「落ちかけたマニキュアが気にもならないぐらい
本当は苦しいの、知らないことばかり」
という歌詞をふと思い出した。自分の伸びきった足の爪を眺めながら。気づかないぐらい、忙しかったってことになるのだろうか、と考えてみた。
ふむ、確かに忙しかった。明日明後日、50人ぐらいを前にしてプレゼンがあるのでそのための準備。聴衆に配るための論文とパワーポイント、そして本番のプレゼンの仕方。すべて、完璧に仕上げるために、韓国語ネイティブのドンちゃんを巻き込んで、没頭していた自分。家事もほどほどにしながら。
ただ、私は忙しい自分が嫌い。正確に言えば、忙しい自分に酔う自分が嫌い。忙しいから人生充実しているという考え方からは卒業した。何か、もっと、楽に構えてもいいじゃんって思う。時に怠けて、ダラダラして、時に淡々と自分のタスクを片付けていく、それでいいじゃんって思う。本当に大事なのは、流れるその日々、毎時間、自分が何を考えているのか、ということを把握しておくことだと思うから。それさえできていれば、忙しくても忙しくなくてもどっちでもいい。
なので、「自分の伸びきった足の爪に気が付かないぐらい忙しかった」とは言わず「プレゼンの準備で自分の能力のなさを認識することができそれを糧にさらに成長しようとする自分って真面目だなってことが分かった、そんな面白い時間を過ごしてて、爪を切るのを忘れてた」ということにしたいです。
と、前置きが長すぎましたが…。とりあえず、発表は明日明後日、準備は万端なので、今日はドンちゃんとランチデートして、4月に観た映画の評論を探して読んで(birdmanとセッション)、読もうと思って溜めておいた国際時事関係の記事を読んで、ベランダで種まいて、と過ごしました。
それと台所の片づけも。
うちは築20年以上の社宅なので、台所が古いのです。古いのは百歩譲っても、まな板を置いたらスペースが無くなってしまうのには、これ以上我慢できず…。できる範囲で、自分にとって快適な台所を作っていこうと思い立ち上がりました。
作業台のために購入したのが長くて細いテーブル。そしてステンレスのラックも。
思い描いているのは古い民家の台所、もしくは祖母の台所。決しておしゃれではないんだけど、親しみがあって、そこに祖母の哲学と人生が詰まった、魅力あふれる空間。自分流に少しずつ、使いやすい台所を作っていこうと思います。
歌詞はJUDY AND MARYのエゴイスト...?
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