昨日は夕方から冷え込んだので温かい料理を、と思って作った사골배춧국(サゴルペチュグッ)がすごく美味しかった。
사골배춧국とは直訳すると、四骨と白菜のスープ。牛の骨(四骨)でとったスープ(日本語で言うとテールスープ)に味噌を溶かして、具は白菜と牛肉というものです。
テールスープはドンママが煮込んで送ってくれたものがなくなってしまったので、近所の牛肉専門店で買ってきました。4リットルで1500円ぐらい。でも二人暮らしでは多すぎるので2リットルを半額にしてもらいました。買ったらすぐに分けて冷凍します。
で、作り方が韓国らしくて面白い。沸騰したテールスープに白菜と牛肉を入れて味噌を溶かして作るのかと思いきや、やっぱりそこは韓国、ちょっと違う。
簡単に茹でて水を切った白菜に韓国の味噌と刻んだニンニクを混ぜます。まさに韓国のヤンニョンスタイル!味噌とニンニクがヤンニョンとして扱われています。白菜にヤンニョンを良く擦り込んで・・・
白いテールスープに投入します。唐辛子の粉も少々、本当はヤンニョンする段階で入れるのがいいんだけど忘れてしまってた(汗)沸騰したらを牛肉も投入し、灰汁を取って少し煮込んで完成です。
簡単で美味しいしだけではなく、作り方が韓国らしくすごく面白くて満足です。料理って本当に奥が深い。他の国の料理を学ぶとき、食材や調味料の違いに注目するだけではなく、作り方とその手順にも注目するとすごーくおもしろいということ、その国を理解するヒントにもなるということを感じます。(ここでいうと、韓国の薬念と医食同源の意識)こうゆうこと、学術的に理解してみたい。異文化理解は私にとって切りたくても切れない人生のテーマなので、食を通してもっと発見を重ねていきたいな。
韓国の味噌って牛の骨のスープに良く合うんですよ。テールスープであるコムタンやサゴルグッは韓国のスーパーでも一食分としてパックで売られているので、韓国の味噌であるテンジャンと一緒に是非チャレンジしてみてください。
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