二つ前のポストで先週末ソウルに行ってきたことに触れたのですが、本来の目的は結婚記念日を祝うためでした。
韓国で入籍した日が3月の下旬なのですが、ドンちゃんが仕事で激務になるらしく週末ソウルに行けなくなる可能性が出てきたので、先週末早めにお祝いをしました。ちなみに結婚二周年記念。
結婚記念日になぜソウルかといえば、
식당(ジョンシクタン)でディナーをしたかったから。以前行ったときに次は結婚記念日のディナーで来ようと約束していたからです。(その時の記事→★)ドンちゃんがきちんと覚えてくれていて、予約をしてくれていました。
ちなみにお店のホームページはこちら→★
前回は初めてだったので、コリアンフレンチというメニュウが自分の頭でなかなか概念化ができなかったのですが、二回目でしっかりと頭で認識できるようになりました。
つまり。
このお店が出す料理は、形式はフランス料理、食材は韓国料理になじみが深いもの。例えば、フランス料理定番の仕上げのソースに、韓国料理定番のエゴマの実やキムチが使われていたり。素朴で大胆な韓国料理が、フランス料理の枠に落とし込むことでものすごく洗練され、新しいものに生まれ変わっているのです。韓国料理を知っている人にこそ、食べてもらいたい。
というのも…
日々自分で作る韓国料理に繋がるインスピレーションを受け取ることができ
そして既存の韓国料理を新しい視点でみることができるから
今回はドンちゃんは個室を予約してくれました。なので周りの目を気にせず写真撮り放題(爆)まずは載せてみますね。
↑前菜の前のアミューズ。このアミューズが一番韓国らしい。個人的には韓国海苔を揚げたものに一般家庭でもおなじみのどんぐりの粉で固めたものを載せたものを真似したい。
↑前菜
ライスはビビンバやトッパプから選べるのですが、私もドンちゃんもビビンバ。ドンちゃんが頼んだユッケビビンバ、ユッケが少し火で炙られてたのです。普通のお店で出てくるのは完全に生。でも炙ら、れることでものすごくお肉の香ばしさを感じることができます。反対に、いつも食べてたユッケビビンバってお肉の味全然しなかったなーってことに気づきました。
お魚は写真上はキムチが添えています。けれどニンニクのきつさがなく、炒めてあるので、びっくりするぐらい香ばしい。写真下は海藻であるミセンイが隠れています。ミセンイはクリーミーなソースにも合うことを知りました。
お肉はラムと韓牛。上の写真のソースの味はおそらくメシル(梅)?下はキムチでした。
デザートは一番韓国らしさがなかったです。
↑最後の最後にお茶とお茶菓子が出ます。韓国の伝統菓子やお餅など。マカロンもお米の粉で作られているそう。
と、今回も大満足でした。ランチもいいけれどディナーもオススメです。このお店完全予約制で、個室になると普通のコース料理は頼めず、数が多く値段も少し高めのコースからになります。といっても一人当たり1万3千円、これに色々と追加料金がかかったり、ワインをボトルで頼むだとしても、一人2万円ぐらい。韓国にしては安いと思うし、日本人の感覚でも安いと感じるはず。
何よりサービスがものすごく良いです。フロアマネージャーの男性の方が、私たちが以前ランチで利用したことを覚えてくれていました。若い夫婦で妻が日本人というのが特徴になったみたいなのですが、しっかりと覚えてくれて挨拶してくれるあたり、さすがプロフェッショナル!
最後に結論としては、今回ここで食べたことによって、これからは料理の面白さを創作という点に見つけ出していこうと目標を新たにしました。レシピを探したり、聞いたり、受け継いだり、そういうことも大事だけど、そこに自分の個性を出して新しいものを作り上げていこうと。自分の個性の出し方としては、韓国で食べ歩いたお店や旅をして食べたもの、そういった経験から。
ドンちゃんと色んな物を食べて、そこをヒントに毎日の食卓でも、もっと美味しいものをドンちゃんに作ってあげれるように。
決意新たに結婚三年目突入!
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