My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2019/06/20

第一次反抗期



外は日差しが強く、少しづつ確実に暑くなっていることを実感できる6月。家を吹き抜ける風が気持ち良い季節でもある。息子のお昼寝中に窓を開けっ放しにして静かに本を読んでいると、あまりの気持ちよさにウトウトしてしまうけれど。



最近読んでいる本は、韓国フェミニズム文学を追うためにパク・ワンソの作品、今も尚自己批判を続けるその姿に感銘を受け久しぶりにクッツェー、チリの詩人パブロ・ネルーダの幼少期を描く児童文学、などなど。少し前は第一次反抗期に関する理論書、児童心理学からアプローチした本も幾つか読んだ。

先月1歳半になり、明日で1歳7ヶ月になる息子。本格的な第一次反抗期に入った模様。一方で世界を捉える力がついてきて、自分の活動をこころゆくまで追求し、自分ができること/できないことを確認し、自分が本当にしたいこと、心の奥底で何を望んでいるのかを知っていく、そんな姿を毎日、毎時間、毎分見れるようになった。世界を試し、知っていくそんな息子の姿が私はすごくすごく好き。

理論武装し、対処法なども頭に叩き込んで臨んだイヤイヤ期。本の通りにいかないことももちろんあったりするが、なるべく息子にゆったりとした時間と、自由に活動できる空間を与えて、自由に様々な体験をさせたいな、と思う。その体験に意味を見いだし統合する過程で自我が形成されるのだから。

同時に私もなるべくゆったりとした気持ちで毎日を過ごすことがものすごく大事。いや、一番大事かも。そのためには、息子のねんね中にのんびりと本を読むことが必要だなと感じる。本を読んで豊かな気持ちになることは自分のためでもあり、家族のためでもあるのだ。



↑おまけ
息子の本棚もだんだん充実してきた!

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