今週は大寒でしたが、予想に反し寒さが緩んだヨスでした。金曜日の今日も比較的過ごしやすく、日中は手袋を使わなくても平気でした。来週末にドンちゃんの友人たちをヨスの我が家に招くことが決まり、天候は安定している一方で私の心はザワザワ。韓国人の男性たちに何でもてなそうか、と夜な夜な悩んでいます。
寒さは緩んでいますが、まだまだ冬。しかし、スーパーでは春野菜や春ナムルが並び始めています。写真は、봄동(プムドン)、春白菜です。
ぱっと見、お花みたいなキャベツ?と思い、お店のおばさんに尋ねたところ、「春の白菜よ」とのこと。「でも今は冬だよ?」と聞くと「昔は春ごろに出回っていたけど、今は世界が良くなり、冬でも食べれるのよ」と言ってました。韓国では「技術が発展する」ことをよく「世界が良くなる」と表現します。つまり、栽培技術が向上して、1月でも春白菜を食べることができるみたいです。
春白菜の食べ方といえば、生で겉절이にして食べること!コッジョリとは浅漬けです。作り方はシンプル。春白菜を洗って、塩を振って10分程度そのままにして、水分をよく切り、ヤンニョンと混ぜるだけ。
で、ヤンニョンなんですが、なんと新たな発見をしたんです。コッジョリについて、プロの料理家のサイトで調べていたら、ヤンニョンに「ナンプラー」を使うと美味しいとのこと。(ちなみに韓国ではナンプラーはフィッシュソースと言われています)
韓国料理の伝統の中でも、大事な核の部分であるヤンニョンに外国のソースを使うなんて!おもしろい!試さないわけにはいかない!と思い、試したところ、とってもとっても美味しかった!何より、韓国で馴染んでいる味に近かったです。
というのも、キムチを漬けるときはチョッカルという魚やエビの塩辛を必ず使います。また、ナムルを作る時も、家庭によってはミョルチエキジョという魚醤油に近いもので、味付けすることも。なので、実はナンプラーの味って韓国では馴染みがあるものだったのです。
ヤンニョンのレシピは、唐辛子の粉、ナンプラー、砂糖、オリゴ糖、ごま油、ニンニクのみじん切り、です。 分量は唐辛子の粉とナンプラーが3だとすると、その他は1ぐらい。
ずいぶんアップで撮ってしまいましたが、出来上がりです。唐辛子の粉とナンプラーの組み合わせが病みつきになります。ごま油もいい仕事しています。美味しいです。ただ、塩を振って水分を出す必要はない気もします。塩を振らないほうが、みずみずしい食感を楽しめると思うので。
ちなみに、唐辛子の粉はいいものを使うのが美味しさの秘訣だと思います。私もここぞというときは(アクセントではなく味の主役が唐辛子の粉のとき)ドンママから貰ったのを使っています。
ドンママいわく、スーパーで売られているのはまずくて使えない。知り合いの農家の唐辛子を買って、お店で粉にしてもらうのが一番、だそうです。
このヤンニョンで次回は違う浅漬けを作ってみます。
ベトナム料理が恋しい
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