My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2015/04/04

真っ裸の感覚





々な訳があって、今学期学部生の授業も取っています。その一つが「日本の生活文化」というもの。人文系の科目の中では、一番成績が採りやすいかな~私日本人だし~とかなり安易に考え選択したんですが…この時の私は知らなかった。かなり自分を苦しめることを。

業の最初はまず「日本人論」の講義だったんですね。ちなみに先生は教授ではなく講師。専門は日本文学で文化ではないため、「日本人論」はアメリカ人の文化人類学者ルースベネディクトが書いた「菊と刀」を参照にしていた模様。(先生の名誉のために書いておきますが、かなり客観的に日本を見ることができるだけでもなく、韓国の事もものすごく客観的に見ることができる方)

楽勝だと思っていたのですが、ルースベネディクトの菊と刀を軸に進める「日本人論」の講義、聞くのがものすごく辛かった。聞きながら、嫌な感覚が自分の中に広がっていくのを感じ、漠然としてました。

んでだろう?何がそんなに私を辛くするんだろう?って考えました。

文化人類学の文化相対主義という理論のせいか?菊と刀の内容のせいか?いや、おそらく同じ内容の講義でも、日本の大学で日本人に囲まれて聴いたとしたら、きっとこんなに苦しくは思わなかった。ということは、聴いている自分の環境、つまり、韓国人という外国人に囲まれて自分一人日本人と言う環境のせいなんだと、結論付けました。

自分の文化が、自分自身が真っ裸にされる感覚。でもそれが自分が頭に思い描くナイスバディ―ではなくて、改めて鏡の前で見たらお腹にお肉が付いた自分でもびっくりな身体。そんなありのままの少し醜い姿を、自分とはまったく異なる文化(身体)の人たちに見られたり、指摘される、まさにそんな感じ。「当の日本人」ひとりという環境が私が感じた嫌な感覚の原因、プラス私のなけなしの愛国心。

講義自体は日本人論を離れて、今は本題の生活、主に年中行事から日本の文化を見るという内容になっているので、苦しさはありません。

本人論は苦しかったけれど、いい経験をしたなと思いました。ルースベネディクトが正しいのか正しくないのかは置いといて、自分は日本人だからと言って他の国の人たちよりも日本人というものを知っているわけではないということに、改めて気づけたからです。そして韓国に住んでいるからと言って韓国人を語れるわけでもないということも。自分の国の事も他の国の事も、自分自身が関心を持って学ぶ(大学で勉強するだけではなくて、自分自身の目で見たり聞いたり自分の経験をしっかりと自分の頭で整理したり)そうゆうことを得て、初めて自分は日本人を「知っている」ということになったり、韓国人論を語れるようになるんだろうなって。


の授業、人文系の学生だけかと思いきや、教養科目なので色んな学部の学生たちが履修しています。グループワークもあって、私のグループは経済学部、理工学部、新聞放送学部のメンバーから成っています。日本の生活文化の授業が「教養科目」にあるってすごくないですか?文化や日本を専攻する学生たちだけではなく、専攻関係なく学ぶことができるんです。私はすごいなと感動しました。日韓関係にとってもとても大事なことだなと。一方、日本はどうなんだろう。私の通った大学には教養科目で「韓国の文化」はなかった。確実には言えないけど、ある大学は少ないんじゃないかな。あるべきだと思う。隣国だもん、学ぶべきだと思う。


写真は関係ないんですが、鶏肉をレモンとハーブとニンイクとオリーブオイルでマリネしたもの。夜はこれを焼けばいいので、夕方までは勉強に集中できそう。グループワークの準備しよう。




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2015/03/31

学生から主婦へ




今日は生憎の天気。しかし、霧みたいな柔らかい雨。開き始めた桜が散ってしまわないか心配だったのですが、大丈夫でした。

それでも予測できない天気だったので、授業終わったらすぐにヨスに戻ろうと思ったのですが、今日は火曜日。毎週火曜日は光州バスターミナル横の大型マートで食材を買い込んでヨスに帰る日。ということで、帰りのバスを予約した後に、早歩きでマートに向かいました。学生から主婦に変身。

基本的に物価が安い光州。全国でナンバーワンに物価が高いヨスとは比べものにならないぐらい安いです。同じマートでも、全然違います。野菜もお魚も安く新鮮。何よりお肉!ヨスで700円する鶏肉が光州では450円でした。もちろん豚も牛も安い。

なので、火曜日の今日も授業終わりに一週間分のお肉、お魚、野菜を買い込んで一緒にバスに乗り込みました。今日もたっぷり買っちゃった。薄切りの豚肉、から揚げに使える鶏肉、明太子、サケの切り身、サワラのひらき、などなど。どれもヨスではなかなか見ないもの。もしくは高いもの。

この前は、加工されていない生のたらこをゲットしました。母に聞いたところ、日本では加工されたものより生の方が高いんだよ~とのこと。実は貴重だったんだ!と気を引き締めながら作った料理は、母オススメのたらこ煮。お醤油とお酒とみりんで煮込んだやつ。なかなか美味しかったです。

ただでさえ物価が高い韓国。その中でもトップを行くヨス。大学院の帰りや時間がある時は市場に運んだりして、賢く買い物をしなくてはいけないなと思います。

何より光州の大型マートはヨスよりも大きくて色んなものが売っているから、みているだけで新たな発見があって楽しい。ストレス解消になります。



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2015/03/30

徒然なるままに




曜日、とうとう社宅の桜の蕾たちが開き始めました。こちらにきて初めて気付いたことの一つが、桜といえば入学式という等式が日本だけの特別なものなんだということ。韓国は3月から新学期なので。新しい始まりと強く結びついた桜を見るたびに、「今年も無事に春を迎えられたんだな」と新鮮な気持ちになる自分は、やはり日本人なんだなと感じます。

んな日曜日、ドンちゃんと一緒にチャンポンを食べに行ってきました。全国5大チャンポンの一つがヨスにあるのです(爆)あ、ちなみに長崎名物のチャンポンとは全然違うものです。



じゃじゃん。前にもブログに載せたのかどうか記憶が曖昧ですが…。こちらが全国でも5本の指に入るチャンポン、ムール貝と海鮮、豚肉がたっぷり乗っているのが特徴で、下の麺まで到達するのにかなり時間がかかります。スープも思ったより辛くもなく、美味しいです。いつもはチャンポン一つにタンスユッを食べるのですが、この日はチャンポン一辺倒な気分だったので、一人一個ガッツリ食べました。

ちなみに全国五大チャンポンは

グンサンの복성루
テグの진흥반점
ピョンテクの영빈루
コンジュの동혜윈과
ヨスの교동짬뽕

になっているらしい。他のところは食べたことがないのでわからないのですが、少なくともヨスのこのお店はとっても美味しいです。友人が来たら連れて行きたいお店の一つ。

교동짬뽕
여수시 중앙동 445
061-662-9734





チャンポンでおなか一杯になった後は、バリスタのおじさんが個人経営しているカフェにコーヒー豆を買いに。そして今日の朝、久しぶりにコーヒーを淹れました。自分で作ったドリッパーを使うのも久しぶり。

その横では、切り干し大根のハリハリ漬けと色んな野菜の浅漬け作り。セロリの浅漬けを作ってから、浅漬けにどっぷりハマった私。大学院の帰り道では頭の中が浅漬けを食べることでいっぱいなほど、日々の癒しになってます(爆)

浅漬けといえば、母と祖母。母はしょっぱいのが嫌いなので夕食の準備をする時にさっと塩とだしの素で揉んで冷蔵庫に入れて置き、夕食と一緒にすぐに食べるスタイル。祖母はたっぷりな塩で時間をおいて漬け込むスタイル。なので、しょっぱいけど分厚い人参がしんなりしてて美味しかったな。私の浅漬けはその中間を行こうとしています。


って気づけば、チャンポンとコーヒーと浅漬けと、色んなことがごっちゃな記事になってしまいました。桜の開花が嬉しくて頭がふにゃふにゃになったということで、お許しください。


月曜日、シャキッとせねば


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2015/03/27

内助の功と舞台裏




今週は全力で駆け抜けた、という感じ。プレゼン前日まで、教授から参考文献として読むべき論文ファイルが届き続け、それを読んでは、ドラフトを補足し、パワーポイントを変更し、頭が混乱した日々。当日大学院へ向かう高速バスの中でプレゼンの練習をし、結果はなんとかなったのだけれども、反省課題も多く残りました。

この苦しさが本当に自分の糧になるのかと、どこかで疑う自分との戦いでもあり、精神的にキツかった毎日でした。

しかし、それでもどん底まで落ちていかず、課題が残りつつも無事にプレゼンをやり遂げられたのは、ひたすらにドンちゃんのおかげ。

今週はいつもより朝早く起きて家を出なくてはいけない日々が続いたのですが、ドンちゃんも同じようにいつもより早く起きて、私に合わせて出勤してくれていたのです。先学期も実は毎回5時台に一緒に出勤してくれたドンちゃん。この行動にかなり支えてもらいました。私一人で準備して家を出るのと比べると、気分が雲泥の差。こうやって私のために早く起きてくれるドンちゃんのために頑張らないとなって思えるのです。

些細なことなのですが、これぞドンちゃんの内助の功。「内」を表舞台との対立で考えると裏と言う意味に据えることができますが、まさに私の表舞台の裏側で支えてくれているんだなと実感しています。

主婦だと家のこともしないといけないから大変でしょ?と言われるのですが、その分、舞台裏でがっしりと私を支えてくれている存在がいるということを考えると、夕食の準備なんぞちっぽけな苦労に思えます。

ドンちゃんの内助の功のおかげで私は何倍にも頑張れる、自分一人では辿りつけない場所に飛んで行ける、とさえ思える。実際は自分の努力次第なんだけど。

そして舞台裏を支えてくれる有難味を実感できたため、私もドンちゃんの舞台裏をがっしりと支えてあげたいな、ドンちゃん一人では辿りつけない場所に私が連れて行ってあげたいな、と思えるようになりました。

私ができることは限られているけれども、でもまずは毎日の栄養バランスが取れた食事。そしてそれを囲んで過ごす団らんの時間。私なりの「内助」が表舞台に立つドンちゃんの「功」になるように、私も前を向いて頑張らないと。


反省課題としっかり向き合って、来週につなげていこう。



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2015/03/23

春に



谷川俊太郎作詞の「春に」を口ずさんでシャッターを押す。












「目に見えないエネルギーの流れが大地から足の裏を伝わって」

このフレーズがこんなにも胸に響くなんて。この曲を合唱で歌ったのは中学二年生の時だったけど、当時の私、こんなに感動することできてたのかな?

春に、を思い出したのをきっかけに、中学と高校と合唱コンクールで歌った歌たちも思い出してた週末。「カリブ夢の旅」「Let's search for tomorrow」「時の旅人」「旅立ちの日に」「箱舟」「蒼鷺」…そして「自分らしく」

なんかどの歌にもものすごく勇気をもらった私がいる。ずっと昔に歌った歌に励まされるなんて。ということは、今やっていることも未来の私を励ましてくれるのだろうか。

と、そんなことを考えてしまうのは、今一生懸命取り組んでいることが、未来に繋がるのかものすごく不安になっているから。確実に私が成長できるのか自信がないから。

頑張る自分を保証してくれる確信が欲しいけど、それが手元にない今は、今していることが未来の私を励ましてくれていると信じることが、切り抜けるひとつの方法なのかも。




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2015/03/21

結婚二周年ディナー


二つ前のポストで先週末ソウルに行ってきたことに触れたのですが、本来の目的は結婚記念日を祝うためでした。

韓国で入籍した日が3月の下旬なのですが、ドンちゃんが仕事で激務になるらしく週末ソウルに行けなくなる可能性が出てきたので、先週末早めにお祝いをしました。ちなみに結婚二周年記念。

結婚記念日になぜソウルかといえば、식당(ジョンシクタン)でディナーをしたかったから。以前行ったときに次は結婚記念日のディナーで来ようと約束していたからです。(その時の記事→)ドンちゃんがきちんと覚えてくれていて、予約をしてくれていました。

ちなみにお店のホームページはこちら→

前回は初めてだったので、コリアンフレンチというメニュウが自分の頭でなかなか概念化ができなかったのですが、二回目でしっかりと頭で認識できるようになりました。

つまり。

このお店が出す料理は、形式はフランス料理、食材は韓国料理になじみが深いもの。例えば、フランス料理定番の仕上げのソースに、韓国料理定番のエゴマの実やキムチが使われていたり。素朴で大胆な韓国料理が、フランス料理の枠に落とし込むことでものすごく洗練され、新しいものに生まれ変わっているのです。韓国料理を知っている人にこそ、食べてもらいたい。

というのも…

日々自分で作る韓国料理に繋がるインスピレーションを受け取ることができ
そして既存の韓国料理を新しい視点でみることができるから


今回はドンちゃんは個室を予約してくれました。なので周りの目を気にせず写真撮り放題(爆)まずは載せてみますね。



↑前菜の前のアミューズ。このアミューズが一番韓国らしい。個人的には韓国海苔を揚げたものに一般家庭でもおなじみのどんぐりの粉で固めたものを載せたものを真似したい。





↑前菜




ライスはビビンバやトッパプから選べるのですが、私もドンちゃんもビビンバ。ドンちゃんが頼んだユッケビビンバ、ユッケが少し火で炙られてたのです。普通のお店で出てくるのは完全に生。でも炙ら、れることでものすごくお肉の香ばしさを感じることができます。反対に、いつも食べてたユッケビビンバってお肉の味全然しなかったなーってことに気づきました。




お魚は写真上はキムチが添えています。けれどニンニクのきつさがなく、炒めてあるので、びっくりするぐらい香ばしい。写真下は海藻であるミセンイが隠れています。ミセンイはクリーミーなソースにも合うことを知りました。




お肉はラムと韓牛。上の写真のソースの味はおそらくメシル(梅)?下はキムチでした。




デザートは一番韓国らしさがなかったです。



↑最後の最後にお茶とお茶菓子が出ます。韓国の伝統菓子やお餅など。マカロンもお米の粉で作られているそう。


と、今回も大満足でした。ランチもいいけれどディナーもオススメです。このお店完全予約制で、個室になると普通のコース料理は頼めず、数が多く値段も少し高めのコースからになります。といっても一人当たり1万3千円、これに色々と追加料金がかかったり、ワインをボトルで頼むだとしても、一人2万円ぐらい。韓国にしては安いと思うし、日本人の感覚でも安いと感じるはず。

何よりサービスがものすごく良いです。フロアマネージャーの男性の方が、私たちが以前ランチで利用したことを覚えてくれていました。若い夫婦で妻が日本人というのが特徴になったみたいなのですが、しっかりと覚えてくれて挨拶してくれるあたり、さすがプロフェッショナル!


最後に結論としては、今回ここで食べたことによって、これからは料理の面白さを創作という点に見つけ出していこうと目標を新たにしました。レシピを探したり、聞いたり、受け継いだり、そういうことも大事だけど、そこに自分の個性を出して新しいものを作り上げていこうと。自分の個性の出し方としては、韓国で食べ歩いたお店や旅をして食べたもの、そういった経験から。


ドンちゃんと色んな物を食べて、そこをヒントに毎日の食卓でも、もっと美味しいものをドンちゃんに作ってあげれるように。



決意新たに結婚三年目突入!



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2015/03/17

不細工な夫婦



ドンちゃんの会社の先輩の中で、私たちよりも結婚は遅いが、すでに子供がいる夫婦、もしくは子供ができた夫婦が段々と増えてきた。増えてきたと同時に私との肩身が狭くなってきた。

というもの、韓国少なくともヨスでは、結婚したらすぐに子供を作るのが当然の成り行きと考えている人が多く、私とドンちゃんみたいに新婚生活を二人で謳歌していることが腑に落ちない人もいるみたい。「彼の会社の上司の奥さん」といった、私にとって全然親しくない人からも「子供はまだか」「早く作れ」「まずは子供だ」と言われるのは日常的なこと。

でも今の生活を楽しんでいるのは私たち自身。今と未来のわたしたちに責任があるのも私たち自身。なので、何を言われても特に気にすることなく、ストレスを受けずに適当に流すことにしています。

で、他人に「子供作れ!」って言われた時、どうせだったら何か面白い返事をしようと思いつきました。考えた末、最近多用しているのが、


この世に不細工を一人増やすことになるので、躊躇っています


これ、結構効果があって、相手も笑ってくれるし、この言葉を受けて「確かにこの夫婦の子供は不細工しか生まれねーなー」って思うのか、妙に納得してくれるんですよ。「クレ~クロルスドイッケンネ~そうだね、そういうこともありそうだね~」って。そうゆうことってどうゆうこと!って突っ込みたくなるんですけど、これ以上変な詮索されないだけいいかな~




ま、こんな顔と




こんな顔



から生まれる子供ですもん。そりゃあね、納得するよね。


ちなみにこの絵心ある絵は、ドンちゃんが描いたドンちゃんと私。ドンちゃんとかめっちゃキモいしラリってるけど(爆)私は性根が腐っているように見えるけど。むしろ男に見えますが。ドン画伯曰く、私の表情が「何か悪いことをたくらんでいる」ところがポイントなんだそうです。


顔だけではなく、性格も不細工な私でした


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