好きなので、鉄釜を買う前もよく購入していました。購入先は直接明太子を漬けている市場のお店。この時期のスケトウダラは国産はなくロシア産であることを教えてくれる親切なおばさんが店主なのです。





次に準備したのはミョルチポックン、という雑魚を炒めたもの。普段と違うのは小魚の種類(今回は少し大きめの)と味付け。普段作る時はお醤油ベースのヤンニョムで作るのですが、今回はよりご飯に合うようにとコチュジャンベースで作りました。唐辛子も一緒に炒めて、甘辛く。

その他にもチャンジョリムといって牛肉とウズラの卵をお醤油ベースのヤンニョムで煮込んだのも作りましたが、単独の写真なし。


どれもご飯のお供にふさわしく、ご飯が進む進む。しばらく鉄釜生活が続きそうです。



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2016/05/02

おうちで韓国ごはんーホカホカのご飯ー




5月になりました。

5月は「行く春や」と春の名残を惜しみつつも、「夏近し」と来るべき夏への期待が膨らむ時期だなと思う。人の心を忙しくさせるけど、どの月よりも緑が輝く美しい月。

そんな月に生まれたドンちゃん。今年でめでたく30歳。お誕生日ディナーは張り切って作って、二人でささやかだけどお祝いをしようと思っていたので「食べたいものなんでも言って!」と聞いたところ、「か い せ き りょうり たべたい です」との答え。無理!かなり悩んでいたドンちゃん、結局リクエストは「コルドンブルー」でした。ワインばかり飲んでいた時によく作っていた鶏肉の料理。よし、美味しいチーズとハムを手に入れて一生懸命作るからね!

さて、この間美味しいお米を取り寄せました。利川産のお米。普段はドン爺が自分の土地で家族用のお米を作らせているので、それをありがたく頂いているのですが、味は可もなく不可もないといった感じ。ただ、地元の食堂で食べるご飯と一緒なので、韓国のお米はどこもこんな感じなのかなって思っていたのです。なので、利川に行った時に食べた米飯定食で「韓国でこんなに美味しいお米があるなんて」とすっごく驚いたのです。その時から忘れられずにいました。ふっくらとしてほんのり甘くてホカホカの白いご飯。

ドンちゃんに色々とリサーチしてもらって利川のお米を頼んでもらった理由は、もう一つ。念願の무쇠가마솥(日本でいう鉄釜)を手に入れたから。鉄釜でおいしいお米を炊きたかったから。





まだかまどを使っていた頃、韓国の台所にはかならず鉄製の大きな釜が二つあって、一つはご飯が焚かれてて、もう一つはメインのおかずがグツグツと美味しそうな音を立てていて、重そうなふたを開けると湯気がブワーッと立ち込める、そういう風景をテレビや民俗博物館なんかで見るたびに、私の心はときめきでいっぱいになっていました。たまに、お店で鉄鍋でご飯が出されたりすると、その黒くてどっしりしたフォルムにうっとり。いつしか、トゥッペギ(土鍋)ではなく、韓国伝統の鉄釜が欲しいと思うようになりました。

そこから探しに探して手に入れたのが写真の鉄釜です。鉄釜だけを作る工房から取り寄せました。5人用までいける中のサイズ。色も形も大満足。ドンちゃんには「マイベイビーはクラシックなものが本当にすきだよね」と言われたけれど、その通り。昔から使われている道具のその佇まいが好きなのです。

利川産のお米でさっそく白米を炊いています。美味しいです、すごく美味しい。鉄鍋が我が家に来てから一度も電気圧力釜を使っていません。




この日は大量に買ったヒメニラでケランチム。海老の塩辛で味付け。メインはカレーコロッケだけれども、写ってない。むしろメインはご飯。




朝ごはんはおこげでヌルンチ(おこげのスープ)この日はお水多めのサラサラヌルンチ。




この日は白米をより美味しく食べるためのおかずを準備。よってメインはご飯。




そして次の朝はまたヌルンチ、この日は少し煮込んで水分を飛ばしました。

炊き方と水の量はトゥッペギと違いますが、特にこれといったコツもなく、水の量と時間さえ間違わなければ誰でも美味しく炊くことができます。現に、鉄釜でお米を炊くのはドンちゃん担当になっています。彼はこだわりすぎて、ミネラルウォーターで炊いている(笑)




お手入れは初期の段階で、何回かコーティングをしなくてはいけません。胡麻油や荏胡麻油を内側に塗って火にかけ、しばらく待つと、白い気体が出てきます。表面をじっと見ていると油でピカピカと光っていたのに、いつのまにか馴染んでコーティングされているのが確認できます。これを何回か繰り返して終わり。ドンちゃんがこの原理を説明してくれたんだけど、難しくてよくわからなかった(爆)彼曰く、フライパンのダイアモンド加工とかも同じ原理らしい。

ちなみに一度に炊く量は二合。一人一合ペロリです。恐ろしすぎる。でもしかし、毎日汗をダラダラかきながらトレーニングをしているので、これは2人にとってご褒美です。美味しい白米を食べることができる毎日が幸せ。





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2016/04/29

鴨肉のプルコギ



平日はなるべく自炊することを心がけているのですが、難しい日もありますよね。帰りが遅くなる日は、前日におかずを多めに作っておくとか、朝のうちに仕込んでおいたりしてあとはオーブンで焼くだけとか、色々と工夫をして乗り越えます。

でも、一番の問題は精神的な理由のもの。

時々、何も作りたくなくなる時があります。何もかもが面倒くさくなる時が。帰っても何もしたくない時。食材が冷蔵庫にあって使い切らなくちゃいけないけど、それがかえってプレッシャーになる時。私は私が作ったものではなく実家のお母さんの料理が食べたいのと切なくすがる思いになる時。とにかくいろんな人や物事に疲れている時。からといってドンちゃんに料理してもらいたくない時(オムライスもチャーハンも食べたくない時っ爆)

ドンちゃん曰く、そうゆう時の私は鬱々としていて、ドンちゃんはそれをメッセージや電話越しですぐに感知できるらしい。それを察したドンちゃんはすぐさま「外食しようか?」と提案してくれます。私はその言葉に救われ、元気が満タンになります。自炊という呪縛から放たれる瞬間。情けないけれど、平日の外食は毎回そうゆう感じです。料理は好きだけど、人間だものめんどくさくなる時がある。ふふふ。

そんな経緯で先週食べに行ったのが、オリプルコギ、鴨肉のプルコギです。




鴨肉はスーパーでも売られているぐらい韓国ではよく食べられるお肉です。ただ豚肉や牛肉、鶏肉と違うのは、やはり少し特別な感じが伴うところ。というのも、陶芸の先生曰く、鴨肉は「身体を保養(養生)してくれる」ものらしい。いわゆる韓国語でいう「保養食」としての色合いが濃いのが、他の豚牛鶏にない鴨肉の特徴。そうゆう話を聞くたびに、韓国は普段の生活の中に医食同源という考え方が溶け込んでいるのだなと思います。




さて、鴨肉のプルコギ。ヤンニョムにたっぷりつけられた一羽分のお肉を鉄板の上で焼いていきます。このヤンニョムがとっても美味しかった。生姜の香りが漂う、辛くないさっぱりとした味付け。火が9割通ったら、ニラとえのきをのせ、さらに焼いて食べます。






ここのお店のサンチュは自分たちの農園で育てているものを使っているらしく、とっても新鮮でした。このサンチュに包んで頂きます。




ヤンニョンに味が付いているので、そのまま食べても大丈夫ですが、タレをつけても美味しかった。お店の自家製のチョジャンと荏胡麻の実の粉を混ぜたもの。酸っぱく香ばしい。

肝心の鴨肉の味は、柔らかい豚肉のようです。鶏肉よりもこくがあって、でも豚肉よりはさっぱり。スライスされた鴨肉も初めて見ました。ただ怖いのは、どんなに食べても全然胃もたれしないということ。いくらでも食べれます。




最後はもちろんポックンパッ。残ったプルコギと一緒に炒めたご飯は絶品です。一緒に出てきたテンジャングッも美味しかった。

ちなみに山羊のお肉も保養食であるらしく、山羊肉のプルコギも陶芸の先生から勧められました。近所に山羊肉の鍋料理屋さんがあるので、まずそれにドンちゃんとチャレンジしてみようかなと思います。私が料理する気が起こらない平日にでも。


今日はやる気満々。最近はニラが安いので、ニラ入りのケランチムを作ろうかと考え中です。




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2016/04/24

4年目のお城



この4月で結婚して丸3年が経ちました。
同時にヨス生活も丸3年、4年目に突入です。


西安旅行は結婚記念日のお祝いを兼ねていたので、ドンちゃんと一緒にお互い全く知らない外国を歩きながら、二人で一緒に歩いた3年を振り返ったりしていました。

この3年、二人で行った様々な場所。。。春の京都、初めて温泉旅館に泊まった鬼怒川、寒ブリが美味しかった富山、親友夫婦に会いに行った仙台、ハネムーンのクロアチア、ボスニア、モンテネグロ、大好きなWやAちゃんに会いに行った東ドイツとパリ、二人で高速バスに乗って行った色々な韓国。映画館やお家で一緒に観た映画、同じ題名の日本語訳と韓国語訳の本、季節ごとに食べに行った美味しい旬のもの、その時期に二人でハマったテレビ番組、平日の夜に二人で食べる夜食に週末二人で作るディナー、二人だけのいってきますの掛け合い、二人で熱く語り合い共有した数々のトピック。

この3年で、抱えきれない多くの思い出を作り、数え切れないほどの事柄を二人で共有しながら、私は彼のすぐそばに私の人生を築き、彼は私のそばに彼の人生を築き、誰も入ることができない二人だけのお城をがっちりと作ってきました。その城壁は青い空をめがけて高く高く伸び、地下を掘れば太い根や細い根が複雑に絡まっている、二つの人生の一つの生命体。

そのお城の中で彼と向き合いながら暮らすことで、私は玉ねぎのように自分の皮を一枚一枚めくり、知らなかった自分にたどり着き、同じように一枚一枚するりするりと皮をめくりながら新たな彼に出会いました。私は彼を、彼は私を、私は私を、彼は彼を、二人はお互いを、さらに深く知ることで、より強い信頼を育んできました。口先だけではない、心から相手を信じることができるということ。

だから、どんなことが起きようと、彼がいれば大丈夫。彼がいればどんなことも必ず乗り越えることができる。と、思えます。なぜならば、私は私の全てをかけてドンちゃんを全面的に信じているから。

結婚して3年たった今日も、私はドンちゃんのことが本当に大好き。

この世界で自分よりも大切な人は彼以外いないし、彼の存在するその価値は私が誰よりもわかっている。彼と一緒にいると、人が誰かを大切に思う気持ちはなんて尊いのだろうと思える。愛する人と一緒にいるということがどれだけ幸せなのかということをヒシヒシと感じることができます。

いつも優しいドンちゃん、ありがとう。ドンちゃんは、誠実で優しい。私がどんなに酷い言葉を言おうが、その言葉に絶対に揺さぶられずに、怒らない。私の言葉のその奥にある私の心情を汲み取ってくれる。

これからも、たくさんの思い出を作りながら、色んなことを一緒に共有しながら、手をギュッと握って生きていきたい。がっしりとしたお城を引き続き造りながら、根を伸ばし、人生を彼の横に築いていきたい。

3年間毎日思っていることは、一緒にいてくれてありがとう。一緒に成長してくれてありがとう。この3年間を素晴らしい旅にしてくれてありがとう。神様は信じてないけれど、でも結婚記念日には神様に感謝をしたい。私の人生の中に彼がいてくれることを。4月はいつだって特別な月。



Dear my Dondoko Don-chan

Thank you for staying,thank you for growing up with me and thank you for making journey worthwhile. I thank God for bringing you into my life (i don't believe in God usually,but depending on the time and situation, i get believe in God...) April will always be our special month.

あなたを愛するシーナーフスキーより(爆) 







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2016/04/22

おうちで韓国ごはんードンちゃんのスンドゥブチゲー




(↑キムチチャーハンをささっと作るドンちゃん、後述を参照)

今週の韓国は大学の中間試験シーズン。光州で市内バスに乗ると、試験の内容をまとめたノートを開いている学生たちをちらほら。韓国は成績が就活でも重要視されるので、試験期間は皆必死。学校に泊まり込む学生たちも多いのです。ドンちゃんも学生だった頃は大学の図書館に篭り、徹夜で試験準備していたな。普段から少しづつ準備すればいじゃんとか思ったけれど、普段は日々の授業準備の勉強で忙しいんだよね、皆。


さて、先週末ドンちゃんが市場で買ってきたスンドゥブ(純豆腐)でチゲを作ってくれました。元々付き合っている時からクリームパスタを作ってくれたり、料理に関心が高かったドンちゃん。結婚してからもこのブログでも時々記事にするように週末や早く帰ってきた日にちょこちょこと作ってくれるのですが、最近さらに料理に対する熱が高くなっています。

というのは、韓国で今人気の料理番組である「집밥 백선생(お家ごはん ペク先生)」を時々観て勉強しているから。この番組は、韓国で有名な飲食業界起業家であり料理評論家である백종원(ペクジョンウォン)氏が男性タレントたちを生徒にして、簡単に作れる韓国家庭料理を伝授するというもの。料理初心者の男性向けでありながら、忙しい主婦のための時短料理を扱う番組でもあるので去年から人気があるのです。(個人的にペク氏の訛りと方言が好きです 語尾の유〜がかわいい)

そこで学んだレシピで作ってくれた、ドンちゃんのスンドゥブチゲ。ちょっとその過程を紹介します。




↑まず、ひき肉と玉ねぎのみじん切りをサラダ油(我が家はぶどうの油)とごま油でよく炒めます。




↑お肉に火が通ったら、予め作っておいたヤンニョム(唐辛子の粉、醤油、塩、胡椒、砂糖など)を
入れて、炒めながら混ぜ合わせます。




↑混ぜ合わせたら、トゥッペギに移しお水を入れてお豆腐を入れてグツグツと煮ます。最後にネギを入れてちょっと煮て完成。味が薄かったら塩で調整。





卵を落としていただきます。

で、肝心の味ですが、辛そうだと思うでしょう?真っ赤で舌がヒリヒリしそうだなって思うでしょう?

そう、めっちゃ辛かった(爆)もう、見かけ通りそのまんま。辛くても味に深みがあるならば全然美味しく食べることができるんだけど、なんと、深みもゼロだった(爆)頭の中パッパラパーな人が書くどうでもいい文章を読んでいるときに感じる、薄っぺらさと全く同じだった。

ドンちゃんと、これは「スンドゥブ チゲ」ではなく、単なる「辛いスンドゥブ」という料理だねという結論を出しました。ドンちゃん曰く、割と忠実にレシピをなぞりながら作ったらしいので、原因はレシピにあるのか?お肉でスンドゥブチゲを作るときは本来は牛肉を使うので、もしや豚肉が問題なのか?もしくはドンちゃんがした人為的なミス?(1番可能性が高い)

おそらく当分このレシピのスンドゥブチゲは作らないと思うので、原因は闇の中へ。スンドゥブチゲではなく「辛いスンドゥブ」が気になる方は是非我が家に遊びに来てください。ドンシェフ特製「辛いスンドゥブ」を食べることができます。





スンドゥブチゲは残念だったけれど、ドンちゃんが作るペク氏レシピのキムチチャーハンは本当に美味しいです。クタクタで帰宅した日に、私よりに先にお家に帰っていたドンちゃんが作ってくれたもの。「マイベイビー ハ ヤスム ヨ、ユックリ スル ヨ」と言いながら、ササッと作ってくれました。

このレシピのポイントはネギをしっかりと油で炒めることみたい。「まず、파기름(ネギ油)をつくるんだよ」と得意げにドンちゃんが教えてくれました。

美味しくて1日の疲れが吹っ飛びました。ドンちゃんも疲れているはずなのにさ・・・。本当にいつもありがとう、ドンちゃん。大好きな人がわたしのために心をこめて作ってくれる料理は、何よりのご馳走。シンプルで簡単なものでも、私にとってとても特別なごはんです。


その後、ドンちゃんの新しいヘッドフォンをつけた私を「マイベイビーがヘッドフォンをつけると地球外生物、宇宙から来た宇宙人みたい!!!!」と爆笑してきて、更にすごい勢いで写真を撮ってきたけれど、それはチャラにしてやろう。勿論その後に「かわいいってことなんだよ~」とフォローもしてきたけどさ。

ちなみにヘッドフォンをつけたドンちゃんもつるんとした呑気な亀、もしくは頭の大きいネッシーみたいだけどね。つまりはヘッドフォンをつけると危険な夫婦なんだな。




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2016/04/18

おうちで韓国ごはんーたらの芽ー


黄と緑が混ざり合った色の若葉がたっぷりと並木に茂り始めました。陽光が作る木陰に入りそれを眺めていると、5月が来る気配を感じます。春の熱が帯びる4月でもなく、夏に近づく6月でもなく、光を浴びて緑が冴えてくる爽やかな5月。ドンちゃんが生まれた月。来月が待ち遠しい。

週末はそんな5月の気配を感じながら、ドンちゃんと海沿いの散歩道をランニング。きっちりとスピードと距離をデジタルな数値で表してくれるマシンを離れると、自分の走るペースの拠り所がどこにあるのかわからず、あれ?早すぎる?いや、いつも通りのスピード?と最初は戸惑ってしまった。けれども、何も気にせず、自分の気持ちがいいなと思うスピードを次第に体が掴み始め、ドンちゃんと楽しく最後まで走ることができました。




夜は一緒に夕飯作り。主役はたらの芽です。少し前に私が野菜の直営店で買ってきたもの。安くなる日は携帯のショートメールで知らせてくれる、親切なお店。椎茸とゴボウも一緒に。

韓国では、たらの芽は회で食べるのが一般的。회とは膾のこと。회といえば魚やお肉のお刺身だと思われがちなのですが、ここでは原則的に生のまま調味料と混ぜてもしくは調味料につけて食べる料理のこと。なので野菜でも「〜회」という料理名がつきます。

たらの芽はアクが強いので、さすがに生のままで食べるということはせずに、沸騰したお湯に塩を少し入れて湯掻きます。水分をしっかりと切って、お酢とコチュジャンを混ぜたソースであるチョジャンで食べます。もしくは、ほんの少しのごま油と塩で和えてナムルっぽくするか。




今回我が家では、ジョンにしました。ちょうど椎茸のジョンが食べたいとドンちゃんが言っていたので、ならば、と思い。軽く茹でて、もち米の粉をつけて、溶き卵にくぐらせて、厚めにひいたフライパンで焼きます。椎茸はドンちゃん担当。もち米の粉を通さずに卵だけで。簡単で美味しい、春の味。




その他、この日の食卓に並んだのは、特製のヤンニョムに漬けておいた牛肉で作ったプルコギ、ごぼうサラダ、きんぴらごぼう、セロリと人参の和え物、トマトの新玉ねぎがけ、ここまでが私の担当。手作り豆腐のお味噌汁、純豆腐とゆずポン酢はドンちゃん。あるもので作った感が否めないけれど、美味しく食べました。




ちなみにたらの芽、和食でも食べたくて、残りは酢味噌で和えて食べました。白ごまをふるか迷ったけれど、酢味噌のみで。食材の調理方法は国によって違うし、それぞれ美味しく食べるためのものだけれども、個人的には、山菜の食べ方は日本の方が好き。

実は同じ週末に、ドンちゃんがちょっと変わった方法でスンドゥブ(純豆腐)チゲを作ってくれたのですが、それはまた今度の記事にします。失敗か成功かはその時に。





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