『お義母さんの料理メモ、その1』から随分と
経ってしまいましたが、
続きをポスティングしようと思います。
秋夕の時にドンママと一緒に、念願だった
ビンテットクを作りました。
もちろんレシピと注意点を聞きいながら。
上の写真の山盛りナムルの左にある
サクサクフワッフワのチヂミみたいなのが
ビンテットク。
ドンママのビンテットクは天下一品。
ドンママが作る料理はすべて美味しいけれど、
その中でもこれは別格なんです。
広蔵一番のビンテットクよりも、
ずっとずっと、美味しい。
まず、生地作り。
ビンテットクの生地は緑豆で作ります。
緑豆をまず水に一晩つけて、
殻(皮?)を取ります。
水に一晩つけると殻は簡単に剥がれます。
ただ、分離した殻を掬い取るのが面倒。
一晩水につけて殻をとった緑豆と
同じように一晩水に浸けたもち米を
ミキサーに一緒に入れて撹拌。
緑豆ともち米の比率は9対1です。
ここでのポイントは水は最小限に入れること。
ミキサーで撹拌するときに必要だったら、
ほんの極量を入れるだけ。
生地のもったり感と緑豆の味を生かすため。
撹拌して生地が完成。
お水をほぼ入れていないので、水っぽくなく、
モッタリとした感じの生地です。
ちなみにタッパーには殻を剥いた緑豆と水に浸けたもち米が。
私たちにたくさん作ってあげようと、準備してくれていたのです。
ドンママの優しさは底なしです。
さて、生地ができたら、その具。
ドンママの場合は
まず、茹でた豚肉。これは細かく切って。
次に、水で洗っておいたキムチ。
そして、茹でた山菜。
これらを生地に入れて混ぜるだけ。
重要なポイントは、入れる具の水気を切ること。
あとは焼くだけです。
油を厚めにひいて、弱火でじっくり焼いていきます。
厚めの油はサクサク感のため、
じっくり焼くことで、焦げずにフワフワに仕上がります。
こんな感じに、キツネ色になったらひっくり返して、
両面をじっくりと焼いて出来上がり。
タレはドンママ手作りのお醤油とお酢を混ぜたもの。
さっぱりとしていて、ビンテットクにぴったりです。
ドンパパも大好物のビンテットク。
パパはナムルをサンチュで包んで食べていました。
パパはママのことを深く愛していて、
それをしっかりと行動と言葉で表すので、見ていてほっこり。
ドンママはサッパリしているけど笑
この日も「貴女の料理は韓国で一番です」
とドンママの料理をべた褒めしていました。
楽しい食卓だったなぁ。
思い出したら、ドンパパとドンママに会いたくなっちゃった。
今月、ソウルに遊びに行く予定なので、
ドンちゃんの実家にも寄って、ドンママドンパパに会わなくては。
一緒に料理をして色々と習わなくちゃ。
レシピ待ってました〜!ありがとう❤︎
返信削除意識的にそういうレシピを紹介してくれてるのかもしれないけど、韓国料理って素材を煮出したり潰したり、日本だと想像しない加工が入ってきて面白いねぇ。
まさか生もち米粉砕するとおもわなくて!!
まずは緑豆ともち米getします(^_^)
ちなみにキムチと豚肉と山菜以外ならどんな具材がオススメ??
nanaちゃん、わざわざコメントありがとう~!!韓国料理の調理方法や加工方法おもしろいよねえ!日本に比べてガサツっぽかったりもするんだけど、実はものすごく手を込む過程もあったりして、それが日本と違うもんだから毎回違いにびっくりするよ!違いはおもしろいよね。食文化って、その奥に代々続いてきた生活があるから特に!そして料理や食文化に関心が高い友人とこうやって共有できて嬉しい!
削除ちなみに、ドンママいわく、もち米ではなくても普通のお米でも大丈夫だって!同じように一晩水に漬けなくてはいけないみたいだけど。具はね、スライスした唐辛子、玉ねぎ、もやし、ネギも定番で、春菊やヨモギをいれても美味しいよ^^生地がまろやかで香ばしいから、香りが引き立つの!ドンママいわく、冷蔵庫のなかにあるもの何でも入れちゃっていいらしい(笑)是非試してみてね~!
さっそくありがとー!
返信削除外国の家庭料理レシピってなかなか生の情報が掴みにくいので、かなり面白く読ませてもらってます❤︎
これ、わたしのレシピリストに追加します〜絶対美味しいもん!!はやく緑豆かわなきゃ!緑豆どこに売ってるんだろ〜(´・_・`)
こっちに来るまで私は緑豆というものが存在すること自体知らなかったよー><日本で見たことないよね。。でもななちゃんのリサーチ能力を持ってなら、速攻で探し出せる気もする。。ふふ。
返信削除生の情報って言ってもらえて嬉しいー!探究心と自己満足のために書いているだけだから、そうゆう風に言ってもらえると書いててよかったなって思える><もっと色んな情報を共有できるように努めるよ!ありがとうねえ( ´ ▽ ` )