My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2014/08/30

スパイス




ヨスに帰ってからも日々を楽しく過ごせるように、料理に使える調味料なんかを日本で買い込んできました。

メープルシロップやナンプラーは韓国でも買えるけど、日本の方が断然安い。どちらもドレッシング用に買いました。オーブンで地中海サラダを作る時、オリーブオイルに混ぜるメープルシロップがなくていつもハチミツを加えていたのです。ナンプラーはパパイヤともやしとパクチーのサラダで食べたいんだけど、パパイヤが果たしてヨスで手に入るのかが謎。

パプリカパウダーも韓国ではなかなか見ないので購入しました。瓶詰のサルサソースも然り。

で、写真のスパイスたち。カレーをスパイスから作ってみたい!と日頃から熱望していたので、買ってきました。が、酔っぱらっていたためなのか、なぜか三種類しか買えてなかった…。ガーン。調べてみたら、三種類からでもなんとか作れるみたいなので、気を取り直して、まずはこれでチャレンジしてみます。


話は変わるのですが、陶芸の先生たちにほうじ茶を贈ったらこれが大好評。元々、茶器とお茶を愛する人たちということもあったけれども、こちらの予想以上に喜んでくれました。香ばしくてすごく美味しいと、茶葉を一度も捨てず、お湯を何回も沸かして飲んでました。

日本に行く時も「美味しいもの買ってきますね」とあいさつしたら、「そうゆうものはいいから、shiinaのお母さんの手料理を包んで持ってきてくれ」と言われました。

今日も、「ヨスはそろそろコノシロの季節だから、食べに行かなきゃね」が主な話題。


私のヨス生活を支えてくれているヨスの人たち、素朴で優しいなと思います。




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2014/08/29

今年もまたやってくる





7分丈のブラウスでも肌寒く感じるヨスです。おかげで、朝のコーヒーも美味しく感じました。しかし洗濯物が乾きません。せっかく日本から持ってきた洗剤を使っているので、カラりと乾いてくれたら嬉しいんだけど…。

さて、ヨスに帰ってきたら、すでに「秋夕」ムードでびっくり。スーパーでも秋夕用のプレゼントが並んでいるし、水産市場ではすでに海苔や煮干しなどが配送され始めていました。一番上の写真も秋夕のプレゼント用のお肉のチラシ。いつも行くスーパーでもらいました。皆、プレゼントを買って、故郷に帰って行くのです。ヨスの場合、迎える側の方が多いんだろうな。

今年の秋夕は7日が日曜日なので水曜日が代替公休日になり5連休になります。ドン家はドンパパ一族の光州かドンママ一族のソウルか、で色々と揉めたらしいのですが、今回の秋夕はドンママ一族と過ごすことになりそうです。なのでソウル行き決定。

ちなみにドンちゃんの会社がソウルに帰る社員のために大型バスを貸し切ってくれるので、去年と同様に今年も無料でソウルに帰れます。(秋夕って韓国社会にとってオオゴトなんだなと感じる)

今年のお土産はヨスの煮干し。お料理好き、出汁命、「私の人生は出汁を取って生きてきた」と公言するドンママにピッタリだと思って。週末にドンちゃんと水産市場に買いに行く計画です。ドン姉は義理母と和解したらしいので今年は旦那さんの実家で過ごすみたいです。(去年の秋夕参照→


ドンママとドンパパに早く会いたいな。



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2014/08/27

ただいま



ヨスは涼しいのですが、なんだか天気がドロリとしています。薄暗くて、夏ではないけど秋でもない、中途半端な感じです。

「私の帰る場所はヨス!」とかっこつけてたくせに、いざ帰る当日になると、自然に涙が出てきました。いい年してグシグシ泣いちゃったよ。

今回は家族と一緒にいる時間が長かったので、両親の子供に対する見返りを求めない大きな愛をすごく感じました。親って本当にすごいなと思う。こんな風に大切に大事に自分を思ってくれる人間って親(とドンちゃん)を除けば、この地球上にいないし、これから先の人生でも出会うことはないんだろうと思う。

だから、離れる時はいつでも心が痛い。でも次は私が自分の家族を作っていく番なので、親にしてもらったことをいつかは自分の子供にしてあげられるように、今回の痛みもしっかりと受け止めて、まずはドンちゃんと二人で家族としての絆をもっと深めていこうと思う。


と、言い聞かせてヨスでの毎日をスタートさせました。


明日はようやくアトリエに復帰。早く土を触りたい。轆轤で急須を挽きたい。美味しいほうじ茶とヨックモックのクッキーを手土産にいってきます。



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2014/08/25

夏も終わり




ドンちゃんが韓国に帰国。

短い滞在だったけど、二人で御嶽渓谷に行ったり、お友達カップルとダブルデートをしたり、母と三人で東芝科学博物館に行ったり。母校である東工大のキャンパスをドンちゃんに案内するという父の念願も叶ったし、家族みんなでドンちゃんを囲んで美味しいものをたくさん食べれました。

ドンちゃんが帰ってしまって、すごく寂しくなってしまった。やはり私のいるべきところは私を待っていてくれるドンちゃんのいるところ。早くヨスに戻らなければ。ということで、明日ヨスへ。

でもちょっと心配でもある。轆轤を約2週間ひいていないので、すごくこわい。ピラティスも久しぶりだから絶対にくたばると思う。スーパーに行けば日本と比べて落胆しそうだし。いつもより長くいた分、ヨスに適応できるかな、いやできるんだけど、日にちがかかりそう。

ま、でも、なんとかなる。ドンちゃんと一緒に毎日を重ねていく楽しさが勝るはずだもの。ずっとそうだったし、これからもそう。


今回の滞在はとても楽しかった。いつもながら家族と友人たちに感謝。本当にありがとう。みんながいるから日本が好きです。




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2014/08/20

開く、開かない


ドンちゃんを迎えに行く前に、昨日図書館で集めた参考文献のデータをエクセルに打ち込み、フリーでやっている翻訳のお仕事を片付けたくて、朝5時半に起きたのですが…暑いですね。洗濯物の乾きが早いわけだ。(昨日は7時に干したら8時には乾いた)

冷えた麦茶に助けられながら、なんとかすべてをこなしたので、朝ごはんタイムにしようかな。昨日は朝から卵掛けご飯の美味しさに悶絶しました。生協の卵が届いた次の日に食べれるご馳走。今日は何を食べようかな。


(↑地元の駅、南武線がローカルだって気づいたのは大学に入学してから)

今回の帰省が従来の帰省と違う点は、友達たちと会う機会が断然にあること。

会うたびに感じることは、友達たちに自分がこんなにも心を開いているということ。逆に言えば、ヨスの人たちにいかに心を開いてないかということ。それをすごく思う。いつもの自分は何だかんだで構えているんだなと、ヨスを離れてみて、日本の気心知れた友人たちと交流してみて、わかりました。


(↑アイスコーヒーにミルクが付くのが新鮮だったりする)

自分の生活がある町の人たちに対して、心を開いていないのは自分にとっては大問題。まあ、私より歳が上の人が多いということもあるし、やはり学生時代を過ごした友達とは比べ物にならないけれど…でも、結局心を開いていないのは事実で、開くか開かないかは、相手次第ではなくて自分次第だから。この事実は心にひっかかる。心にひっかかることはほっとくことができない。真剣に向き合うべき。

ヨスに帰ったらこの課題に取り組もう。


おまけ



ビオレママメーカーで作ってみた、我が夫婦。自分で作っていうのもなんだけど、ドンちゃんが似すぎな件(爆)彼のキャラクター感は異常だわ。


さて、朝ごはん食べて準備して羽田に向かいます。ドン様の出待ち!



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2014/08/19

ドン様来日





明日、日本に帰省して一週間。

明日、とうとう我が家、我が一族の韓流スターであるドン様が来日します。休みを取れるか取れないか?という状況の元、超激務に激務を重ねての来日です。

どれだけ激務だったかというと、8月に入ってから無休で働いています。土日も残業。それはすべて日本に行くため。すごく行きたいから我慢できるらしい。てか、どんだけ日本に来たいの(爆)

そもそもなぜそんなに激務なのかといえば、人手不足。韓国は景気が悪化しているのですが、それが何に反映してくるかといえば、新卒で採用する人数。

彼の会社はかなり大きく、毎年の採用人数もヨスに配属にされる理系職だけで20人は超えます。が、しかし。一昨年、昨年、今年はたったの一人。ソウル大の学生一人しか採らなかったらしい。そりゃあ、人手不足になるわけです。そして就職前線が激化するわけだ。(ただでさえ、大手志向が強い韓国なのに…理系がこれだと文系はもっと大変なんだなと想像できて怖い)

土日手当がかなり手厚いのが唯一の救い。でも、確かに、一人の新卒を採るよりは残業手当や土日手当を充実させる方が会社にとっては安いもんね。

そんなこんなな状況で、昨日は会社に泊まり込んだドンちゃんですが、来日日が近づくにつれてむしろワクワクでつやつや、元気になっています。すごい好きなんだね、日本。


が、日本の猛暑は初めてなので、溶けないかな。うちのドン、ただでさえ、溶けそうな顔をしているです。

写真、内容と関係ないのですが、こっちにきてすごく気に入って使っている石鹸。グレープフルーツの香りがたまらなくて、これで顔と体を洗うと幸せになります。MARKS & WEBはやっぱり好き。



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2014/08/18

普通の毎日



日本の夏が、朝から晩まで、楽しい。

いや、「日本の夏」というより、「日本で過ごす普通の毎日」といった方が正しい。


例えば…




国会図書館の5階の食堂でAセットを食べたり、



同じく国会図書館の新館のカフェで、水出しアイスコーヒーを飲んで休憩したり、




近所の農家さんが売っている野菜で晩御飯を作ったり。


朝起きて、みんながお仕事に行くのを見送ること、ファミリーマートでアイスコーヒーを買うこと、家で読書すること、友達に会うこと、図書館行くこと、バブのお風呂に浸かったり、食後に両親とビール飲んだり、弟にピラティスを教えてあげたり。

そうゆうことが、すごく楽しい。

私にとって日本や日本の家族や友達は心の拠りどころ。母国の家族や友達を愛してこそ、他国を愛せると思うから、この気持ちは大事にしておきたい。





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2014/08/15

8月の帰省



毎日暑いですね。




練習していた急須は素焼きし、釉薬をかけて、再び窯へ。



私も暑さの中へ。日本に帰省しました。お盆の期間だからなのか、夜の羽田も到着客でいっぱい。



地元のスーパーでは興奮しながらお買い物。野菜やお肉、お魚の種類が韓国のスーパーとは比べ物にならないぐらい多い。モロッコいんげん、水菜、ピーマン、山芋、アスパラガス、めかぶにアサリ…どれも信じられないぐらい安い。毎日の夕食を日本のスーパーで調達できるならばどんなに幸せだろうか。滞在中は家族のためにご飯を作ろうと思います。

4年ぶりの東京の8月。やっぱり暑いですね、湿度が全然違う。
国会図書館に通う毎日ですが、家族孝行をたくさんして、普段会えない友人たちにも会って、楽しく過ごそうと思います。




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2014/08/12

それでも、夏。




ドンちゃんが豚肉食べたい~と言っていたので、昨日は豚肉料理。テジカルビチムをタン料理っぽく仕上げました。

カルビ肉は高かったので、豚の骨付き背肉(主にカムジャタンに使う)を買ってきて、お水に2時間浸けておきます。そして、沸騰した鍋にローリエとにんにくとネギを入れてお肉を下茹で。三分ぐらいかな。そこからヤンニョンに漬け込みます。

今回のヤンニョン作りでは写真の青りんごを使いました。いつも梨と玉ねぎだけど、今回は青りんごをすりました。カルビチムのヤンニョンは豚肉の場合はコチュジャンベースになりますが、ドンちゃんが辛いのが好きじゃないので今回は牛肉用で。ヤンジョカンジャンという香り高いお醤油が6だとしたら砂糖、オリゴ糖、ごま油は1、そしてニンニクとショウガもたっぷりとすって入れました。青りんごは半分使ったかな。残りは冷凍です。

このヤンニョンにお肉を浸けて置いて、お水を加えて野菜と一緒にじっくりと煮込むだけ。りんごのおかげでお肉が柔らかくなって美味しかったです。まだ梨が高いので、今の時期は積極的にりんごを使っていこうと思いました!


相変わらず風が涼しくて、朝起きるたびに夏はどこ行ったと思ってしまうのですが、日差しはやはり夏。そして今日は道端で夏らしい光景を見かけました…


おひさまのひかりをたっぷり浴びている唐辛子。カラカラに乾燥させた後は市場に行って挽いてもらって、粉にして調味料として使うそう。ドンママも光州の田舎で天日干しにしてソウルの市場で挽いてもらったのを使っています。

私は唐辛子を挽いてもらったことはないけれど、この前、もち米をお店に持ち込んで挽いてもらいました。もち米の粉、和え物で使うとクリーミーで美味しいのです。韓国料理でも良く使います。




隣では豆も干されてました。これは緑豆です。乾燥させるのは保存するため。使うときは水に戻して、白米と一緒に炊いたり、お粥にするみたいです。

夕方になるとおじいさんとおばあさんが二人でのんびり唐辛子や緑豆を回収してて、のどかでいいな~と思いました。いつかここを離れるとき、こうゆう景色がヨスと結びついて思い出になっていくのかな。だとすれば、ここで暮らす人々の暮らしともっと真剣に向き合っていきたい。



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2014/08/11

愛される男



肌で感じるのは真夏とは思えないぐらいの爽やかな気候、もう秋なのかなと思わず疑ってしまう。けれどもセミの鳴き声を聞き、太陽の光いっぱいのまぶしい空を見て、いやいやまだまだ夏だ、と踏みとどまる。

週末の青空は素晴らしかった。青い空に浮かぶ雲が大きくて、流れるスピードがバラバラで、まるで「耳を澄ませばの世界」にいるようだった。うっとりと空を見上げる私の目線の先には、バロンの手を取って空を飛ぶ私がいたと思う。

週末の夜空も素晴らしかった。ドンちゃんと深夜1時、社宅内の公園でブランコをこぎながら、スーパームーンを鑑賞しました。月光を浴びていればいつか自分が月になる、というアラスカのインディアンの詩を思い出しながら。

ただ、とてもロマンチックな時間だったのに、ドンちゃんの「便意が…」の一言でぶち壊しに(爆)ガマンさせるのも悪いので、急いで自宅に戻りました。


さて、そんな健康な(爆)ドンちゃんに関する話なのですが…



じゃじゃーん!!!ドンちゃん宛てに日本からプレゼントが届きました。高級カレーレトルトの詰め合わせです。プラス、ドンちゃんの二番目の親友であるジャガビーも!(一番目はじゃがポックル)

送り主は私の父。実は私、今週から1週間以上家を空けるのですが、それを知った父が「ドンちゃんが家に一人でいるのがかわいそうだから」と、仕事の合間に高島屋の地下一階を偵察し、カレー好きなドンちゃんのために色々と購入してくれました。

父はドンちゃんのことが可愛くて可愛くてたまらないのです。なので、何かあれば真っ先にドンちゃんの心配をします。そして自由奔放な私に振り回されるドンちゃんにかなり同情しているみたいです。

母もドンちゃんのことが大好きで、再会したら私をほったらかしてドンちゃんに抱きつくぐらい(爆)そんな光景を見ながらいつも「孫か!」とつっこんでます。

ドンちゃんを溺愛している両親の中で私はドンちゃんを振り回すワガママ娘、というより、権力を持っている支配者。権力を駆使し独裁政治を愛しすべてを支配する悪(私)とそれに逆らうことができない弱い立場の庶民(ドンちゃん)、そんな風に見えるみたい(爆)

私もドン家には大切にしてもらっているけれど、それ以上に私の家族から愛されているドンちゃん。羨ましい気持ちもあるけれど、何より安心しています。

ちなみに、ドンちゃんの両親の中で私はどんちゃんの求婚を受け入れるために日本で何もかも捨てて来てくれた献身的で優しい子、らしい(爆)

両家で私への印象がかなり異なるのがおもしろい。てか違いすぎるだろ!


さて、本当の私は・・・・?




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2014/08/08

正直はいいこと




気付けば金曜日。一週間が過ぎていくスピードが嘘みたいに早い。先週末が昨日のようで、でも目の前には今週末がいて、その間に立つことの心細さといったら。何も言わずに去ってしまった平日に焦燥すら感じます。

写真は煮干しの小さいの(ちりめんじゃこ?)、韓国語では지리멸치、を使って作った韓国料理ののおかずの一つ。ミョルチポックン。

今回は、先に煮干しを炒ってから、それとは別にフライパンに黒糖とオリゴ糖、そして刻んだニンニクを入れて火にかけ、黒糖が溶けたところに煮干しを入れて混ぜ合わせ作りました。ポイントはやはり、ニンニク。これがあるとないとでは全然美味しさが違います。




ちなみにこのミョルチポックンにパンプキンシードオイルをたらりとかけても美味しいよ。このオイルとワインビネガーで作ったドレシングもすごく好き。オイル自体が香ばしいので食べるとハムスターになった気分になる。


今日はアトリエで삐치다という単語をたくさん聞きました。日本語訳は拗ねる。

最近アトリエで陶芸家を目指して勉強しているお姉さん(私の二つ上)は先生に対しても、尊敬語を使いながらずばずばと、ものを言う。技術のことで怒られたら、ぶすっとする。そんな時、先生はお姉さんに向かって「어?삐쳤어?」と言うのです。

このお姉さんが例外ではなく、韓国では上の世代に対しても礼儀を重んじつつ割とはっきりと意見を言う人が多い気がします。特に師弟関係では議論に余地を持たせてくれます。私もこっちに来てから、例え先生に対しても物おじせずに反対なら反対と言えるようになりました。(さすがにぶすっと拗ねたりはしないけど)そんな私に対して、先生たちは「正直でいい」と褒めてくれます。

思えば、中国同様に歴史的に韓国は公論を体現した政治文化。江戸時代、手続きの専制と言われるボトムアップな政治文化の日本とは反対で、はっきりとした主張をし論敵の主張をきっぱりと否定しながら進める議論が本体の政治だった韓国(朝鮮)。

その政治文化が当時市民まで浸透していたのかどうかまではわからないし、議論できることと正直であるということはまた別の問題だけれども、周りの韓国人を見ていると、はっきりと主張をする政治のその面影をちらりと感じることができます。

「拗ねた?」との先生の問いに対して、「拗ねるのとは違うでしょう、先生」とまた反発するお姉さん。
私はそんなお姉さんがすごく好き。



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